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映画ジョーカーの解説!ラストシーンの意味は?

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映画ジョーカーが劇場公開され、賛否両論が巻き起こっています。それもそのはずストーリーの解釈は観客に委ねられ、様々な可能性を残しているからです。そこでこの記事では、映画ジョーカーのラストシーンを始め、物語の中でどんなことが起きていたのかを考察していきます。

映画ジョーカーのラストシーン

映画ジョーカーは、主人公のアーサー・フレックが人気コメディアン、マレー・フランクリンのトーク番組に出演中、マレー・フランクリンを銃殺し、精神病院に入れられた、ところで幕を閉じます。

>>映画ジョーカーのあらすじをラストまで徹底解説

アーサー・フレックが起こした事件が発端となりゴッサムシティの街ではピエロのマスクをかぶった人々による暴動が起きました。そしてアーサー・フレックは暴動のシンボルとして崇められるようになったのです。

また、ピエロのマスクをかぶった暴動参加者によって富裕層のシンボルでもある政治家のトーマス・ウェインと妻も息子ブルースの前で殺害されてしまいます。

つまりラストシーンの出来事はジョーカーの誕生を描いていたと同時に後のバットマンを誕生のきっかけとなる出来事を描いていたともいえそうです。

映画ジョーカーで起きたことは本当か

しかしながら以上の出来事が実際に起きたかどうかについてははっきりしません。というのも最後にスクリーンに映った精神病院にアーサー・フレックは最初からずっといた可能性が残されているからです。

物語の冒頭でアーサー・フレックは精神科医によるカウンセリングの最中にかつて精神病院にいたことがあるけど覚えているか、と聞かれる下りがありました。

そのときに一瞬だけ映った精神病院とラストシーンで映った精神病院は共に白い壁に囲まれていたことからも同じ病院である可能性があるのです。

映画ジョーカーは最初から最後までアーサー・フレックの視点で進みます。つまり彼自信がこの映画の主人公であり、ナレーターでもあるのです。

しかしアーサー・フレックが彼目線で語るストーリーは全て本当かというとそうではありませんでした。

マレー・フランクリンのトーク番組をスタジオの観客として見に行った下りは、全てアーサー・フレックの想像でした。

それだけではありません。隣人の女性との恋愛エピソードも全て彼の作り上げたファンタジーだったのです。

しかしながらいずれの空想シーンもこの映画においてはほかのシーンと同じようにまるで本当に起きているかのように描かれていました。

つまり、アーサー・フレックがジョーカーとなり、ゴッサムシティの悪のヒーローとなった、という一連の出来事が必ずしも実際に起きたとはいえないのです。全ては彼が精神病院の中で空想していたことなのかもしれないからです。

アーサー・フレックは精神病院の中でカウンセラーと話をしていましたが、その話の内容こそが物語で描かれていたこと、だとも考えられそうですね。

アーサー・フレックの父親は誰なのか

アーサー・フレックは体の弱い母親と二人暮らしをしていて、彼には父親がいません。そのため父親にまつわるエピソードが何度か出てきましたね。

一つは人気コメディアン、マレー・フランクリンの番組をスタジオで見たときで、アーサー・フレックはマレー・フランクリンに気に入られ、君のような息子がいたら幸せだったな、とまで言われ、二人はハグをします。

あのシーンは全て空想でしたが、どれだけアーサー・フレックが父親の存在を必要としているかが分かります。

また父親が普通の人ではなく、誰か有名な人間、あるいはある程度地位のある人間であって欲しいとの願いも込められていると考えられそうです。

もう一つの重要なシーンは政治家のトーマス・ウェインがアーサー・フレックの父親なのではないか、という疑いが浮上する下りです。

かつてトーマス・ウェインの下で働いていた母親が、彼に送り続けていた手紙の中には、アーサー・フレックはトーマス・ウェインの息子だと書かれていました。その事実を口外しないために書類にサインまでさせられたそうです。

本人に本当かどうか確かめに行くと、アーサー・フレックはトーマス・ウェインから全否定されて、殴られてしまいます。

しかし本当ではないなら、なぜトーマス・ウェインはそもそもアーサー・フレックの母親のことを知っていたのでしょうか。

もしアーサー・フレックの母親が彼の下で働いていたことが事実であるなら、そのときに何かあったとしてもおかしくはないでしょう。

奇しくもトーマス・ウェインは政治活動中、テレビのインタビューで労働者はみんな自分の家族だ、と発言しています。あの言葉は、アーサー・フレックも自分の息子だと暗示しているようにも解釈できそうですね。

もしそうだとすると、ジョーカーであるアーサー・フレックは、バットマンであるブルース・ウェインの異母兄弟ということになります。

それはそれでバットマンシリーズに新たな解釈が加わり、面白くなりそうですね。

映画ジョーカーは現実と空想のミックス

あるいは、アーサー・フレックが語っていたストーリーは現実と空想のミックスだったともいえそうです。

彼は初めこそ精神病のための薬を飲んでいましたが、途中から市が予算をカットしたためにカウンセリングを受けられなくなり、薬をもらえなくなりました。

つまりそれ以降は彼は正気ではなかったことが考えられ、現実と空想の違いすらもはや区別がつかなかったのではないでしょうか。

果たして本当にアーサー・フレックのような精神に病を抱えた男が、人気テレビ番組に招待されるでしょうか。それもいきなりメインのゲスト扱いになるでしょうか?

コメディアンとして成功し、マレー・フランクリンの番組に出ることはアーサー・フレックの以前からの空想でもあったことから考えても、実際にアーサー・フレックがあの番組に出演したかどうかは疑いが残ります。

となると、番組内で起きたこと。そしてその後に彼が悪のヒーローのように人々から扱われたことも果たして現実だったのでしょうか。

製作側は一つの答えを提示していないので、その答えは、それぞれの視聴者が決めればいいと思います。

以上、映画ジョーカーの考察でした。

>>映画ジョーカーのあらすじをラストまで徹底解説

>>【ネタバレ】映画ジョーカーのトリビアまとめ


スターウォーズのジャナの正体はランドの娘?それとも、、

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スターウォーズエピソード9/スカイウォーカーの夜明けには新キャラクターが何人か登場しますが中でもレジスタンスのメンバーとして戦うことになる
重要なキャラがジャナです。

一体彼女の正体は誰なのかそこでこの記事ではジャナのバックグランドと彼女に起こりうる出来事について解説していきます。

1、ジャナはフィンの兄弟なのか

ファンの間で話題になっているセオリーはジャナはフィンの兄弟だというものです。

これまで画像や映像でジャナが登場した際にはほとんどの場合彼女はフィンと一緒に映っています。

そのことからもジャナがフィンと親しい関係にあることが考えられそうです。

また予告動画でジャナとフィンがスペースシップに乗り込み二人でどこかへと向かっているシーンはファーストオーダーのプライド将軍のスターデストロイヤーを追撃するためのミッションではないかと言われています。

それもただのミッションではなく最初から自分の命を犠牲にする覚悟で臨む特攻作戦です。

ジャナはかつてフィンと同じくファーストオーダーのストームトルーパーだった過去があるため、ファーストオーダーに洗脳された恨みを晴らすために戦うのではないかと考えられているからです

ジャナとフィンには実は不思議な共通点がありますジャナを演じるナオミ・アッキーとフィンを演じるジョン・ボイエガは共にイギリス出身で二人とも1992年生まれなのです。

ジョンボイ・エガと同じ年に生まれたナオミ・アッキーが起用されたことを考えると二人はただの兄弟ではなく双子の兄妹なのでしょうか?

ジャナはランドカルリジアンの娘なのか

ジャナのキャラクターが初めて一般に公開されたとき真っ先にファンの間では彼女はランド・カルリジアンの娘ではないかといった噂が流れました。

それもそのはずエピソード9ではランド・カルリジアンが久々にスターウォーズシリーズに復帰することになり、二人とも数少ない黒人キャラクターだからです。

スターウォーズではこれまでランド・カルリジアンに娘がいたといったエピソードはありませんでしたがかつてギャンブラーまたは詐欺師として派手な暮らしをしていたことを考えると銀河系のどこかに子供がいたとしても決しておかしくはないでしょう。

ちなみにジャナを演じる女優のナオミアッキーはあるインタビューでジャナはランド・カルリジアンの娘なのかと聞かれた際に「ランドはとてもチャーミングな男性なので銀河系のそこら中に子供がいてもおかしくない」と答えています。

果たしてジャナはランド・カルリジアンの娘なのでしょうか。結論からいうと、ジャナはランド・カルリジアンの娘でまず間違いないでしょう。

というのも、ランド・カルリジアンはかつて惑星パサーナでルーク・スカイウォーカーと共にパルパティーンのいる未知領域の場所を探していましたことがありました。

そのとき惑星パサーナで子供を授かったもののファーストオーダーに誘拐されてしまったのです。その子どもがほかでもないジャナなのです。

ジャナはフィンと同じように子供の時に強制的にストームトルーパーとして育てられましたが、自力で脱出し、その後は一人で生き延びていたのです。

しかしながら本作ではジャナとランド・カルリジアンが血縁関係にあることについてのシーンは残念ながらカットされており、ラストに二人が軽く言葉を交わすだけで、二人の関係性が暗示される終わり方になっていました。

製作側はあえて答えを出さずに謎を残しておく選択肢を選んだのです。

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スターウォーズ9スカイウォーカーの夜明けがつまらない理由

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けが劇場公開されてからというもの賛否両論が沸き起こっています。そこでこの記事ではスターウォーズエピソード9のプロットホールともいうべき問題的を上げていきます。

レイの能力

フォースの覚醒、最後のジェダイ、そしてスカイウォーカーの夜明けを通じて、一番しっくりこなかったのはレイの能力です。

三部作の中でレイはルークやレイアから訓練を受けますが、それでも修行というにはほど遠い軽い訓練に終始します。

つまりレイに限ってはほとんど誰からも教わることなく、ライトセイバーのスキルを上げ、フォースを自由自在に操れるようになっていたのです。

本作ではさらにフォースライトニングを放つだけでなく、ヒーリングパワーまで使いこなします。

それらのスキルを一体いつどこで覚えたのかという描写は一切なく、考えられるのは本で独学で学んだ、あるいはパルパティーンの孫だからできて当然だ、ともいわんばかりの設定になっていましたね。

血筋よりも大事なものがある、というのがテーマの一部であるにも関わらず、実際はパルパティーンの孫だという以外、レイが特別な理由が見当たらないのです。

ヒーリングパワー

レイに限らず、ヒーリングパワーを使える人物がもう一人います。それはカイロレンです。カイロレンは終盤、レイが死にそうになっているところをヒーリングパワーを使って助け、自らの命を犠牲にします。

しかしヒーリングパワーを使うと、自分の命が犠牲になるならレイもヒーリングパワーを使う度に弱っていないとおかしいですよね。

あるいは復活したレイが再び死にそうになっているカイロレンを救うこともできたはずです。それなのにカイロレンはその隙を与えないからのようにすぐに消えてしまいました。あの下りもプロットホールといえそうです。

アイテム

本作のストーリーは誰か、あるいは何かの居場所を探知するアイテムを探す冒険が軸となっていました。

パルパティーンのいる惑星のロケーションを知るために必要なのがウェイファインダー。そのウェイファインダーの場所を示すのがシスの短剣。そしてシスの短剣の暗号を読み取るにはまた別の場所に行かなくてはならない、といったように何かを見つけるためにはほかの何かが必要という展開が永遠に続くような印象です。

そのために登場人物たちが銀河系を行ったり来たりするのはまるで安っぽいロールプレイングゲームのようで、ドラマ性に欠けるのはまさにアイテムを軸にしたストーリーのせいでしょう。

レイの両親

シリーズ最大の謎とされてきたレイの両親の扱いについても不自然なほどノータッチで終わっていきましたね。

レイの両親は何者でもなかった、というのがエピソード8ラストジェダイのオチでしたが、本作でもやはりレイの両親は名前もないただの男女という小さな扱いになっていて、ファンの好奇心を納得させたとはいいがたいです。

また、パルパティーンの子供であるレイの親がダークサイドではなく、自分の命を犠牲にしてでも娘を守ろうとするほどのまともな心の持ち主というのも説得力に欠けますね。

それにパルパティーンはどうして自分の子供はスルーして、孫娘を狙ったのでしょうか。なぜパルパティーンの実の子供のほうに強力なフォースの力が宿っていないのか、など疑問は絶えませんでした。

シリーズ全体のストーリーラインがボロボロ

おそらくディズニーはエピソード7フォースの覚醒を作った時点では、シリーズの全体像を全く決めていなかったはずです。
パルパティーンが登場するのはもともとJJエイブラムス監督の構想にあったなどと言われていますが、本作を見ると、とてもそうとは思えませんでした。

特にエピソード8最後のジェダイと本作とでは話が全くつながっておらず、とても同じシリーズの続編といえる体裁を保てていないです。

結局、エピソード8のラストで登場した箒の少年は本作には登場しませんでした。スノークですらパルパティーンが作り上げたキャラクターだったとしか説明されずに終わっています。

マズカナタも結局何者だったのか分からず終いです。フィンとローズの関係も発展しませんでしたし、フィンのレイに対する感情も明らかにしないまま物語は幕を閉じます。

つまりほとんどのキャラクターにが、視聴者がコネクションを感じるほどのストーリーを持ち合わせておらず、なんとなく登場しただけで終わっているです。

唯一、ストーリーらしいストーリーがあったのはレイとカイロレンぐらいだったんじゃないでしょうか。

以上、スターウォーズ・エピソード9の問題点についてでした。

【ネタバレ】スターウォーズ9のトリビアを徹底解説&考察

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けが劇場公開され、はやくも様々なトリビアが明らかになっています。そこでこの記事では本作をより楽しむためにもカメオ出演、オージュシーン、そしてほかの作品との関連シーンなど細かいポイントを紹介していきます。

なおネタバレも含まれますので、知りたくない人はくれぐれもスルーしてください。

 スノーク

本作で登場が期待されていた悪役キャラクターといえばスノークでしょう。残念ながら蘇るということはありませんでしたが、パルパティーンが身を隠していた惑星のシーンでは、ラボラトリーのような場所でスノークの体がタンクの水に漬かっているのが見えましたね。それも一体ではなく複数のスノークの体があったことからも、スノークはあくまでも操り人形だったことが分かります。

結局、スノークを裏で操作していたのはパルパティーンだったということは明らかにされましたが、それ以上の詳細には触れませんでしたね。しかしスノークはただのクローンであったことは想像に難しくないはずです。

42年

レイたちが砂漠の惑星パサーナに到着すると、偶然にもそこでは地元のエイリアン、アーキーアーキーたちが盛大な祭りを実施していました。

その様子を見てC3POが、この祭りは42年ごとに行われるものだと説明します下りがありましたね。実は42年というのは、2019年からさかのぼると、1977年を指します。

