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【エンドゲーム】ソウルストーンは戻せるの?脚本家が解説したよ

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マーベルシネマティックユニバースの世界で重要なアイテムとなったのがインフィニティ・ストーン。中でも最も混乱を招いたのがソウルストーンじゃないでしょうか。そこでエンドゲームでたどったソウルストーンの行く末を脚本家のコメントと共に解説します。

1、ソウルストーンは戻すことができる

エンドゲームのラストでキャプテン・アメリカがインフィニティ・ストーンを返しに行く下りがありますが、あのときに生じた最大の疑問は、果たしてソウルストーンを戻すことは可能なのかどうかということじゃないでしょうか。

なぜならソウルストーンはほかのインフィニティ・ストーンと違って、大事な人の命と引き換えに手に入れることのできる唯一無二のストーンだからです。

もとある場所に戻す、といっても惑星ヴォーミアのどこに戻すのが正しいのか、またレッドスカルのもとに戻すべきなのか、など多くの疑問が残ります。

しかしそれについてエンドゲームの脚本家であるクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーはあるポッドキャストの番組中にこう答えています。

「キャプテンアメリカは問題なくソウルストーンを返すことができたよ」

つまりソウルストーンは返却可能だったのです。また、どうやって返すかについては「昔の銀行のようにそれを入れるスロットがあるんだ」と冗談を交えてコメントしています。

2、ソウルストーンを戻しても死んだ者は返ってこない

しかしながら脚本家の二人はソウルストーンをたとえ返却したとしてもソウルストーンを手に入れたときに死んだ者は返ってこないと断言しています。

つまりアベンジャーズ・インフィニティウォーで犠牲になったガモーラも、エンドゲームで命を落としたブラック・ウィドウも二度と戻ってこない、ということです。

これについてクリストファー・マルクスは、「戻すことは可能だけど、その代わり交換に何かがもらえるわけじゃない。それについては質屋のようにはいかない」と話しています。

つまり銀行のように保管する場所はあっても、質屋のようにいつでも自由に買い戻せるということではないんだそうです。

これによってキャプテン・アメリカがソウルストーンを戻したことで、ブラック・ウィドウが生き返るのではないのか、といったファンの希望は途絶えたことになります。

3、ブラック・ウィドウの主演映画はどうなるの?

となると、今後公開が予定されているブラック・ウィドウの映画は一体どうなるのでしょうか。

考えられるのは、将来的に公開されるブラック・ウィドウの映画は彼女の起源を描いたエンドゲームよりかなり前の話になる、ということです。

つまり将来的にアベンジャーズの仲間たちと再会する、という可能性は限りなく低いことなります。

あるいは、いつかまたタイムマシーンを使ったヒーローたちがブラック・ウィドウと再会する可能性はなきにしもあらずです。

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エンドゲームにビジョンが出ていない理由!二度と戻ってこないの?

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アベンジャーズ・エンドゲームにはこれまでのマーベルシネマティックユニバースに登場したヒーローたちが勢ぞろいしますが、その一方で出てこなかったキャラクターたちもいます。その一人がビジョン。一体、なぜ彼は出てこなかったのでしょうか。

アベンジャーズ・インフィニティウォーでビジョンは逝った

アベンジャーズ・インフィニティウォーではサノスが指を鳴らす前に命を落としていったキャラクターたちがいます。

そのキャラクターとは首を絞められたロキ、崖に落とされたガモーラ、そしてマインドストーンと共に破壊されたビジョンです。

しかしながらロキにしてもガモーラにしてもタイムトラベルを経てエンドゲームに再登場するのに対し、ビジョンだけはついに最後まで現れませんでした。

そもそもビジョンが死んだかどうかもはっきり描かれていなかったため、もしかするとまだ生きているのはないか、といった説もあったぐらいです。

これについてジョー・ルッソ監督は、あるトーク番組のQ&Aのコーナーで「私が知る限り、ビジョンは間違いなく死んだ」とコメントしており、やはり実際にあの場面で命を落としたことを肯定しました。

アベンジャーズ・エンドゲームにビジョンが登場できなかった理由

しかしながらエンドゲームがシネマティックユニバースの集大成であったこと、死んだと思われていたヒーローたちがこぞって復活することなどを考えると、ビジョンが戻ってきてもいいようにも思えます。それでも戻って来なかったのにはそれなりの理由がありそうです。