そうつまり記念すべき初めてのスターウォーズ作品、エピソード4新たなる希望が公開された年についてのトリビアだったのです。

嫌な予感がする

スターウォーズシリーズでこれまで何度も使われてきたセリフといえば、嫌な予感がする。特にハンソロが口癖のように使ったセリフですが、本作では亡くなったハンソロの代わりに彼の悪友でもあるランド・カルリジアンが惑星パサーナでこのセリフをいう一コマがありましたね。

というのもランド・カルリジアンは大勢のファーストオーダーのストームトルーパーがレイたちを追いかけてやってくるところを目撃したからです。

フォースヒーリング

スターウォーズシリーズにおいて本作で初めて登場したスキルといえば、レイやカイロレンが使うヒーリングパワーです。

実はあれと同じヒーリングパワーをほかのキャラクターも使っていたのをご存じでしょうか。そのキャラクターとは現在ディズニー+で配信中のドラマシリーズ、マンダロリアンに登場するベビーヨーダです。

ベビーヨーダはマンダロリアンと共に行動をし、帝国軍の元兵士たちが命を狙っているキャラクターで、可愛らしいみかけとは裏腹に強力なフォースを使うキャラになっています。

奇しくもそんなキャラが使う技と、レイやカイロレンが使う技が同じだったのです。というのも傷を治す力のことをジェダイの間ではフォースヒーリングといい、もともとあれはジェダイに伝わる技だったのです。

とはいえこれまでフォースヒーリングが使われたのは小説やゲームの中だけで、映画では使われたことがなかっただけにあれについては賛否両論の意見が飛び交っていますね。

D-O

本作から新たに登場した小型ドロイドといえばD-O。シスの下部が使っていた戦闘機に乗っていたD-Oはひどい扱いを受けてきたのか、レイが話しかけるとすぐに逃げようとするなど、恐怖心を抱いていましたが、徐々に人間にも慣れていきましたね。

D-Oは本作ではどちらかというとお笑い要因のようなキャラで、セリフもいくつかありました。D-Oの声に聞き覚えのある人もいたはずです。実はあの声はJJエイブラムス監督本人の声だったのです。

バトル・ドロイド

惑星キジミでバブフリックがC3POのプログラミングをハッキングするシーンでは、同じ部屋に、エピソード1、2で登場したロボット、B1バトル・ドロイドとエピソード2で登場したB2スーパー・バトル・ドロイドがいるのに気付いたでしょうか。

なぜあの場所にB1バトル・ドロイドがいたのかは謎ですが、ファンにとっては懐かしいひとコマになったはずです。

グーニーズ

衛星エンドアにたどりついたレイは、シスの短剣を取り出し、デススターの残骸に向けるシーンがありましたね。

デススターの形と短剣の一部がぴったり重なるようになっており、ウェイファインダーの場所がどこにあるかを示していましたが、あのシーンは実は映画グーニーズで登場人物たちが宝のありかを突き止めるために使った手段と同じだったのです。

C3PO

物語の中で記憶を消されてしまうドロイドといえばC3PO。シスの短剣の暗号を翻訳するためにハッキングされた彼は昔の記憶を失い、再起動されます。R2D2と再会したC3POはまるで初めて会ったかのように自分のことを紹介する下りがありますが、あのときにいうセリフはエピソード1/ファントム・メナスでC3POが言うセリフと同じです。

ちなみにC3POは自分のことをヒューマンサイボーグと自己紹介していますね。

ウェッジ・アンティリーズ

俳優のデニス・ローソン扮するパイロット、ウェッジ・アンティリーズがエピソード6/ジェダイの帰還以来、久々のカムバックを果たしています。

彼はもちろんレジスタンスの戦闘機を操縦するシーンで登場します。ちなみにウェッジ・アンティリーズは唯一メインキャラクター以外で、旧三部作の全てに登場した脇役です。

ポーグ

最後のジェダイで登場した癒し系の鳥といえばポーグ。そのボーグが本作でも再登場しています。そのシーンとはレイがルークスカイウォーカーのフォースゴーストに遭遇する惑星オクトーでの場面です。画面に映るのは一瞬だけでしたが、可愛さは健在ですね。

知ってるさ。

スターウォーズ史上最もロマンチックなセリフといえば、レイアの愛の告白に対してハンソロが言った「知ってるさ」というセリフではないでしょうか。

実はあれと同じセリフを本作でハンソロがいうシーンがあります。ハンソロの登場シーンといえばカイロレンがレイに敗れ、心を入れ変えようとする下りです。

カイロレンは「お父さん、愛してる」と口にしようとしますが、それを言う前にハンソロは「知ってるさ」と答えます。

そう、ハンソロはレイアではなく、今度は自分の息子にあの名セリフを言ったのでした。

歴代のジェダイ

カイロレンが奈落の底に落とされ、ひとりになったレイにはもう立ち上げる力が残っていませんでした。そんなとき彼女に力を与えたのは、歴代のジェダイマスターたちの声です。

あのときレイに声をかけたのはオビワンケノービ、クワイ=ガン・ジン、ルーク・スカイウォーカー、メイス・ウィンドゥ、ヨーダ、アソーカ・タノ、ケイナン・ジャラス、エズラ・ブリッジャー、そしてアナキン・スカイウォーカーです。

あなたは何人の声を聞き取れましたか?

ちなみにレイはあの後、ライトセイバーを使ってパルパティーンのフォースライトニングを跳ね返しますが、あれはメイスウィンドゥがエピソード3/シスの復讐でパルパティーンにやったことと同じです。

カメオ出演

ジェダイマスターたちの声以外でも本作では多くの有名人がカメオ出演しています。歌手のエド・シーランはストームトルーパー役で登場していました。バブフリックの声を担当したのは、映画トレインスポッティングでお馴染みのシャーリー・ヘンダーソン。

レイの母親役を演じたのは、ドラマシリーズ、キリング・イヴでお馴染みのジョディ・カマー。

また、スターウォーズの音楽を担当している作曲家ジョン・ウィリアムズはドロイドショップのシーンで登場。

ブロードウェイ・ミュージカルのハミルトンの製作者として知られるリン=マニュエル・ミランダはレジスタンスの兵士として姿を現します。

イウォーク

レジスタンス軍がスターデストロイヤーの母艦を追撃した直後、衛星エンドアでは墜落するスターデストロイヤーを眺めるイウォークの姿がありました。

イウォークもまたスターウォーズシリーズでは癒し系の動物として多くのファンの心を掴んだキャラクターですね。

ちなみにイウォークがシリーズに登場するのはエピソード6/ジェダイの帰還以来のことです。

LGBTのキスシーン

レイがパルパティーンを倒し、レジスタンス軍が戦争に勝利した後、レンジスタン軍のメンバーたちはジャングルにある基地で喜びを分かち合います。そのとき一瞬だけ女性兵士同士がキスするシーンがあるのに気付いたでしょうか。

実はあのシーンはディズニー映画において史上初となる同性同士のキスシーンになっており、多様化する現代社会にアジャストしたシーンだったのです。

ちなみにアベンジャーズエンドゲームではジョー・ルッソ監督本人がカメオ出演した際に同性愛者を演じていましたが、晴れてスターウォーズの世界においてキスシーンが実現したのでした。

チューバッカのメダル

同じセレブレーションのシーンではチューバッカがマズカナタからメダルを受け取るシーンがありましたね。実はエピソード4/新たなる希望のラストシーンのセレモニーではルークとハンソロはメダルをもらったのに対し、チューバッカだけもらえなかったという場面があり、製作側のミスではないか、という指摘がファンから度々出ていました。

つまり今回チューバッカが晴れてメダルを受け取ったのは、ファンの批判に対する製作側のアンサーだったのです。42年の月日を経てチューバッカはようやく相棒のハンソロが受け取ったと同じメダルを手にしたのでした。

惑星タトゥイーン

惑星タトゥイーンについたレイは、ルークとレイアのライトセーバーを埋めるために適切な場所を探そうとします。そのときレイは鉄くずをソリのように使って坂を滑っていくシーンがありましたね。あれはエピソード7フォースの覚醒で惑星ジャクーでレイがやったことと全くでした。

一方でレイがライトセーバーを埋めるシーンは、エピソード2/クローンの攻撃でアナキンスカイウォーカーが母親のシミ・スカイウォーカーを埋葬シーンのオマージュとなっていました。

また、最後に登場する惑星タトゥイーンに住民がラクダに乗っているシーンは、エピソード3/シスの復讐のエンディングでオブワケノービがラクダに乗っていたシーンのオマージュでしたね。

そしてもちろん最後のツインサンセットは、かつてルークスカイウォーカーがその場所で見たツインサンセットのシーンを彷彿させるものがありました。

以上、スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けのトリビアの数々でした。

【スターウォーズ】レイのライトセーバーが黄色だったのはなぜ?

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スカイウォーカーの夜明けのエンディングではスターウォーズの映画シリーズで初めて、特別な色のライトセーバーが披露されました。それはレイの黄色のライトセーバーです。

そこでこの記事では一体なぜレイのライトセーバーは黄色かったのか、またあの色は何を意味するのか、といったことについて考察していきたいと思います。

レイのライトセーバーはどのように作られたのか

リーク情報によると、レイが持っている黄色のライトセーバーはもともとはルークとレイアのライトセーバーを分解して、レイ自身が作ったものだと言われています。

そう考えると、レイが惑星タトゥイーンで二人のライトセーバーを埋めたのは、すでに自分自身のライトセーバーを作ったために分解してしまった二人のライトセーバーは必要なくなった、という理由と、二人に敬意を示して故郷に埋めたという二つの理由がありそうですね。

しかし一体なぜレイのライトセーバーだけ黄色になったのでしょうか。

ライトセーバーの色が意味するもの

これまでスターウォーズの世界ではメイスウィンドゥのような例外もありますが、ジェダイが使うライトセーバーは青か緑のどちらかであることがほとんどでした。

また、青色のライトセーバーを使うキャラクターは、ジェダイオーダーにおける三つの役割のひとつジェダイ・ガーディアンであることがほとんどで、対する緑色のライトセーバーを使うキャラクターは、ジェダイ・カンセラーの役割を担っているのが特徴です。

つまりライトセーバーの色は多くの場合、それぞれの役割、または役職と深く関係しているのです。

では黄色のライトセーバーはどうでしょうか。これまで黄色のライトセーバーがスターウォーズユニバースの中で登場したのはアニメシリーズのスターウォーズ・クローンウォーズ、そしてスターウォーズ・レベルズの中だけです。

そこで黄色のライトセーバーはジェダイ・テンプル・ガードと呼ばれるジェダイテンプルを守る護衛たちによって使われていました。

ジェダイ・テンプル・ガードは、ジェダイの騎士から選ばれた者たちで、人生の全てを神聖なジェダイテンプルを守ることに捧げる特別な存在とされています。

ジェダイ・テンプル・ガードの役割は、ジェダイ・ガーディアンでもなく、ジェダイ・カンセラーでもなく、ジェダイ・センティネルと呼ばれ、ほか二つの役割のバランスをもたらす重要な存在だと言われているのです。

ライトセーバーは個性の表れでもある

また、ライトセーバーの色は、それを使う者のパーソナリティー、つまり個性によっても左右するといった説もあります。

ライトセーバーの原料とされているカイバークリスタルはもともと透明で、ライトセーバーを使う者と共鳴し、絆を持つことで色が付くと考えられているのです。

多くの場合、ライトセーバーの色がジェダイオーダーの役割によって分別されるのも同じ役割を持つジェダイたちは、自然と同じような性質、スタイルを持つ傾向にあるからだとも考えられそうですね。

それを踏まえたうえでレイのライトセーバーについて考えると、なぜレイのライトセーバーが黄色かったのか、ということの答えが見えてくるかもしれません。

まず、スカイウォーカーの夜明けのラストでレイはフォースにバランスをもたらす特別な存在に上り詰めたことが分かるかと思います。それはジェダイ・センティネルの役割にも似ていますね。

また、彼女のパーソナリティーをたどっていくと、パルパティーンの血を引きながら、スカイウォーカーの苗字を受け継ぎ、ジェダイの道を選んだということからも、赤と緑が混ぜ合わさって、カイバークリスタルがレイに対し、黄色に反応したとも考えられそうです。

スカイウォーカーの物語はこれで完結しましたが、これからもスターウォーズシリーズが続いていくことを考えると、今後、もしかするとレイ、あるいは別のキャラクターがあの黄色のライトセーバーを使って戦う姿が見れるかもしれませんね。

以上、レイのライトセーバーについての考察でした。

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スターウォーズの元ネタ!実は黒澤明のパクリ?

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ついに40年以上にわたって続いた、大人気SFシリーズ、スターウォーズのスカイウォーカーファミリーにまつわる物語にピリオドが打たれました。

これほど世界の映画ファンを長年にわたって熱狂させたシリーズは後にも先にもスターウォーズだけでしょう。実はそんな大人気シリーズが日本文化の影響を強く受けていることをご存じでしょうか。そこでこの記事では、日本とスターウォーズとのかかわりについて紹介していきます。

黒澤明

スターウォーズの生みの親として知られるジョージ・ルーカスはもともと日本が世界に誇る映画監督、黒澤明の大ファンであったことはご存じのとおりです。そのためスターウォーズは多くの黒澤映画の影響を受けています。

黒澤明といえば七人の侍をはじめとする、侍の時代劇を数多く撮った監督でもあり、ジョージ・ルーカスはそういった黒澤明の作品をスターウォーズを製作にするにあたって見本にしたのでした。

例えばジェダイやシスがライトセーバーを使って戦うのは、もちろん侍の刀をモデルにしています。

また、ジェダイという言葉自体が、そもそも「時代劇」という言葉からきているのをご存じでしょうか。

ちなみにスターウォーズエピソードIV/新たなる希望は、黒澤明の「隠し砦の三悪人」からインスパイアされており、C3POとR2D2は、百姓コンビの太平(たいへい)と又七(またしち)をモデルにしているだけでなく、お転婆で、男勝りの雪姫のキャラクターはもろにレイア姫のキャラクターと重なるものがあります。

さらに、同作の三船敏郎扮する真壁六郎太はオビワンケノービ、七人の侍の島田勘兵衛はヨーダのモデルになりました。

また、ジョージルーカスが三船敏郎にオビワンケノービ役とダースベイダー役のオファーを出したというのは有名な話で、残念ながら三船敏郎はどちらも断っています。

もし三船敏郎がスターウォーズに出演したら、今頃スターウォーズの世界はどんな世界になっていたのでしょうか。

スターウォーズシリーズで度々登場したツインサンセットも実はもともとは黒澤明のアイデアです。

というのも1975年に公開されたソ連と日本の合作映画である黒澤明のデルスウザーラですでにツインサンセットが出てくる場面があるからです。

さらにスターウォーズのテーマの一つともいえる、平和のため、人々のための自己犠牲を払って戦う精神は、日本の文化から来ているのはまずいないでしょう。

ここまでくるとスターウォーズは黒澤明、あるいは日本文化のおかげで生まれたといってもいいのではないでしょうか。

松本零士

もう一人スターウォーズに影響を与えたのではないかといわれている日本人が宇宙戦艦ヤマトの作家、松本零士です。

宇宙戦艦ヤマト自体、壮大な宇宙をテーマにしたSFシリーズですが、この中に登場するアナライザーと呼ばれるロボットは、R2D2にそっくりなことがファンの間で度々指摘されています。

また、宇宙空間に戦艦が飛ぶというアイデアそのものが、スターデストロイヤーを連想させますね。

また、同じく松本零士の作品である銀河鉄道999では、デス・スターに似た惑星が登場したりと、スターウォーズがなんらかの影響を受けていることが考えられます。

コスチューム

ダースベイダーのマスクや服はもろに侍の兜などをまねているのが分かるかと思います。ストームトルーパーのコスチュームも同じく侍の鎧をイメージしていますね。

それに対しパドメ・アミダラは、歌舞伎をイメージしていることが明らかです。ジェダイの騎士たちがローブを着ているのは、侍の服を西洋化した結果でしょう。

また、新シリーズの三部作で登場するプレトリアンガードやシストルーパーといった赤い兵士たちは、赤備えと呼ばれる戦国時代から江戸時代にかけて行われた日本の軍団編成を基にしていることは明らかです。

スカイウォーカーの夜明けと日本

シストルーパーに限らず、スカイウォーカーの夜明けもいくつかの点で日本の影響を少なからず受けています。

例えばカイロレンのマスクをエイリアンが修理するシーンは、日本の伝統文化である金継ぎ、または金繕い(きんつくろい)を基にしています。修復されたカイロレンのマスクに赤い線が入ったいたのはそのせいです。

また、惑星キジミという名前は、東京を拠点とする電子楽器メーカー、Black CorporationのシンセサイザーにKIJIMIという名前のものがあるからです。

スターウォーズはシリーズを通じて、実は日本に多大なリスペクトを払っていたのでした。以上、日本とスターウォーズの関係についてでした。

スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けの疑問点まとめ

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スターウォーズシリーズの集大成となるエピソード9スカイウォーカーの夜明けが劇場公開されたことにより、多くの謎が解けたと同時にまた新たな疑問が浮上しています。

そこでこの記事ではスターウオーズスカイウォーカーの夜明けが残した数々の疑問点について考えていきます。

なおネタバレも含みますので、知りたくない人はくれぐれもスルーしてください。

スノークはどうやってファーストオーダーのリーダになったのか

物語の冒頭ではスノークはただのパルパティーンの操り人形であったことが明らかになりました。複数のスノークの体がタンクの中で液体につけられていたことのを見ると、クローンによって複製されていたとも考えられそうですね。

そしてスノークの声は、全てパルパティーンが操っていたもので、スノークの弟子であるカイロレンに届いていた声の主は実はパルパティーンだった、というオチになっていました。

となると、カイロレンをダークサイドに引き寄せたのもスノークではなく、パルパティーンだったということになります。

しかしそれなら一体クローン、あるいは操り人形であるスノークはどのようにしてファーストオーダーの指導者にまで上り詰めたのでしょうか。

もしパルパティーンがファイナルオーダーの軍隊を長年にわたって築いていたのなら、そもそもファーストオーダーの軍隊は必要だったのかといった疑問まで浮かんできます。

おそらくファーストオーダーができるまでのストーリーは今後小説、コミック、またはドラマシリーズのいずれかで製作させれていくのではないでしょうか。

パルパティーンはどうやって生き延びたのか

エピソード9の冒頭で真っ先に浮かぶもう一つの疑問点は、いかにしてパルパティーンがエンドアの戦いでの敗北からよみがえったのかということではないでしょうか。

パルパティーンはエピソード6ジェダイの帰還のラストで自分の息子を守ろうとしたダースベイダーことアナキンスカイウォーカーによって原子炉シャフトの奥底へと落とされたはずでした。その際に自分のフォースライトニングを受けただけでなく、原子炉シャフトの奥底で爆発した一コマもありました。

あのあと、パルパティーンは一体どのように生還したのか気になった人も少なくないはずです。また、命拾いをした彼がどのようにしてそこから未知領域、そして惑星エクセゴルに向かったのかは気になるところですね。

物語の冒頭で惑星エクセゴルではパルパティーンにつかえるエイリアンのようなキャラクターが数多くいたことから、パルパティーンを支持する何者かが彼の命を助け、傷ついた彼を惑星エクセゴルまで運んだ可能性も高そうですね。

レイのお祖母さんは誰なのか

エピソード9ではパルパティーンとレイの血縁関係が物語の大きなポイントとして取り上げられ、長年秘密にされてきたレイの出自を明らかにするに至りました。しかしそれと同時に新たな疑問を生んだものもまた事実です。

もしパルパティーンがレイの祖父に当たるなら、レイの祖母は一体だれなのかということです。

これについては、シミ・スカイウォーカーがミディクロリアンによってパートナーを持たずにアナキンスカイウォーカーを妊娠し、出産したようにパルパティーンの子供についてもランダムな女性を妊娠させ、産ませたとも考えられそうですね。

いずれにしてもパルパティーンのパートナーや子供に対しての説明は一切なかったのでレイがパルパティーンの孫であるという以外、彼女のバックグランドについては分からずじまいでした。

マズカナタの正体

エピソード7、8、9に登場するキャラクターの中でスカイウォーカーファミリー以外でフォースセンシティブのキャラクターの一人といえばマズカナタです。

エピソード7ではマズカナタがフォースを使うシーンが実際にあったそうですが、カットされたことは有名な話ですが、エピソード9に至っても結局彼女のフォースにまつわるシーンは見れないままでしたね。

また、マズカナタがどのようにしてルークのライトセーバーを手に入れたのか、ということについても謎のままです。

これについてはエピソード6とエピソード7の間で起きた出来事を描くスピンオフシリーズで描かれない限り、謎は解明されないでしょう。

ちなみに現在ディズニー+で配信中のマンダロリアンは『エピソード6ジェダイの帰還』から5年後を描いているため、もしかすると同シリーズ、あるいは別のシリーズでマズカナタが登場しないとも限らないです。

ルークスカイウォーカーのライトセーバーはどのように修復されたのか

エピソード8最後のジェダイではカイロレンとレイの間でフォースバトルが行われ、かつてアナキンスカイウォーカー、そしてルークが使っていたライトセーバーが真っ二つに割れてしまう出来事がありました。

一方でエピソード9では破壊されたはずのライトセーバーは本作では普通に元の通りに戻っていましたね。また、それについても特に触れられませんでした。ただ、これについては最後のジェダイのエンディングで壊れたライトセーバーをよく見ると、原料となるカイバークリスタルは傷ついていないようだったので修復するのはそれほど難しくなかったのでしょう。

ジャナのバックグランド

新キャラのジャナはかつてファーストオーダーにストームトルーパになることを強制され、自らの意思で逃げてきたというエピソードが物語の中で語られました。

また、ラストではランド・カルリジアンとジャナの二人が親子関係にあるかのように暗示する会話までありましたね。

ちなみにリーク情報では二人が親子であることがはっきりと語られていたことを考えると、謎を残すためにあえて製作側が答えを提示しなかったと考えられそうです。

となるとジャナは今後のスターウォーズシリーズにも継続して登場するのかもしれませんね。

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フィンとレイとローズの三角関係

エピソード8最後のジェダイでローズがフィンにキスするシーンがありましたが、エピソード9では二人の関係が発展したとはいえませんでした。

一方でレイに対するフィンの気持ちも結局最後まで分かりませんでしたね。果たしてフィンはレイに片思いを抱いていたのでしょうか。

物語を通じてフィンがレイに対して何か大事なことを言おうとしていた場面がいくつかありました。フィンは結局なにが言いたかったのでしょうか。

一説によると、フィンは自分がフォースセンシティブであることをレイに打ち明けようとしていたという話もありますが、もしそうだとしたらわざわざみんなのいないところで二人だけで話さなければならないテーマではないように思います。

やはいフィンは愛の告白をしようとしていたのでしょうか。それすらも最後まで謎として残ってしまいましたね。

以上、スターウォーズ・フォースの覚醒が残した疑問点についてでした。

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スターウォーズ9スカイウォーカーの夜明けのウェイファインダー解説

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スターウォーズ・エピソード9・スカイウォーカーの夜明けは全体的にテンポが速いのが特徴です。そのためいくつかのシーンでは説明不足で理解するのが難しい部分もあったのではないでしょうか。

そこでこの記事ではウェイファインダーにまつわるシーンを解説していこうと思います。

そもそもウェイファインダーとは一体なんだったのか

ウェイファインダーとは古代のテクノロジーを駆使して作られた、ナビゲーション機器です。分かりやすくいえばスターウォーズの世界における宇宙空間のGPS、カーナビのようなものです。物語の中では戦闘機に取り付けて使われていたのはそのためです。

スカイウォーカーの夜明けでは、シスのウェイファインダーが取り上げられていましたが、実はジェダイのウェイファインダーも存在します。ジェダイのウェイファインダーとはゲーム、スターウォーズバトルフロント IIで登場するジェダイコンパスです。

ジェダイコンパスは最初のジェダイテンプルがある惑星オクトーの場所を教えてくれるアイテムでした。ルークスカイウォーカーが惑星オクトーにたどり着いたのはジェダイコンパスという名のウェイファインダーを使ったからなのです。

ジェダイテンプルの場所を示すのがジェダイコンパスなら、シス秘密の聖地を示すのがシスのウェイファインダーです。ちなみに惑星オクトーにジェダイテンプルがあったように、惑星エクセゴルにも大きなシスの銅像が置かれ、シスのテンプルのようになっていましたね。あれはあの場所がシスの聖地であったことを示すなによりの証拠でしょう。

ではそれを知ったうえでスカイウォーカーの夜明けのウェイファインダーのシーンを振り返っていきましょう。

惑星ムスタファー

スカイウォーカーの夜明けの一番最初のシーンはストームトルーパを引き連れたカイロレンがどこかの惑星でエイリアンを無差別に殺害しているシーンでした。

実はあの惑星は以前にもスターウォーズシリーズに登場したのをご存じでしょうか。そう、惑星ムスタファーです。

以前惑星ムスタファーは溶岩に囲まれていましたが、スカイウォーカーの夜明けでは木が生えていました。あれは長い年月を経て溶岩が静まり、惑星の熱い熱が冷めた末に自然が蘇ってきたからです。

惑星ムスタファーといえばエピソード3/シスの復讐でオビワンケノービがアナキンスカイウォーカーと戦った決戦の地です。また、ダースベイダーがフォートレスベイダー、またはダースベイダーの城と呼ばれる自分の要塞を立てた場所としても知られ、映画ローグワンにも登場します。

大昔、惑星ムスタファーにはシスのテンプルが存在しただけでなく、シスの洞窟と呼ばれる場所までありました。つまりそれだけダークサイドと関わりが深い場所で、あの場所にシスの皇帝パルパティーンの居場所を突き止める、ウェイファインダーがあったのは決して偶然ではなかったのです。

ちなみにもともとはカイロレンがウェイファインダーを見つける場所は、ダースベイダーの城の中で、カイロレンが城の中に入っていくシーンまであったようですが、残念ながら編集の段階でカットされてしまったそうです。個人的にはダースベイダーの城のシーンがあったほうが盛り上がったような気がしますね。

シス・エターナル

ダース・シディアスこと、パルパティーンが惑星エクセゴルで帝国を築いた裏には、シス・エターナルと呼ばれるカルト集団の存在がありました。

シス・エターナルはシスの信者たちによって構成された集団でシスの教え、伝統を守るために活動しているグループです。

そんな彼らが惑星エクセゴルで、シスの艦隊を建設し、パルパティーンが新たな帝国を築くのを手助けしていたのです。

ちなみに物語の中でスノークはパルパティーンが作り上げたキャラクターだったことが明らかになりましたが、実際にスノークの製造を手掛けたのはシスエターナルのメンバーたちです。また、無数のシスの艦隊を作ったのも彼らでした。

物語の冒頭でカイロレンが惑星ムスタファーでウェイファインダーを見つけたとき、ウェイファインダーが入っていた箱にはこのシンボルがあったのに気付いたでしょうか。あれこそがなにを隠そうシス・エターナルのシンボルだったのです。

シス・エターナルは新たなシスの拠点を作り、そこでパルパティーンの身を守る必要がありました。しかしその場所については決してジェダイには知られてはなりませんでした。だからこそ普通では到底たどりつけない未知領域にある惑星エクセゴルが新たな拠点に選ばれたのです。

実際、ルークスカイウォーカーもランド・カルリジアンも惑星エクセゴルを探していたときがあった、ということは物語の中で語られていましたね。

ルークもランドも結局は見つけられなかったことからも、シスエターナルの計画は上手くいったといえそうです。

また、惑星エクセゴルの場所を示すウェイファインダーを隠したのもシスエターナルの仕業だと考えられます。

彼らは二つあるウェイファインダーのうち一つは惑星ムスタファー、もう一つはデススターの残骸、それもかつてパルパティーンのいた部屋の中に隠しました。両方ともシスと関わりの深い場所ですね。

惑星ムスタファーはすでに話した通り、ダークサイドのフォースが強く感じられる場所です。一方のデススターの残骸は大波に囲まれた場所であり、そう簡単にたどりつける場所ではありませんでしたね。

パルパティーンの部屋の中もダークサイドのフォースに満ちていたはずです。あそこにあったウェイファインダーにレイが触れたときにダークサイドのヴィジョンが見えたのもそのせいでしょう。

ああいった場所にウェイファインダーを隠したのは、すべてはジェダイに惑星エクセゴルの存在を隠しておくためだったのです。

以上、ウェイファインダーについての解説でした。

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スターウォーズ9のジェダイの声カメオ出演まとめ

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スターウォーズエピソード9・スカイウォーカーの夜明けではクライマックスシーンにて歴代のジェダイたちが声のカメオ出演しています。

そこでこの記事では実際にあのシーンでどんなキャラクターがなにを行ったのかを詳しく紹介していきます。

なお、まだ本編を見ていない人はくれぐれもスルーしてください。

レイを後押ししたジェダイたち

クライマックスシーンで声の出演したジェダイの騎士たちを一覧で紹介します。

  • オビワンケノービ
  • アナキン・スカイウォーカー
  • アソーカタノ
  • ケイナン・ジャラス
  • ルミナーラ・アンドゥリ
  • クワイガンジン
  • アイラ・セキュラ
  • メイスウィンドゥ
  • アディ・ガリア
  • ヨーダ
  • ルーク・スカイウォーカー

カイロレンがパルパティーンの攻撃を受け、奈落の底へと突き落とされたとき、レイはたった一人で立ち上がらなければなりませんでした。しかし彼女にはそんな力は残っていません。

レイは宇宙の空間をぼっと眺めながら、ジェダイたちに対して「私と一緒にいて」と言います。あれは物語の冒頭でジェダイの訓練をしているときに彼女自身が岩と共に空中に浮かびながら言った言葉です。

あのときレイは瞑想する中でジェダイと交信しようとしていましたが、結局できませんでした。しかしぎりぎりまで追い込まれた今、やっとレイの言葉にジェダイたちが反応したのです。

そこでまずオビワンケノービがレイにこう言います。

「These are your final steps Rey. Rise and take them. これがお前の最後のステップだ。立ち上がってステップを踏むんだ。」

ちなみにフォースの覚醒でレイがビジョンを見るシーンではオビワンケノービが彼女に話しかけるシーンがありましたが、あのとき彼は「これがお前の最初のステップだ」と言っていました。

フォースの覚醒では最初のステップだったのが、スカイウォーカーの夜明けでは最後のステップになっているのがポイントです。

そしてアナキン・スカイウォーカー、アソーカタノ、ケイナン・ジャラスがそれぞれ「レイ」と彼女を呼びます。

アソーカタノやケイナンジャラスはアニメシリーズのキャラクターですが、今回実写シリーズに初登場したことで、もしかすると、今後アニメシリーズのキャラクターが次々と実写の世界にも登場する可能性を広げましたね。

続いてアナキン・スカイウォーカーが

「Bring back the balance Rey as I did.  私がやったようにフォースにバランスをもたらすんだ」

とレイに呼びかけます。

アナキン・スカイウォーカーは選ばしものとしてフォースにバランスをもたらす存在とされてきましたね。

エピソード6の最後でライトサイドに戻ったことからも一度はダークサイドに陥った、彼がやはりフォースにバランスをもたらす存在になりました。そんな彼が今度はその役をレイに託したのです。

続いてルミナーラ・アンドゥリが「The light. Find the light Rey. 光、光を探すのよ」というシーンがありました。ルミナーラ・アンドゥリもまたアニメシリーズ、クローンウォーズのキャラクターですね。

そしてヨーダが「Alone, never have you been. お前は決して一人だったわけじゃない」とレイを励まします。

ヨーダに続いたのはクワイガンジンです。

クワイガンジンは「Every jedi who ever lived, lives in you. 全てのジェダイがお前の中で生きている」と言いました。

すると、アナキンスカイウォーカーの声がまた聞こえます。

「The force surrounds you Rey. お前はフォースに囲まれているんだ」

次に聞こえるのはクローンウォーズのアイラ・セキュラ、エピソード1から3に登場したメイスウィンドゥ、アナキンスカイウォーカー、そして同じくクローンウォーズのアディ・ガリアです。

「Let it guide you. フォースに導かれるのよ」

「Feel the force flowing through you Rey.  フォースはお前の中を流れている」

「Let it lift you フォースに持ち上げてもらうんだ」

「Rise Rey! 立ち上がるのよ、レイ」

ここで再びクワイガンジンの声が響き渡ります。

「We stand bihind you Rey! 我々はお前の後ろに立っている」

そのあとに聞こえるのは旧三部作のアレック・ギネスによるオビワンケノービです。彼はレイの名前を呼びますが、あれはフォースの覚醒でもビジョンのシーンで使われた声と同じです。

続いてヨーダ、ケイナン・ジャラスの二人が再び登場し、それぞれ「Rise in the force Rey! フォースの中で立ち上がれ」、「In the heart of a jedi lies their strength! ジェダイのハートの中には彼らの力が宿っている」とささきました。

このときすでにレイは元気を取り戻し、立ち上がろうとしていましたね。そんな彼女の背中を押すようにユアン・マクレガーとクワイガンジンがそれぞれ「立ち上がれ」と叫びます。

そして最後に聞こえるのがルーク・スカイウォーカーの声でしたね。ルークは「Rey the force will be with you always! レイ、フォースはいつだってお前と共にいる」とささやきました。

それを聞いたレイは見事に立ち上がってパルパティーンと再び向かい合うというのがあのクライマックスシーンだったのです。

以上、スターウォーズエピソード9のクライマックスシーンについてでした。

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パルパティーンがスノークを作った本当の理由

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スターウォーズシリーズの続三部作ではスノークの正体が大きな謎となっていました。しかしエピソード9でその正体が明らかになったことで彼の背景が浮かんできました。

そこでこの記事では、パルパティーンがスノークを通じて企んでいた計画をスノークのバックストーリーと共に解説していきます。

ファーストオーダーの設立とスノークの誕生

エンドアの戦いで敗れたパルパティーンが未知領域にある惑星エクセゴルで新たな帝国を築こうとしたのはエピソード9の物語の中で語られていた通りです。

その際にスノークというキャラクターを作り上げ、彼をリーダーに置き、帝国軍の残党を中心としたメンバーを集めた軍事組織、ファーストオーダーを設立しました。

エピソード7フォースの覚醒でファーストオーダーが真っ先に命を狙っていたのがルーク・スカイウォーカーだったのも黒幕がパルパティーンで会ったことを考えれば辻褄が合いますね。

パルパティーンは自分の誘惑にも決して動じずに、ダークサイドに最後まで引き込めなかったルーク・スカイウォーカーをひどく恐れていたのでしょう。

そんなファーストオーダーはカイロレン、ハックス将軍、キャプテンファズマなど若い世代の人材が司令官の座についているのが特徴です。

彼らはいずれもシスの教えやフォースのダークサイドに魅了されてファーストオーダーを支持するようになったのはいうまでもないですが、彼らのような若い世代の中に実際に帝国軍の時代を経験した者は一人もいません。

それもあってダークサイドのフォースを操ることができ、知識の豊富なスノークが最高指導者になることについて誰も疑問を抱かなかったのです。

それもそのはずそもそもスノークはパルパティーンの操り人形であり、彼の声の主はパルパティーン本人であったことからも、スノーク以上にダークサイドのフォースについて知る者などいるはずがなかったからです。

スノークはファーストオーダーにおいては誰もが認める最高指導者だったといってもいいのではないでしょうか。

また、スノークの本当の正体を知る者は少なくともファーストオーダーの内部には一人もいなかったことが分かります。彼は味方にとってもただただ恐ろしく、そして謎の存在だったのです。

エピソード7フォースの覚醒でスノークが登場したときホログラムとして登場しましたが、スノークは仲間にすら自分の姿をほとんど見せていませんでした。

彼がストーリーの中で初めて姿を見せたのはレイとカイロレンの二人を対面したときだけです。そしてそれすらも実はパルパティーンの計画だったのです。

スノークの死

エピソード8最後のジェダイでカイロレンは、度々とレイとフォースを使って交信をしていました。あのときから二人の間に妙な絆ができていましたね。

そしていざスノークの前に立ったとき、カイロレンは、スノークに殺されそうになっていたレイを守るためにスノークを裏切り、彼を殺しました。

一見、カイロレンはレイを助けるため、あるいは自らファーストオーダーの最高指導者の座を手に入れるためにスノークを裏切ったふうに考えられますが、実はスノークを裏切るようにカイロレンを仕向けたのはパルパティーンだったのです。

なぜならスノークをカイロレンが殺すかどうかで、パルパティーンはカイロレンのシスの後継者としての資質を見極めようとしていたからです。いわばあれがカイロレンに与えられた最後の試練だったのです。

一人前のシスになるにはただ戦いに長けているだけでは足りません。ずる賢さを兼ね備えているかも重要な資質になるのです。

また、カイロレンとレイが力を合わせてスノークと戦ったとき、二人の絆は益々深まっていきました。そしてそれは二人をシスの道へと導こうとしているパルパティーンにとってはなおさら好都合だったのです。そう、スノークは最初からパルパティーンにとっては餌でしかなかったのです。

以上、パルパティーンがスノークを作った理由についてでした。

スターウォーズ9でレイは妊娠していた!ラストを解説

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けのラストシーンにまつわる新たなセオリーが浮上しており、ファンたちの間で議論が沸き起こっています。そのセオリーとは実はレイは妊娠していた、というものです。

そこでこの記事ではレイの妊娠説について考察していきます。なお、ネタバレも含みますので、知りたくない人はくれぐれもスルーしてください。

レイはカイロレンとのフォースによって妊娠した

レイがもし妊娠していたとしたら赤ん坊の父親は一体誰になるのか。それはカイロレン以外には考えられないでしょう。

レイとカイロレンはエピソード8最後のジェダイから何度もフォースを使って交信していました。

その中にはカイロレンが上半身裸になっているシーンまであり、まるで愛の交信とも取れるようなシーンまでありましたね。ちなみに二人がやっていたフォースの交信は、フォースボンドと呼ばれており、英語でボンドは、むずび付きや接着を意味します。つまりあれだけ強い結びつきが二人の間にあったこと考えると、レイが妊娠していたとしてもおかしくはないでしょう。

そもそもスターウォーズの世界において妊娠や出産は普通の世界のそれとは違うことが分かりますね。例えばアナキン・スカイウォーカーの母親シミ・スカイウォーカーはパートナーを持たずして、ある日突然アナキンを妊娠し、出産したと言われています。

パルパティーンがレイの父親にあたる息子を生んだのも相手がいたかどうかも分かりません。もしかするとクローンだった、あるいはフォースやメディクロリアンを使ってランダムな女性に子どもを産ませた可能性もありますね。

そう考えると、たとえレイがカイロレンとの間に子どもをみごもっていたとしても決して不思議ではないでしょう。

レイとカイロレンの間には深い絆があったのはもちろん二人はフォースヒーリングをお互いに使ってフォースの力を分け合ってきました。

また、カイロレンが息を引き取ったレイを蘇らせようとしたとき、レイのお腹をさわっていましたね。あの瞬間レイが妊娠した可能性もありそうです。あるいは、あのときすでにレイは妊娠しており、カイロレンはレイだけではなく、お腹の中の子どもも救おうとしたとも考えられそうです。

なぜなら死んだ人を蘇らせようというのにその人の心臓や頭ではなく、お腹を触るというのはあまりにも不自然だからです。

そしてそう考えると、レイが物語のラストで惑星タトゥイーンに行ったのが決して偶然ではなかったことになります。

なぜなら妊娠しているレイにとっては惑星タトゥイーンは自分の先祖の故郷でもあるからです。

となると惑星タトゥイーンで地元の住民から苗字を聞かれたとき、スカイウォーカーと名乗ったのはただレイがスカイウォーカーの苗字を自分の意志が受け継いだのではなく、本当に彼女がスカイウォーカファミリーの一員になったから名乗ったことになります。そうなると、より辻褄が合いますね。

そして最後に空にツインサンセットが浮かんでいたのは、エピソード4でルークが見たツインサンセットのオマージュというだけではなく、レイが双子の子供を妊娠しているというメタファーだったのです。

ツインサンセットを眺めながらレイはあの場所に残り、子供を育てていこうと考えていたのかもしれませんね。振り返ってみると、レイが育った惑星ジャクーは惑星タトゥイーンと同じ砂漠の惑星でした。レイが最後に惑星タトゥイーンにたどり着き、そこに住み着いたとしても、それはある意味運命だったといえそうですね。

そう、ライズオブスカイウォーカーとはレイやカイロレンのことではなく、今後生まれてくる新しいスカイウォーカファミリーの子供たちのことを指していたのです。スカイウォーカファミリーの物語はこれで終わると言われていましたが、実はまだ始まったばかりだった、という可能性もなきにしもあらずです。

以上、レイは妊娠していた説についてでした。

>>パルパティーンがスノークを作った本当の理由

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スターウォーズ9のレンの騎士団のプロフィール

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けでは、多くのキャラクターが登場していましたが、それぞれのバックストーリーが詳しく語られたわけではありませんでした。特に謎のまま終わってしまったキャラクターがレンの騎士団ではないでしょうか。

そこでこの記事ではレン騎士団についてくわしく解説していきます。

レンの騎士団の秘密

レンの騎士団が初めて登場したのはエピソード7フォースの覚醒のときです。それもレイがルーク・スカイウォーカーのライトセーバーに触れ、ビジョンを見たときに一瞬だけ映った程度で、その後はエピソード8最後のジェダイにも登場せず、エピソード9スカイウォーカーの夜明けでやっと再登場するに至りましたね。

そんな謎の集団レンの騎士団はもともと大昔から未知領域では人々から知られる存在でした。黒い服を来た集団の噂は伝説として語り継がれ、人々からひどく恐れられていたのです。

ただし、エピソード9に登場するレンの騎士団が昔から語り継がれている集団と同じなのか、あるいはその名前を取って結成されたのかどうかは定かではありません。

実際にレンの騎士団の姿が人々の目に触れたのはファーストオーダーが設立されてからのことでした。そのときスノークがカイロレンにプレゼント替わりに与えた護衛がレンの騎士団だったのです。

つまりレンの騎士団とは要人を護衛するエリート集団といえそうですね。スノークを守るのがプレトリアンガード、パルパティーンを守るのはインペリアル・ロイヤルガードなら、カイロレンを守るのがレンノ騎士団なのです。

そのためレンの騎士団はスノーク、あるいはカイロレンの命令にしか従わないとされています。

メンバーは、

  • ヴィクラル
  • カード
  • トラッジェン
  • クラク
  • アッシャー
  • アプレック

の6人で構成されており、それぞれが微妙に異なるマスクをかぶり、オノ、こん棒、ブレード、ブラスターなど独自の武器を携帯しているのが特徴です。

その点については全て統一されているストームトルーパーなどの兵士とは全く違いますね。

6人にはもともとカイロレンとは別にレンと呼ばれるリーダーがいました。しかしカイロレンがレンの跡を継ぐ形でレンの騎士団のリーダーとなったのです。もしかすると、カイロレンという名前の由来もこのレンから来ている可能性が高そうです。

6人はシスでもジェダイでもありませんが、それぞれがフォースを感じることのできるフォースセンシティブであることが分かっています。

今思えば惑星パサーナの砂漠でシスの短剣を持っていたチューバッカをレンノ騎士団が捕まえられたのも、シスの短剣に宿るフォースの力に反応したからだったのかもしれませんね。

レンノ騎士団の見せ場

エピソード9における、レンの騎士団の一番の見せ場は奇しくも、かつての自分たちのリーダーであるカイロレンことベンソロとの戦闘シーンでした。

レンの騎士団は、カイロレンにこそ忠実でしたが、ベンソロには迷わず立ち向かっていきます。かつての自分の部下たちであるレンの騎士団と惑星エクセゴルで遭遇したベンソロは少しバツの悪そうな顔をしていましたね。そしてレンの騎士団はベンソロによってあっけなく一人残らず倒されてしまいます。

ちなみにレンの騎士団のストーリーは今後もコミックシリーズ、ザ・ライズ・オブ・カイロレンで詳しく描かれていくはずです。

続三部作ではカイロレンが人気のキャラクターであることを考えると、もしかすると今後このコミックを基にしたドラマやスピンオフ映画が製作されることもあるかもしれません。そのときにはきっとさらなるレンの騎士団の活躍が見れるでしょう。

以上、レンの騎士団についての解説でした。

 

>>パルパティーンがスノークを作った本当の理由

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スターウォーズ/フィンの正体を知ると映画の見方が変わる

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スターウォーズ・エピソード9スカイウォーカーの夜明けで、いまいち活躍できなかったメインキャラクターの一人がフィンじゃないでしょうか。結局、彼のバックグランドも謎を残したまま終わってしまいましたね。

リーク情報によると、本作では実際フィンがフォースを使って物を動かすシーンがあったと言われていますが、残念ながらカットされてしまったようです。

しかしフィンがフォースを感じることのできるフォースセンシティブであることはもはや疑いの余地がないでしょう。それはこれまでの作品を見ると一目瞭然です。

そこでこの記事ではフィンがフォースセンシティブであることを暗示する数々の証拠をピックアップしていきます。

1、フィンの名前の由来

ファーストオーダーにいたときフィンにはもともと名前がなく、コードネーム「FN-2187」として周囲から認識されていました。ところがファーストオーダーを裏切り、レジスタンス軍に味方するようになってから、ポー・ダメロンにフィンという名前を与えられたのはご存じの通りです。。

そもそもフィンのコードネーム「FN-2187」は、「エピソード4/新たなる希望」でレイア姫が収容されていた牢屋の番号であることは知っている人も少なくないかと思います。

しかしトリビアはそれだけではありません。実はスターウォーズのアイデアの基となったアーサーリプセット監督による1963年に製作されたドキュメンタリー映画のタイトルが「21-87」だったのです。実はこの映画で初めて「フォース」という言葉が登場しており、ジョージ・ルーカスがここからスターウォーズのフォースのコンセプトを得たのは有名な話です。

では一体なぜ「フォース」を象徴する番号がフィンに付けられたのでしょうか。それはフィンがフォースセンシティブだからに違いありません。「フォースの覚醒」とはレイだけでなく、実はフィンのことも指していたのです。

2、スノークのセリフ

フォースの覚醒でのスノークとカイロレンの会話のシーンでは、スノークがこんなことを口にします。

「覚醒が起きたが、お前は感じたか?」

主人公がレイであることから、視聴者の多くはこのセリフがレイのことを指していると考えたはずです。しかしこれはレイだけのことではなく、実はフィンのことを指していた可能性もあるのです。

というのもこの時点で、レイはまだライトセイバーには触れておらず、物語の中で少なくともレイの「覚醒」は起こっていなかったからです。では誰が覚醒していたのか。それはフィン以外に考えられません。

フィンは物語の冒頭ですでにフォースの力を感じ、直観を頼りにストームトルーパーであることをやめ、レジスタンスに寝返っていましたね。それ以外にもフィンが何度も強いパワーを感じるようなそぶりを見せていたのは「フォースの覚醒」だったのです。

3、フィンはライトセイバーを使える

スターウォーズ/フォースの覚醒」ではお馴染みのライトセイバーによる戦闘シーンが何度かありました。しかし一つだけこれまでのスターウォーズシリーズにはなかったことが起きています。それはジェダイの騎士でもないフィンがライトセイバーを使って戦う場面があることです。

これまでライトセイバーの使い手といえばジェダイの騎士かシスだけでした。一度ハン・ソロが雪山の中でルークを助けるためにライトセイバーを手にしたことがありましたが、戦闘で使ったわけではありません。普通の人ではとても使いこなせない武器だからです。

にも関わらずフィンは幾度なくライトセイバーを手にして戦いに挑んでいます。それもストームトルーパーを一撃でしとめたり、カイロ・レンに命中させたりなど、とても素人とは思えない腕前を見せていました。あれもフォースの力なくしてはできないことです。

また、そもそも一番最初にフィンにライトセイバーを手渡したのは、同じくフォースの使い手とされているマズ・カナタでしたね。

4、フィンは戦闘機でもフォースを使っていた

フィンはポー・ダメロンと一緒に乗り込んだ宇宙船で、操縦席に座って相手の戦闘機を撃退します。このシーンはルーク・スカイウォーカーがファルコン号で帝国軍と空中戦をしたシーンがモチーフになっています。

このシーンには共通点があります。一つはフィンもルークも未経験であるにも関わらずかなり上手く戦闘機を使いこなせていること。そしてもう一つは二人がジェダイであり、フォースの力があったからこそ、あれだけの力を発揮できたのです。

また、フィンは惑星ジャクーにたどり着いたときも広い砂漠の中をさ迷いながらも、レイに引き寄せられるようにして集落に到着します。それはレイのフォースとフィンのフォースが共鳴していたからです。

5、そもそもジェダイとして紹介されている?

フォースの覚醒のポスターでは、フィンはまるでジェダイあるかのような紹介の仕方をされていますね。このポスターがダークサイドとライトサイトの対比であることは別の記事でも解説しました。

スターウォーズ、レイはパルパティーン(ダース・シディアス)の孫だった!?
スターウォーズシリーズに残された最大の謎、それはレイの正体です。その謎の真相がついに明らかになったと言っても過言ではない有力なセオリーが浮上したのでここに紹介します。 これまでに浮上した様々な説を根底からひっくり返す新たな...

レイがダークサイド側に乗っているのは彼女がパルパティーンの孫であること、ダークサイドの血を引いているから、というのも明らかですが、それに対しフィンはライトサイトを象徴するかのようにポスターでもライトセイバーを持っていますね。

このことからもJJエイブラムス監督の構想の中にこのときからフィンをジェダイの騎士、あるいはフォースの使い手として活躍させる考えがあったことが分かりますね。

スカイウォーカーの夜明けでのフィン

スカイウォーカーの夜明けにおいてもフィンは度々フォースの力を感じている素振りを見せました。

その一つが惑星パサーナでの一コマです。フィンたちは地下のトンネルを出ると、シスの下部であるジェダイハンターのオーチがかつてそこに乗り捨てた古い戦闘機に乗り込み、惑星パサーナから脱出を図ろうとします。

ところがレイは一人だけ砂漠の真ん中に降りていき、カイロレンが来るのを待ち構えていましたね。フィンは遠くにレイの姿を見て、何かを悟ったような顔して、カイロレンだ!  と言います。あの時点ではカイロレンがタイサイレンサーはまだ視界には入っていませんでしたが、フィンはカイロレンが近づこうとしていることをフォースで察知していたのです。

もう一つは、パルパティーンのフォースライトニングを跳ね返し、爆発の被害を受けたレイが命を落としたとき、フィンが遠くからそれを感じたかのような表情を見せ、レイの名前をつぶやきましたね。

スターウォーズシリーズにおいてはフォースの使い手が死んだときにほかの人がそれを察知することはよくあることで、例えばレイア将軍が死んだときにはカイロレンとレイの二人ともそれを感じていました。

あれと同じことがフィンにも起こっていたのです。特にフィンとレイは親しい関係にあることからフィンはレイの死をより身近に感じることができたのかもしれませんね。

結局、本作ではフィンがフォースセンシティブであることは明かされませんでしたが、今後のシリーズでもしフィンが継続して登場するのではあれば、彼がいつの日かジェダイになる可能性も十分でしょう。

以上、フィンがフォースセンシティブである証拠についてでした。

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スターウォーズ9レイアは実はカイロレンの後に死んでいた!

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けはテンポが速く、一度見ただけではついつい見逃してしまうシーンも少なくなかったと思います。

そこでこの記事では特に見落としがちで、なおかつ重要な細かいポイントをふたつ紹介します。なお、ネタバレも含みますので、知りたくない人はくれぐれもスルーしてください。

カイロレンが笑ったのはシリーズでたった一回だけ

続三部作のエピソード7,8、9を通じて最も敵キャラとして存在感があったのはスノークでもなければ、パルパティーンでもなく、カイロレンじゃないでしょうか。

カイロレンはオリジナル三部作のダースベイダーのキャラと被るところがあり、最強の敵でありながら最後はライトサイドに戻るという点においても共通していましたね。

また、ダースベイダーにアナキンスカイウォーカーの素顔があるように、カイロレンにもベンソロとしての違う一面がありました。

そんなカイロレンことベンソロですが、続三部作を通じてたった一度だけしか笑わなかったことに気づいたでしょうか。それもそのはず悪役の彼には笑顔は不釣り合いだったからです。しかし彼は確かに一度だけ白い歯を見せ、屈託ないの笑顔で笑いました。

その貴重な一回がスカイウォーカーの夜明けで起こっていたのです。

そのシーンとはベンソロがレイとキスした後のことです。散々過ちを犯してきたベンソロがですが、自分の命と引き換えにレイの命を救ったとき、自分は正しいことをしたという確信が持てたのでしょう。

あれこそがキリスト教でいうところのベンソロにとってのリデンプション、つまり罪の贖いだったのです。それを果たしたとき、初めて彼はああして心から笑顔になれたんだのではないでしょうか。

レイアの魂が死んだのはカイロレンの後だった

物語の中でレイアが死んだのは、カイロレンとレイの決闘シーンでのときでした。しかしその後のシーンをよく見ると、実はあのときレイアはまだ完全にはこの世からいなくなっていなかったことが分かります。

最後のフォースの力を振り絞ってカイロレンに話しかけたレイアは、確かにその直後に命を落としました。そのことはカイロレンもレイもフォースで感じ取っていましたね

フィン、ポー、チューバッカがレジスタンス軍の基地に戻ると、レジスタンスのメンバーはみんなレイアの死を嘆いていたことからも死んだことは間違いないでしょう。

ただし、見逃してはならないのがレイアの代わりに指揮を執ることになったポーがレイアの遺体の前に行き、自分の不安を打ち明けるシーンです。

あのときレイアの遺体はまだあの場所にあるのがポイントです。つまりあの時点でレイアは息をしていませんでしたが、彼女の肉体と魂まだ存在していたのです。

ところがベンソロがレイの命を救い、姿を消したとき初めてレイアの体も一緒に消えたのでした。体が消えるのは、最後のジェダイでルークスカイウォーカーが死んだときともそうですし、エピソード4新たなる希望でオビワンケノービが死んだときも同じでしたね。

つまりレイアが本当の意味でこの世からいなくなったのは彼女の体が消えたあの瞬間だったといえそうです。そう考えると、レイアは息子が息を引き取るまでずっと見守っていたことになります。

あれは息子の行いを見守る親心だったのでしょう。最後の最後までレイアはベンソロのことを気にかおけていたのです。そしておそらく彼らはフォースゴーストとして再会したのではないでしょうか。以上スターウォーズエピソード9の細かい二つのポイントについてでした。

スターウォーズ9のラスボスはパルパティーンじゃなくXXだった

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スターウォーズ9は製作中に数多くの議論や変更点があったことは有名な話です。一度は完成したはずの作品も後に大幅にカット、編集が施されたり、再撮影が行われるなど、多くの混乱を招いた末に劇場公開されたスカイウォーカーの夜明けだったのです。

そこでこの記事では、リーク情報を基に製作の初期段階でお蔵入りとなったといわれている幻のヴィランについて紹介したいと思います。

ヴィランはパルパティーンではなく、ザ・ワンズの息子だった

JJエイブラムスがスカイウォーカーの夜明けの監督に就任してから、まず彼がやったことはシリーズの生みの親のジョージルーカスのところに行き、ストーリーラインについて相談することでした。

そのときに浮上したアイデアが、スターウォーズのアニメシリーズ、クローンウォーズの題材を基に映画を作るということでした。

スカイウォーカーの夜明けにシスの短剣が出てきますが、あれはクローンウォーズのモーティスの短剣が元になっているのは明らかですよね。

また、もう一つクローンウォーズを基に映画に登場させようとしたのが、聖域モーティスに登場する、ザ・ワンズとよばれる強力なフォースの使い手の家族の息子サンでした。ザ・ワンズの息子サンは家族を裏切り、ダークサイドに陥ってしまった敵キャラでしたが、彼を映画に登場させるというのが最初のアイデアだったそうです。

そのときからパルパティーンが登場するアイデアはあったようですが、あくまでも生きた生身の形ではなく、メインのヴィランでもなかったのです。

 

そしてモーティスの息子役には俳優のマットスミスの起用が内定していました。そのため一時期マットスミスが複数のメディアで度々スターウォーズに出演すると報じられていましたよね。

 

また、今でもグーグルで検索すると、アメリカの大手映画情報サイトIMDBの中にはマットスミスの名前が出てきます。

キャストの中に彼の名前が上がっていたのは、製作初期のJJエイブラムス監督とジョージルーカスのアイデアをもとにしたストーリー上のキャスティングだったと考えられますね。

しかしながらエピソード8最後のジェダイが多くの批判にさらされたこともあり、ディズニーは新しいキャラクターを使った、独創的なストーリーで勝負することはリスキーだと考えました。

賛否両論が起こる物語よりも、スターウォーズファンを喜ばせるようなファンサービス的な物語のほうが安全策だと思ったわけです。

これについては実際にスカイウォーカーの夜明けを見ても、新しいストーリーというよりは、まるで旧三部作のストーリーのコピーであるかのようなファンサービスとして作った映画であることは否定できないのではないでしょうか。

ザ・ワンズの息子サンが本作のヴィランにならなかったのは、そもそもアニメシリーズを見ていない一般視聴者からしたらモーティスが一体誰なのかも分からない、ということも原因にあったようです。

その結果、シスの短剣のアイデアだけ採用され、ザ・ワンズの息子サンはストーリーラインから排除され、その代わりにパルパティーンがメインのヴィランに昇格したのでした。同時にマットスミスの名前がキャスティングから消えていったのも偶然ではないはずです。

もしこのリーク情報が本当だとしたら、ディズニーはとても惜しいことをしたのではないでしょうか。なぜならファンの多くは新しいキャラクター、新しいストーリーを求めていたに違いないからです。

そしてパルパティーンではなく、モーティスの息子が出ていたら、きっとスカイウォーカーの夜明けは全く違った映画になっていたでしょうね。

以上、スターウォーズ9の幻のヴィランについてでした。


パルパティーンが蘇ってもアナキンの犠牲は無駄じゃない理由

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スターウォーズ・エピソード9・スカイウォーカーの夜明けで、これまでのシリーズのプロットを大きく変更するに至ったのがパルパティーンが復活したことではないでしょうか。

パルパティーンが復活したことで、エピソード6のエンディングは帳消しになってしまったのではないか。アナキンスカイウォーカーの犠牲は無駄に終わったのではないか、といった意見も多く出ています。

しかし僕はアナキン・スカイウォーカーの死は決して無駄ではなかったと思っています。そこでこの動画では、アナキン・スカイウォーカーの死がどのようにスカイウォーカーの夜明けにつながっていったのかについて考察していきたいと思います。

アナキン・スカイウォーカーの死はフォースにバランスをもたらした

スターウォーズシリーズを通じてアナキン・スカイウォーカーがジェダイの予言にある、フォースにバランスをもたらす選ばれし者であることは度々伝えられてきました。

しかしながらアナキンは、ダークサイドに陥ってしまい、ダースベイダーとして数多くの悪事を働きます。全てはパルパティーンに洗脳されたからなのですが、彼自身が多くの人々を殺し、銀河系を恐怖に陥れたことには違いないでしょう。

ところがそんなダースベイダーも、目の前で息子のルークがパルパティーンに攻撃を受け、いまにち命を落とそうとする場面では息子を見捨てることはできませんでした。

そしてパルパティーンの体を持ち上げ、フォースライトニングを体に浴びながらも、パルパティーンを原子炉シャフトの奥底へと放り投げたのでした。

あの瞬間、ダースベイダーは、ライトサイドの心を取り戻し、罪の贖いを果たしたと言えるでしょう。あのシーンではアナキンがパルパティーンを殺したことが重要だったのはいうまでもないですが、それよりルークの命を救った、そしてそれによってアナキン本人が救われたことが一番大切だったと思います。

アナキン、ルーク、レイと受け継がれたもの

しかしながら一度死んだパルパティーンは蘇ります。銀河系に平和が訪れたのもつかの間、再びファーストオーダーという悪の組織が浮上し、レジスタンスとの間で戦争がはじまりました。

ファーストオーダーはジェダイの生き残りであるルークの居場所を突き止めようとしました。ルークの指導によって新しい世代のジェダイが生まれるのを恐れたからです。

結局はファーストオーダーが恐れていたとおりのことが起こりましたね。レイという正義感が強く、無限の才能を秘めた人物が現れ、ルークを通じてジェダイの教えを学んだことはエピソード8最後のジェダイで語られていた通りです。

ここで忘れてはいけないのが、もしルークが生きていなかったら、レイがジェダイの道に進んだのかということです。もっというと、もしアナキンがルークを救っていなかったら、銀河系はとっくに悪の手に染まっていたはずです。

アナキンがルークを救ったことで、ジェダイの教えも滅びずに済んだといえそうですね。

アナキンがやり残したことをベンソロがやり遂げた

レイのライバルとして立ちはだかったのはカイロレンことベンソロです。カイロレンは、エピソード7フォースの覚醒で、ダースベイダーのマスクに向かって、あなたがやり残したことを自分がやり遂げると約束しました。

あのときのカイロレンはもちろん銀河系を征服することについて話していたに違いないです。しかし奇しくもダースベイダーことアナキンスカイウォーカーが完全には果たせなかった、パルパティーンを倒すこと、そしてフォースにバランスを保つことを、カイロレンこと、ベンソロがスカイウォーカーの夜明けで果たすことになります。

なぜならベンソロがレイの命を蘇らせなければ、レイはパルパティーンに打ち勝つことができなかったからです。つまりベンソロは世代を超えてアナキンスカイウォーカーの使命を背負っていたと考えられそうですね。もしかしたらダークサイドにいたときは自分の大切な使命についてカイロレンは理解していなかったのかもしれません。

そしてベンソロがレイの命を救い、レイがフォースにバランスをもたらしたたことで、同時にアナキンスカイウォーカーの自己犠牲も報われたのではないでしょうか。

以上、アナキンスカイウォーカーの死は無駄ではなかったことについてでした。

スターウォーズ9でレイがベンにライトセーバーを瞬間移動できた理由

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けではいくつか新しいコンセプトが登場していたため、それに違和感を覚えた人も少なくないはずです。

その一つがレイがカイロレンにライトセーバーを瞬間移動させたシーンではないでしょうか。そこでこの動画では物語を通じてレイとカイロレンの間に一体なにが起きていたのかを解説していきます。

フォース・ダイアド

エピソード8最後のジェダイではレイとカイロレンがフォースの力を使ってお互い離れた場所にいながら度々交信をしましたね。

二人のフォースユーザーが特別な絆で結び付き、コミュニケーションを取ることをフォースボンドと呼びます。

それに対し、エピソード9スカイウォーカーの夜明けでは、フォースボンドで結ばれた二人がさらにフォースダイアド、またはダイアド・インザフォースという超常現象を引き起こしていたのです。

英語のDyadには二つ一組や対といった意味がある通り、フォース・ダイアドは二人のフォースの力がペアリングし、一つになった状態のことを指します。

フォースダイアドは、シスの予言で昔から語られていたことで、フォースユーザーの間でもとても珍しく、特別な現象だとされています。

この状態にある二人は、お互いのフォースの力を共有しているだけでなく、それぞれの時間と空間においても結ばれているのが特徴で、お互いの考えていることや感じていることまで分かってしまうようです。

振り返ると、二人が妙な結びつきを感じたのは、エピソード7フォースの覚醒のときからでした。ファーストオーダーに捕まったレイは椅子に縛られ、カイロレンに尋問を受けましたね。

あのとき、カイロレンはレイの頭に手をかざし、レイの頭の中を読もうとしていました。レイはカイロレンに対し、「私の頭から出て行って!」とすら言っていましたね。図らずしも二人はあの瞬間、フォースの力でつながり、同じビジョンを共有していたのです。

スカイウォーカーの夜明けの惑星パサーナのシーンではレイが地元のエイリアン、アーキー・アーキーからネックレスをもらう下りがありました。

あのネックレスにカイロレンが遠くから触れることができたのは、二人がペアリングした状態にあったからです。

つまりお互いの時間と空間がつながっていることを考えれば、レイが惑星エクセゴルでライトセーバーをカイロレンことベンソロに渡せたのも決して不思議なことではなかったのです。

パルパティーンはフォースダイアドを利用した

パルパティーンはレイとカイロレンことベンソロの間に強力なフォースの結びつきがあることを察知しました。そして二人が揃ったとき、ここぞとばかりにフォースダイアドの力を自分に吸収していましたね。

皮肉にもレイとベンソロの絆によって生まれた特別なフォースの力がパルパティーンを若返らせたのです。ちなみにあのシーンではパルパティーンはダイアドインザフォースという言葉をセリフの中で使っています。

「お前たちの絆によるフォースの力、ダイアドインザフォースは生命を超える力を持っている。それは何世代にも見られなかったことだ。

“The life force of your bond…a dyad in the Force. A power over life itself. Unseen for generations.”」

若返ったパルパティーンが、それまで以上に強力なフォースライトニングを撃てるようになったのも偶然ではなかったはずです。あれも全ては吸い込んだフォースの力が強力だったからです。

フォースダイアドに関して一番のポイントとなるのは、レイがライトセーバーを瞬間移動させたシーンではなく、ベンソロがレイをフォースヒーリングを使って救う下りではないでしょうか。

レイは本作からフォースヒーリングを使いこなしていたのに対し、カイロレンはあのときまで一度も使っていませんでしたね。それなのにレイを見事に復活させていました。

あれも二人がお互いのフォースを共有し、一心同体だったためにベンソロがレイのスキルを自分のスキルのように使うことができたと考えられそうです。

今思うと、レイもカイロレンもフォースでつながっていたために敵でありながらもお互いのことを憎むことができなかったのでしょう。

そしてかつてはライバルだった者同士が最後はお互いの命を救い、フォースにバランスをもたらした、というのがこの映画の見所の一つだったといえそうですね。

以上、レイがカイロレンにライトセーバーを渡せた理由についてでした。

スターウォーズエピソード9コリン・トレヴォロウ版のあらすじ暴露

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けの脚本を書いたのは、 J・J・エイブラムスとクリス・テリオですが、実はもともとは彼らの前にコリン・トレヴォロウが脚本家だったことを知っているでしょうか。

というのも当初は、コリン・トレヴォロウが脚本だけでなく監督もする予定だったからです。しかしながら、コリン・トレヴォロウはディズニーとの意見の食い違いによって降板し、結局JJエイブラムスが後任に決まったのでした。

ところがここに来て、コリン・トレヴォロウのオリジナルの脚本の内容がリークされる、という事態が起こり、ファンたちの間で話題になっています。

そこでこの記事ではリーク情報をもとに幻の脚本ともいえるコリン・トレヴォロウバージョンのスターウォーズエピソード9のストーリーを紹介いたします。

スターウォーズエピソード9・ドュエル・オブ・ザ・フェイト

コリン・トレヴォロウが付けたサブタイトルは、ライズオブスカイウォーカーではなく、ドュエル・オブ・ザ・フェイト、つまり「運命の決闘」というものでした。

その物語の中でファーストオーダーは、いくつかの惑星だけを残し、銀河系の大部分を制圧していました。ファーストオーダーに歯向かう者は容赦なく、処刑され、最高指導者のカイロレンは近隣の惑星同士の通信手段すらも処断しました。

そんな中、レイア将軍率いるレジスタンス軍は、全滅を逃れるために秘密のミッションを企てていました。

その計画とは、ファーストオーダーの戦艦の製造所であるクアット・ムーンと呼ばれるところに乗り込み、パワーシャフトに爆弾を仕掛けるというものです。それによってレジスタンスは、ファーストオーダーの戦闘機の製造を阻止しようとしたのでしょう。

レイは、タスケン・レイダーになりすまし、潜入しました。彼女の手にはドュアルライトセーバーが握られています。そのライトセーバーはルークのライトセーバーとレイの武器を合わせて作ったものだそうです。

しかしあえなく彼らの計画は失敗し、レイ、ポー、フィン、ローズ、BB8たちはそこにあったスターデストロイヤーを奪ってなんとか逃亡します。

まもなくレン騎士団がクアット・ムーンに到着すると、レイたちを逃がした責任として現場の司令官を処刑するのでした。

一方、かつて共和国政府ビルやジェダイ聖堂などがあった惑星コルサントはすっかり様変わりしていました。旧共和国の建物の上から新しい建物が建てられ、住民はみんな廃品回収業者たちだった。もちろん惑星コンサントもファーストオーダーの支配下にありました。

そこでハックス将軍はいまやチャンセラーハックスと呼ばれていた。チャンセラーハックスはファーストオーダーの中にいる裏切り者を突き止め、彼をライトブレードのついたギロチンで処刑しました

チャンセラーハックスはファーストオーダーを支持する同盟軍の重役たちを集め、会議を開いた。チャンセラーハックスをはじめ、会議の出席者たちははレイがジェダイであることに気づいていました。

しかしこんなときにカイロレンの姿はありませんでした。どうやらカイロレンは、強力なパワーの源を探すためにどこかへと行ったようでした。

ちょうどその頃、カイロレンは惑星ムスタファーに一人でいました。そこにはダースモールに似た形をしたドロイドもいました。カイロレンの顔は髭でおおわれていました。それだけ長い間、彼は何かを探していたのでしょう。

すると、そこにルークのフォースゴーストが現れます。ルークはカイロレンに向かって、これこそダークサイドが導く場所、誰もいない空っぽの墓場だと言います。

ルークはカイロレンに母親のレイアのところに戻るように説得しますが、カイロレンは、俺はどのジェダイよりも強くなる、お前よりもだ、と反抗します。

ダースベイダーの城でカイロレンは、シスのホロクロンと呼ばれる三角形のデバイスを見つけます。ホロクロンは、あろうことかパルパティーンのホログラムを映しました。それはパルパティーンがダースベイダーに向けて録画したメッセージでした。

万が一、ルークがパルパティーンを倒したら、そのときはダースベイダーがルークを、パルパティーンの師匠である、トー・バラムのもとへと連れて行く、というのがパルパティーンの緊急時のプラン、コンティンジェンシープラン、だったのです。

そこまで見ると、カイロレンの前でホロクロンは爆発しました。そしてホロクロンは赤い光線を放ち、カイロレンは光線によってやけどを負い、叫び声をあげるのでした。

レジスタンス軍の基地で、レイア将軍は、カイロレンの身に起こったことをフォースの力で感じ取っていました。

ちょうどそこにレイ、フィン、ポーたちがスターデストロイヤーに乗って返ってきます。スターデストロイヤーが降り立ったことにレジスタンスのメンバーたちは驚きを隠せない様子でした。

レイは、スターデストロイヤーの中にいた、ファーストオーダーのオフィサーたちをマインドトリックによって欺いていました。彼らは自分たちがどこにいるのかもわかっていない様子です。

基地に戻ってきたレイは、フィンと話をしました。レイはフィンに自分はジェダイになるにはふさわしくないといった考えを明かします。みんなの期待に応えることはとてもできないというのです。

それに対し、フィンは、まだカイロレンの存在を近くに感じているのかと聞きます。それに対してレイはずっと悪夢に襲われていて、カイロレンとの絆が一体なんなのかは説明がつかないと頭を抱えるのでした。

フィンは、カイロレンのことを考えるのはもうやめるべきだ。彼はもう変わることはできない。今からでは遅すぎると言いましたが、レイは、人が変わるのにはいつだって決して遅くはない。それを教えてくれたのはあなたよ、フィン、というのでした。

レイたちが奪ったスターデストロイヤーにはほとんどの装備が完全な状態でありました。その中にはタイファイターまであります。

レイがジェダイの本で調べたところ、惑星コルサントのジェダイ聖堂があった場所の下には旧共和国時代の通信システムが眠っているとのことでした。

それを使えば50の惑星と交信でき、協力を呼び掛けることができると考えました。それが残された数少ない希望でした。

ジェダイの訓練

惑星コルサントのミッションを前にレイはジェダイの訓練をしていました。レイの前にルークのフォースゴーストが現れ、彼女に指導します。

レイは自分の責任の重さを感じてかフラストレーションを覚えていました。レイはルークにこう聞きます。

「フォースのバランスを保つとは一体なんなんですか。ダークサイドはライトサイドを苦しめ、ライトサイドはダークサイドを絶滅させる。それが繰り返されるだけじゃないですか。それがどうバランスを保つのですか。」

するとルークは、「君のその怒りは十分理解できる。私の父も同じだったから。でもフォースが君に話かけてくれるはずだ、」と言います。

レイは、「私はフォースが思っているような人間ではないです。私は何者でもないのです」と言って自分の運命を否定しようとします。

ルークはそんなレイに対して、もし本当にそんなことを思っているなら、最後のジェダイはもう死んでいることになるぞ、と忠告しますが、レイは「おそらくそうでしょうね」と、自分がジェダイであることを拒絶するかのように答えるのでした。

惑星コルサント

惑星ムスタファーにいたカイロレンは、ファーストオーダーが支配する惑星クロサントに戻っていました。彼はホロクロンの爆発のせいで顔をひどく怪我していたため、マンダロリアンのアーマーを溶かして、マスクにしました。

それが終わるとカイロレンはチャンセラーハックスのところに行き、またすぐに別の場所に行くために出発すると伝えます。

それに対してチャンセラーハックスは、探していた強力なフォースの力の源とやらを見つけたのかとカイロレンに聞きます。

カイロレンはじきに見つかる、そうなったら惑星を破壊することなど、もはや無意味になると宣言するのでした。そしてチャンセラーハックスに、レジスタンスを見つけて、一掃するのだ。ただし、あの女だけ連れてこい、と命じます。あの女とはもちろんレイのことです。

惑星コルサントを後にしようとしていたカイロレンは、ダースベイダーのマスクに話かていました。

今ならあなたの弱さと痛みが理解できる。あなたは変な愛情のせいで判断を曇らせたんだ。

そしてカイロレンはあろうことかダースベイダーのマスクを外に向かって投げ捨てるのでした。

それぞれのミッション

レイは自分の進むべき道を迷っていました。そこでポーとチューバッカを連れて彼女の道を照らしてくれる予言者のもとへと行くことにします。レイは予言者にカイロレンの居場所も突き止めてもらおうというのでした。

一方、ローズ、フィン、R2D2、C3POは惑星コルサントのジェダイテンプルの下にある通信システムを稼働させるためのミッションを遂行するために出動しました。

レイは出発する前にレイア将軍と言葉を交わします。レイはレイア将軍に、「自分が何者なのか分からない。どんな道を歩むべきかも」と言います。

それに対し、レイア将軍は、こう言いました。

「私もずっとフォースのバランスについて聞かされてきたけど、その意味がいまだに分からないでいるの。でもなにがあろうと、フォースがあなたを選んだことを忘れないで。あなたの人生はほかの誰かによって決められるわけではないから。」

また、レイは、「ベンソロの中にはまだ善人の心が残っている。私なら彼のことが救えるはずだ」とレイア将軍に言いました。しかしこれに対してレイア将軍は、「私もかつてそう信じてたけど、私の知っている彼はもういなくなってしまった」というのでした。

惑星レムニコア

カイロレンはホロクロンのパルパティーンのメッセージを手掛かりに、シスの惑星レムニコアに行きました。

そこにはあちこちに大昔の戦いで死んでいった者たちの死体や残骸が転がっていました。やがてカイロレンは岩でできた要塞を見つけます。

そしてその中で、パルパティーンの師匠だと言われる、トー・ヴァラムと出会うのでした。トー・ヴァラムはおそよ7000歳の古代のエイリアンで、彼のルーツや起源は謎でした。

カイロレンは、トー・ヴァラムに対して「あなたがダースプレイガスを指導をしたのか、」と聞きます。

すると、トーヴァラムは、「人の名前などなんの意味も持たない」と言います。そして「お前もかつてここに来た者たちような力が欲しいのか。モーティスの神の仲間入りでもする気か」とカイロレンに聞くのでした。

カイロレンがそうだというと、トー・ヴァラムは「お前は過去にとらわれている。過去の自分とを切り離さなければ、お前の運命はそこら中に転がっている兵士の死体と同じになるだろう」と忠告します。

そしてトーヴァラムは相手からフォースの力を吸い取る方法をカイロレンに伝授するのでした。それこそが自分のフォースの力をパワーアップさせ、死を欺く方法だいうのです。

惑星コルサントでのミッション開始

ローズ、フィン、R2D2, C3POは、ファーストオーダーの検問を潜り抜け、惑星コルサントに忍び込むことに成功していました。

ファーストオーダーに支配されたその場所は、かつての惑星コルサントとは変わり果てていました。

ジェダイテンプルがあったところに行くと、そこはがれきの山となっており、ドラム缶に火を焚いて生活する、廃品回収業者たちの姿がありました。

ここはとてもジェダイテンプルには見えない。C3POがそういうのも無理はありませんでした。

裏切り

トー・ヴァラムの指導を受けたカイロレンは、惑星レムニコアで、岩でできた要塞の周りにいるエイリアンたちを使って新しい技術を試していました。もちろんそれはトー・ヴァラムから教わった、相手のフォースの力を吸収する技術です。

するとカイロレンは、ある洞窟を見つけます。そしてそれに呼びこまれるように中に入っていきました。

すると、あろうことかそこにはダースベイダーの姿がありました。たちまちダースベイダーはカイロレンを襲いました。激しい戦いの末、カイロレンは破れてしまいます。しかしそのときそれがただのビジョンだったことに気づくのでした。

ダースベイダーに敗北したカイロレンは怒りに満ちた様子で、トー・ヴァラムの下へと向かっていきました。そして聖域モーティスがどこにあるのかトー・ヴァラムに聞きます。しかしトー・ヴァラムは、カイロレンにまだお前はモーティスに行くに相応しくないといい、聖域への生き方を教えるのを拒否しました。

それに腹を立てたカイロレンは、なんとトー・ヴァラムから習ったばかりの技術で、トー・ヴァラムのフォースを自分に吸収しようとするのでした。

惑星ボナダン

その頃、レイ、ポー、チューバッカの三人は惑星ボナダンにいました。レイはそこで記憶をもとに彼女に進むべき道を照らしてくれる予言者と会います。予言者がレイの記憶の中から銀河系の星図を取り出そうとすると、レイの頭の中に眠っていたカイロレンのビジョンまで見えました。レイはそのビジョンに映った場所こそが次に行くべき場所だと言います。

一方、ファーストオーダーはレジスタンスに盗まれたスターデストロイヤーの場所を追跡していました。それによってレジスタンス軍の秘密の基地の場所が明らかになり、あえなくレイア将軍たちは、基地を撤退するはめになります。

そしてレイア将軍は仕方なく、盗んだスターデストロイヤーをレジスタンスのヘッドクォーターとして活用することにします。

レイア将軍のメッセージ

ローズ、フィン、R2D2, C3POはジェダイテンプルの下に眠っていた通信システムを見つけだしました。そこには大きなカイバークリスタルがあり、それを通じてR2D2が発信機を稼働させます。

そして彼らはレイア将軍から預かっていたメッセージを銀河系のあらゆる惑星に向けて送りました。

レイアはメッセージの中で言いました。

「我々はいつまでも沈黙しているわけではない。もうこれ以上ファーストオーダーの影で生きるわけにはいかない。光に向かってステップを踏み出さなくてはならない。」

レイアのメッセージは途中でファーストオーダーに察知され、遮断されました。しかしその言葉は確かに銀河系のあちこちまで行き届いていました。ベンドゥ・モンクや、バウンティーハンターのボスク、そしてカントバイトにいる少年、テミリ・ブラッグにまで届きました。

その頃、惑星ボナダンにはレン騎士団が、レイ、フィン、チューバッカの居場所を突き止めてやってきました。レイたちは海の上をレイザーセイルと呼ばれるヨットのような乗り物に乗って、追いかけてくるレン騎士団から逃れようとします。

そのときレイはレン騎士団のことをどこかで見たような気がしていました。そう、かつてフォースの覚醒でルークのライトセーバーに触れたときに見たビジョンにレンノ騎士団が現れていたのです。

レイは確かに初めて会った彼らのことを知っていました。そしてレン騎士団のメンバーを一人残らずライトセーバーを使って倒すのでした。

聖域モーティス

惑星レムニコアを去ったカイロレンは、コルサントにいるチャンセラーハックスと連絡を取り、レジスタンス軍が通信システムを使ってメッセージを送ったことを伝えました。そして途中でレジスタンスのメッセージを遮断したのは自分だと言いました。

チャンセラーハックスはいまこそファーストオーダーの力を奴らに見せてやるべきだ。新しいフォースの力を使って敵を恐怖に陥れるんだ、とカイロレンにけしかけました。

カイロレンは、チャンセラーハックスの言葉を聞くと、聖域モーティスに向かって戦闘機を飛ばしました。

一方、惑星コルサントでミッションを果たしたフィンとローズたちは、ファーストオーダーから身を潜めて生きる人々と出会いました。その中にはフィンのようにかつてストームトルーパーだった者たちも多くいました。

彼らは今ではファーストオーダーのやり方にとてもついていけないと言います。そしてフィンたちと一緒に反乱を起こそうと、闘志を燃やすのでした。

惑星アラフォン

惑星アラフォンでレイア将軍はある男と会っていました。その男とはほかでもないランド・カルリジアンです。久々にレイア将軍と再会したランドは大喜びします。

しかしレイア将軍にここはファーストオーダーの連中がよく来るからここにはいないほうがいいと忠告します。

レイア将軍は、あなたの助けが必要だとランドに言いました。ランドにほかの密輸業者たちの仲間を集めてレジスタンスと共に戦ってほしいと協力を呼び掛けたのです。

しかしランドは、かつて帝国軍との戦いに一度は勝ったにも関わらず、今ではこんな有様になったじゃないか。なんのための勝利だったんだ、と戦うことの無意味さを語りました。

そしてレイアのためならなんでもしたいが、戦いに参加することはできないといって断るのでした。

聖域モーティスでレイとカイロレンが見たビジョン

銀河系の地図には載っていない、未知の空間にある聖域モーティスはフォースの起源だとも言われています。その場所にカイロレンとレイは、ほぼ同じタイミングで降り立ちました。

レイは、氷の山を登り、頂上を目指します。するとそこにはローブを付けた大きな銅像がそびえたっていました。

頂上につくと、レイは幼少時代のビジョンを見ました。両親が彼女を惑星ジャクーに残して飛び立っていく場面が蘇ります。

レイの母親はレイを取り戻そうとレイのもとに駆け寄ろうとしますが、父親が危険だからやめておけとそれを制止しました。最後に母親はレイに向かってこう言いました。

「ここで待っていて。必ず戻ってくるから。きっとそのとき理由が分かるから。絶対に私たちは戻ってくるから」

ビジョンを見たレイは感情的になり、なぜ戻ってきてくれなかったの、とその場で叫びます。彼女の叫び越えは、氷の山の奥底へと響き渡りました。

一方のカイロレンは森の中にいました。カイロレンもまた彼の過去と向き合っていました。森の中には一軒の家があり、煙突から煙が出ています。その中には黒いローブを来た思春期のカイロレンとハンソロがいました。

ハンソロが、「ベン、何をしてるんだい?」と聞くと、カイロレンは「それはもう僕の名前じゃない」と言いました。

「お母さんがそんな恰好のお前を見たいと思うのか。」

「僕はもう戻ってこない。自分にはもっと大切な宿命があるんだ。」

「息子よ、そんなのは嘘だ。大切なものはここに全てある。」

「お父さんやお母さんが大切なものだって? 僕には二人には分からない特別な力があるんだ。」

「お母さんは誰よりも分かってるよ。」

「でもお母さんは、僕をジェダイの訓練をさせるために一人にしたじゃないか。」

「それはお前が学ぶため、成長するためにだよ。」

「僕はもう成長したんだ。」

「いいからライトセーバーを渡すんだ。」

「そんなことできるわけないだろ。」

二人のそんな会話をカイロレンは思い出していました。そしてカイロレンのビジョンは、ハンソロを殺した様子を映し出します。そしてカイロレンもまたレイが上った同じ氷の山を登っていくのでした。

レイの両親を襲った犯人

惑星コルサントでフィンとローズたちは、反乱を起こすためにファーストオーダーの要塞の近くに人々を集めていました。

フィンたちが戦闘を開始しようというところにレイア将軍を乗せたスターデストロイヤーが到着します。ポーとチューバッカの姿もありました。チューバッカはなんとエックスウィングに乗ってやってきました。

空と地上では激しい戦闘が繰り広げられました。まもなくしてローズがファーストオーダーに捕まってしまい、拷問を受けます。しかし彼女はなんとか自力で脱出することに成功するのでした。

一方、レイとカイロレンは聖域モーティスの山の頂上にある大聖堂で遭遇しました。カイロレンはレイに「今の自分はアナキンよりもルークよりも強い、モーティスの力と共に、一緒に銀河系を征服しよう。かつて古代の人々がそうしたように。ダークサイドとライトサイドの両方で。」と言いました。

それを聞いたレイは、「あなたはまだ自分に対して恐れている。ダークサイドが抜け殻にしってしまったに違いない。私があなたと手を組むとでも思っているの? あなたが私の家族にひどいことをしたというのに? ここで私に話すつもりだったの? 事実を言って私を弱らせようっていう魂胆だったの? 」と問い詰めました。

「私はあなたが何をしたか知ってるの。ずっと知っていた。私の両親は、酒代のために私を売ったんじゃない。彼らはあなたから隠れようとしていたんだわ。」

それを聞いたカイロレンはこう言います。

「覚えていたのか? 全てはスノークの命令だったんだ。彼の脅かす者は一人残らず殺せと言われたんだ。お前にたどり着くのにそれほど時間はかからなかった。でもお前はむしろ俺に感謝するべきだ。俺はお前を殺さなかったんだから。

なにも俺はお前のためにここに来たわけじゃない。そのドアの向こうにあるものが欲しいだけだ。」

大聖堂の前に立っていたレイはカイロレンを聖堂の中に決して入れようとはしませんでした。それどころか、中に入りたいなら力づくで入るがいいと彼に挑戦しました。

二人はライトセーバーとフォースの力を使って応戦します。レイとカイロレンの決戦の火ぶたが今切って落とされたのでした。

ファイナルバトル

惑星コルサントでは激しい戦いが続いていました。そんなとき突然現れたのは、仲間を連れてやってきたランドカルリジアンでした。その中にはバウンティーハンターのボスクまでいました。C3POやR2D2も役に立とうと、最前線に行ってレジスタンス軍をサポートしました。

ところがまもなくしてR2D2が攻撃を受け、破壊され、彼の頭が黒焦げになってします。するとそこにチューバッカが現れ、かつて帝国軍の攻撃を受けてC3POの破片をかき集めたように、バラバラになったR2D2を背中に抱えるのでした。

モーティスではレイとカイロレンが生きるか死ぬかの決闘を繰り広げていました。やがてカイロレンの攻撃がレイの額を直撃し、頬から額を切りました。それによってレイはライトセーバーを落としてしまいます。

そして流血して目が見えなくなってしまい、あえなく聖堂の階段の前で倒れました。倒れたレイを後目にカイロレンが大聖堂に入っていくと、そこには古代の銅像がそびえたっていました。

カイロレンは、フォースの力の源があると信じていましたが、あるのは石でできた空っぽの遺体安置台ぐらいでした。自分の目的のものを見つけられなかった彼は怒り狂い、銅像を切り倒しました。

「お前は負けたんだ。」

突然、ルークの声が聞こえました。

[父親の愛情が、自分の家族を助けた。だから自分の甥っ子であるお前のことも助けられると持っていた」とルークはつぶやきました。 そしてお前はスカイウォーカーではない、とカイロレンにいうのでした。

そのとき倒れていたレイがルークのフォースを感じ取って起き上がりました。 レイは布を破って見えなくなった自分の両目に巻きました。

そしてルークはカイロレンにこう告げます。

「お前は、我々全員を倒すことはできない。オビワンの言っていたことは正しかった。我々はフォースに包まれているんだ。フォースは我々の中を通り、銀河系を一つにするのだ。我々はフォースによってつながっており、一心同体なんだ。そんな我々が決して敗れることはない。」

そういってルークは姿を消しました。彼と入れ替わるようにレイがやってきます。そして両目が塞がったままの状態で再びカイロレンに立ち向かっていくのでした。

惑星コルサントの戦いは、形勢が逆転しつつありました。チャンセラーハックスはそれに気づいていました。ファーストオーダーが破れるのも時間の問題でした。

実はチャンセラーハックは前からひそかにライトセーバーを集めていました。彼はカイロレンのようにフォースを使うことに憧れ、カイロレンのような力をずっと欲していたのです。

しかしファーストオーダーが破れいていくのを目の当たりにしたチャンセラーハックは、紫色のライトセーバーを取り出し、自決してしまうのでした。

一方のレイとカイロレンは互角の戦いを繰り広げていました。ところがレイがカイロレンのライトセーバーの柄の部分を打ち砕いたとき、一緒に彼の指を切り落としました。

カイロレンは信じられない様子で自分の手を見ながら、怒りに任せてレイのフォースの力を吸い込もうとしました。

レイが見る見るうちに力を失っていくのに対し、カイロレンは回復していきました。レイはカイロレンに対して、助けを求めるように、「ベン」と呼びかけます。

そのとき惑星コルサントにいたレイア将軍がフォースで息子に話しかけました。レイアは彼に戻ってきなさい、と優しくつぶやきました。

そのときカイロレンは初めてダースベイダーが破れたのは弱さではなく、愛情だったのだということに気づきます。

そしてカイロレンは、レイの手を取り、自分に向けて吸い込んだフォースの力を彼女に戻そうとしました。

二人の間にはダークサイトとライトサードのフォースのエネルギーが行き来しました。レイの肉体が回復していくと同時に今度はカイロレンの体が弱っていきました。そして息を引き取ろうというとき、カイロレンは、レイに向かって、レイ・ソラーナと彼女をフルネームで呼ぶのでした。レイ・ソラーナ。

新世代のジェダイ

傷が癒えたレイを、光の粒子が取り囲みました。レイの体は浮かび上がり、気が付くとアストラル界と呼ばれる四次元の世界にいました。

そこでレイは歴代のジェダイたちから声をかけられます。ルーク、ヨーダ、オビワンケノービの声が聞こえます。

レイはオビワンケノービに聞きました。私は死んだのかと。するとオビワンは、この世界に死など存在しないと言います。

ヨーダは、お前はたくさんのことを私たちに教えくれた、とレイをほめたたえました。ルークは「お前は、ダークサイトとライトサイドの両方を包み込み、バランスをもたらしたのだ。」と説明しました。

しかしレイはここで選択を迫られます。彼らの元に残り、静穏(静穏)と平和の中で暮らすが、または苦しみや痛みと愛と共に生きることを選ぶかのどちらかです。

レイはもちろん生きることを選びました。そして歴代のジェダイたちに感謝をし、彼らに別れを告げるのでした。

最後にオビワンケノービはレイにこう言いました。

「お前はジェダイの騎士だ、レイ・ソラーナ。だけどお前は最後のジェダイではないからな。」

一方、惑星コルサントの戦いは終わりを迎えていました。ファーストオーダーは要塞ごと、惑星から脱出しようとしましたが、システムが異常を起こし、脱出を図ったときに大爆発しました。ローズが捕まったときにファーストオーダーのシステムに細工をしていたのです。これで完全にファーストオーダーは銀河系からいなくなりました。

チューバッカはドロイドと一緒にR2D2を修理しようとしていました。その様子をC3POが不安そうに見つめています。

そこにレイア将軍が現れると、 C3POは「R2は頑固いだけど、彼がいなくなったら私はどうしたらいいのか分かりません」と泣きそうな声で言いました。

するとレイア将軍は、大丈夫よ、といってかつてデススターの中で彼女がR2D2にしたように膝をついてR2D2と向き合い、メモリードライブを彼に挿入するのでした。

R2D2が再起動すると、彼のこれまでの記憶が走馬灯のように戻ってきました。ルークとの出会い、オビワンがアナキンスカイウォーカーのライトセーバーをルークに渡したシーン。デススターの場面。ヤービンの戦いに勝ったときのメダルセレモニー。ヨーダがXウィングをフォースの力で持ち上げた下りなど、懐かしのシーンの数々がR2D2の記憶を通じて映し出されました。

フィンは惑星モデスタと呼ばれる、農園のような場所にいました。そこにレイがやってきます。そしてレイはそこにいる子供たちに次世代のジェダイの教えを伝えるのでした。

ーーーーー

以上が、スターウォーズ・エピソード9・デュエル・オブ・ザ・フェイトのあらすじの全てでした。

スカイウォーカーの夜明けとは全く違った物語ですが、ところどころスカイウォーカーの夜明けが影響を受けてると思われるシーンがありましたね。

おそらくJJエイブラムス監督とクリステリオは脚本を書くにあたって、コリン・トレヴォロウの原案をかなり参考にしたはずです。

お蔵入りにはなりましたが、コリン・トレヴォロウの脚本なしでは、スカイウォーカーの夜明けは存在しなかったといってもいいかもしれませんね。

マンダロリアンに登場したダークセーバーとは?モフ・ギデオンの秘密

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スターウォーズのスピンオフドラマシリーズ、マンダロリアン・シーズン1の最終エピソードがディズニーデラックスで配信され、ついにフィナーレを迎えました。

同シリーズの終盤で主人公のマンドことマンダロリアンの前に立ちはだかったのはモフ・ギデオンと呼ばれるボスキャラでした。そして彼が持っていたのが何を隠そうダークセーバーです。

そこでこの記事では一体、モフ・ギデオンとは何者なのか。そしてなぜ彼がダークセーバーを持っていたのかについて考察していきたいと思います。

モフ・ギデオンの正体

モフ・ギデオンのモフは帝国軍における総督(そうとく)、あるいはガバナーに値するランクのことを指します。

モフと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ウィルハフ・ターキンじゃないでしょうか。ウィルハフ・ターキンは、モフの中でも最高の位であるグランドモフの称号を手にしている人物で、ダースベイダーやパルパティーンの側近として活躍しましたね。

一方のギデオンもモフの称号を手にした帝国軍のハイランクの人物で、彼がタイファイターに乗って、ストームトルーパーやデストルーパーを引き連れていたのも、そのためです。

モフ・ギデオンはかつてISBと呼ばれる帝国軍の諜報機関に当たる帝国保安局のメンバーでした。

ISBは帝国市民が国家に忠実かどうか、または帝国軍を脅かす敵対者を監視するのが役目で、いわゆる秘密警察としての役割を担っていました。

そんな組織で働いていたモフ・ギデオンがなんらかの理由でベビーヨーダことザ・チャイルドの命を狙っていたのです。

モフ・ギデオンが最初にマンダロリアンシリーズに登場したのはエピソード5のラストでした。

エピソード5では新米バウンティハンターのトロ・カリカンとマンダロリアンが組んで、凄腕の殺し屋フェネック・シャンドを捕まえるミッションに行きましたが、最後にトロが裏切り、フェネック・シャンドを殺してベビーヨーダを誘拐しようとしましたね。

そしてラストでフェネック・シャンドの死体のもとに歩いて行く何者かの後ろ姿が映りましたが、あれこそがモフ・ギデオンだったのです。

ファンの間では後ろ姿がボバフェットに似ているという意見が飛び交いました。しかしあのシーンは後にモフ・ギデオンの登場の伏線だったことが明らかになっています。

かつて帝国軍はマンダロリアンの一族と紛争になったことがあり、そのせいでほとんどのマンダロリアンが殺されました。その出来事はグレート・パージとして知られていますが、その大虐殺の主犯格の一人がモフ・ギデオンだと言われているのです。そう、モフ・ギデオンはマンダロリアンの一族をほぼ絶滅させた張本人だったのです。

グレートパージが起こってからというものマンダロリアンたちはすっかり勢力を失い、地下社会で秘密に活動することを強いられるようになりました。つまりマンダロリアンにとってモフ・ギデオンは因縁の相手なのです。

モフ・ギデオンがダークセーバーを持っていた理由

そんな因縁の相手モフ・ギデオンがマンダロリアンシリーズのラストで披露したのがダークセーバーと呼ばれる、ライトセーバーに似た武器です。

ダークセーバーは、黒いブレードを放出する古代のライトセーバーの一種で、モフ・ギデオンはそれを使って墜落したライファイターから脱出していましたね。

もともとダークセーバーを作ったのは、ジェダイ・オーダーに加盟した最初のマンダロリアン、ター・ヴィズラでした。

ター・ヴィズラが死んだ後、ダークセーバーはジェダイによってしばらく保管されていましたが、旧共和国が滅びた時にマンダロリアンのヴィズラ一家によって惑星コルサントのジェダイ・テンプルから略奪されます。

その後ダークセーバーはマンダロリアンの間で受け継がれ、長い間マンダロリアンのリーダーの象徴とされてきました。

といってもダークセーバーはいつもマンダロリアンの戦士が手にしたわけではありません。マンダロリアンの過激派グループ、デスウォッチの指導者プレ・ヴィズラをダース・モールが倒し、ダークセーバーを奪い取り、ダークセーバーだけでなく、デス・ウォッチの指導者の地位まで手に入れたこともありましたね。

つまりダークセーバーはその所有者を倒した者が新たな所有者となって、人から人へと受け継がれてきた特殊な武器だと言えそうです。

ちなみに最後にダークセーバーを手にしたマンダロリアンの戦士はスター・ウォーズクローンウォーズや反乱者たちに登場したボ=カターン・クライズでした。

そんなダークセーバーをマンダロリアンシリーズでは、モス・ギデオンが持っていたのです。ということは、マンダロリアンの戦士を絶滅に追い込んだ大虐殺、グレート・パージのときにモス・ギデオンがボ=カターン・クライズを倒したのか、あるいはほかの何者から奪ったと考えるのが自然でしょう。

いずれにしてもマンダロリアンの指導者を象徴する武器を、マンダロリアンを絶滅に追い込んだ男が手にするという皮肉な結末になってしまったのです。

シーズン1は、ベビーヨーダを守ることがメインストーリーだったのに対し、シーズン2以降ではダークセーバーもストーリーの重要なカギとなってきそうですね。

おそらくシーズン2、あるいはシーズン3では、主人公のマンドことマンダロリアンがモフ・ギデオンを倒し、ダークセーバーを取り返すのではないかと僕は思っています。
そして彼がマンダロリアン戦士の真のリーダーに上り詰めるのではないでしょうか。

以上、モフ・ギデオンとダークセーバーについてでした。

【ドラマ】マンダロリアンのあらすじと元ネタと感想

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スターウォーズのスピンオフドラマシリーズとして人気を博しているマンダロリアンがついに日本でもディズニーデラックスにて配信がスタートしました。

そこでこの記事では、すでにマンダロリアンのシーズン1を全て見終わった僕が同シリーズのストーリー、元ネタ、そして感想などを紹介していきます。

マンダロリアンのストーリー

マンダロリアンは、スターウォーズエピソード6/ジェダイの帰還の5年後が舞台となっており、帝国軍が崩壊し、リーダー不在の中、秩序を失った銀河系の裏社会の様子を賞金稼ぎの主人公の目線で描いていきます。

この時代、銀河系には中央政府が存在せず、設立されたばかりの新共和国軍も銀河系全体を統治していたとはいいがたく、多くの惑星では新共和国の法律や取り締まりが行き届いていませんでした。そんな中、賞金稼ぎや帝国軍の残党といった無法者たちはアウトローとして生き続けていたのです。

物語の主人公は、マンドという呼び名で知られるマンダロリアンの兵士です。ある日、彼が帝国軍の残党の依頼人から、あるターゲットを連れてくるように頼まれます。

ターゲットが何者であるかは一切、明かされませんでした。教えてもらったのはそのターゲットが50歳ということだけ。

ところがいざマンドがターゲットを敵の基地から救い出すと、それがヨーダに似た種族のエイリアンで、それもまだ赤ん坊であることに気づきます。

するとマンドはこのベビーヨーダに愛着を覚えていきます。そして帝国軍の残党がベビーヨーダを殺そうとしているのを知ると、彼は依頼主を裏切ってベビーヨーダを連れて逃亡を図る、というのがストーリーのあらすじです。

マンダロリアンの元ネタ

マンダロリアンは、一匹オオカミのバウンティハンターと、ベビーヨーダの逃避行の旅をつづったSF西部劇といえるでしょう。

別の動画ではスターウォーズシリーズのネタの多くは日本文化から来ていることはすでに紹介しましたが、このシリーズもまた日本の時代劇を基に描いているといってもいいでしょう。

その時代劇とは、「子連れ狼」です。「子連れ狼」は、剣の達人である拝一刀(おがみ いっとう)と息子・大五郎の、さすらいと復讐の旅物語ですが、それはベビーヨーダを連れて旅をするマンダロリアンの姿と重なりますね。

マンダロリアンが一匹オオカミというところも拝一刀(おがみ いっとう)のキャラと被ります。また、ベビーヨーダが乗っているフーバクラフトも大五郎を乗せた乳母車がモデルになっているといえそうです。

マンダロリアンは音楽がいい

マンダロリアンシリーズを見て、一番最初に感じたのは作曲家ルドウィグ・ゴランソンによるサウンドトラックがとても効果的に使われている、という点です。

一度聞いたら、耳に残る同シリーズのBGMは、西部劇そのもので、またSFの世界ともマッチしているのが特徴ですね。

スターウォーズシリーズでは数々の名曲が生まれていますが、マンダロリアンシリーズの音楽もまたその中の一つに数えられそうです。

マンダロリアンはベビーヨーダが可愛いすぎる

ベビーヨーダが画面に登場してからというものスターウォーズのファンからはそのあまりの可愛らしさに絶賛する声がSNSなどで続出しました。

マスターヨーダもなかなかの可愛らしいキャラでしたが、このベビーヨーダはそれを遥かに超えるキャラに仕上がっていて、彼の行動から目が離せなくなります。

また、可愛らしい外見とは裏腹に強力なフォースを扱う一面もあり、癒し系の強いキャラとして新しい立ち位置を確立しつつあります。

おそらく今後関連グッズが販売されたら、子供から大人にまで大人気の商品となるでしょう。

マンダロリアンはストーリー性に欠ける

マンダロリアンシリーズの問題点を挙げるとすれば、ストーリー性に欠けることです。シーズン1は全8エピソードありますが、どのエピソードも主人公のマンドがある惑星に行き、仕事をもらい、敵と戦って、また別の惑星に行く、というのの繰り返しです。

その中で裏切りにあったり、ベビーヨーダーを奪われそうになったり、といったハプニングが起こるものの、回を追ってもそれほど話が進んでいかないのが特徴で、結局シーズン1では、メインのスターウォーズシリーズのストーリーとは全くつながっていきませんでした。

マンダロリアンは主人公に感情移入しずらい

もう一つの問題点は、マンダロリアンの主人公に感情移入しずらいことにあります。というのもマンドは常にマスクをかぶっていることから、主人公の表情が一切伝わってこず、何を考えているのか、どう感じているのかが分からないのです。

また、マンダロリアンの一族は、人前ではマスクを外してはいけないという掟があるため、結局、マンドの素顔を見れるのはエピソード8の一瞬だけで、それ以外のときはずっとマスクをつけた主人公を追っていくことになるのです。

そのためスターウォーズのコアなファンなら見ても楽しめるかもしれませんが、メインの映画シリーズだけを見てきたような人にはそれほど楽しめないかもしれません。

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