その一つがサノスの指を鳴らす前に死んだキャラクターは、インフィニティ・ストーンでは復活させられない、ということがあります。

エンドゲームで登場したガーモラやロキはそれぞれ過去の二人であり、蘇ったわけではないのです。

つまりビジョンが復活するには、過去に戻ってビジョンを現在に連れてくることぐらいしか方法はなく、それはストーリー上無理があったと考えざるを得ないです。

というのも、ビジョンの頭にはマインドストーンが埋め込まれているため、彼が登場すると、インフィニティ・ストーンを集めて、インフィニティ・ガントレットにはめることができなくなるからです。

ビジョンが命と引き換えに手にしたもの

ビジョンは、命と引き換えに最期にあるものを手に入れました。それは彼がずっと追い求めてきた人間性です。

ビジョンといえば人造人間であり、人間に対する理解が欠けていることでも知られますが、サノスに敗れる直前には自分を犠牲してまで人類を助けようとした姿からもあの瞬間、彼が人間性を手に入れたと考えられそうです。

これについてアンソニー・ルッソ監督は、「ビジョンといえば人間性を求めてきた人物で、彼の最期のシーンではついに完全なる人間性を手にしたといえると思う」と語っています。

ビジョンはこれからどうなるの?

ビジョンが死んだことが確認された今、これからの彼の運命はどうなっていくのでしょうか。

すでにディズニーの動画配信サービス、ディズニー+にてスカーレット・ウィッチとビジョンが主役となるドラマシリーズの配信が決まっており、そのタイトルは「ワンダビジョン」になることまで決まっています。となるとビジョンはやはり生き返るのでしょうか。

これについては、スカーレット・ウィッチを演じるエリザベス・オルセンが「ワンダビジョンの撮影では1950年代の写真をたくさん見せられた」と口を滑らせており、ドラマシリーズは過去の出来事になる可能性が高いです。

いずれにしてもタイムスリップや複数の次元が存在するようになったマーベルシネマティックユニバースにおいてビジョンが将来的にヒーローたちと合流することは十分に考えられそうです。

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ゴジラ・キングオブモンスターズのエンドロール後ラストの意味

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ついにハリウッド版ゴジラの続編、ゴジラ・キングオブモンスターズが世界中で劇場公開されました。本作ではゴジラとキングギドラのバトルがメインとなっていますが、本編終了後、エンドロールの最後におまけシーンが残されています。そこであのシーンが意味するものについて解説していきます。

ゴジラ・キングオブモンスターズのエンドロール後のシーン

エンドロール後のおまけシーンは、メキシコの架空の島、マラ島が舞台となります。マラ島とは火山が噴火して怪獣ロダンが出現した場所。怪獣が大暴れしたせいで、そこはすでにゴーストタウンと化しています。

そんな場所に地元の釣り人に連れられて来たのが、本編の悪役アラン・ジョナとその仲間たちです。釣り人は彼らにキングギドラの頭を見せ、どうするかと尋ねます。するとじょな・アランは迷わず、キングギドラの頭を買う、というのでした。

一体あのシーンにはどんな意味が隠されているのでしょうか。最も有力なのはアラン・ジョナがキングギドラのdnaを採取して、キングギドラのクローンを作るという説です。

また、そのクローンはもしかすると、ただのキングギドラではなく、メカキングギドラになる可能性があります。

ゴジラ・キングオブモンスターズの続編

ゴジラ・キングオブモンスターズの続編としてゴジラ対コングが2020年3月13日に劇場公開されることがすでに決まっています。

タイトルからすると、ゴジラとキングコングの対決がメインとなりそうですが、もしかすると、二人の間にキングギドラが登場し、最終的にはゴジラとキングコングが力を合わせてキングギドラを倒す、というシナリオになることも考えられます。

ゴジラとキングコングが戦ったら、一体どちらのほうが強いのか、というのは怪獣映画のファンなら誰もが一度は想像したことがあるはずです。

しかしながら、どちらもファンにとっては大人気のモンスターであることを考えると、勝敗が付く可能性は低そうです。実際、1962年に公開された邦画、キングコング対ゴジラでははっきりとした決着がつきませんでした。

2020年に公開されるゴジラ対コングを監督したアダム・ウィンガードは、どちらが強いかはっきりさせる、と名言していますが、どちらかが死ぬまで戦う、という展開はおそらくないでしょう。

万が一勝ち負けがついたとしても、どちらかの心が折れて戦闘意欲を失うか、ゴジラ・キングオブモンスターズでほかのモンスターたちがゴジラに対してそうだったように、相手に降伏するかのどちらかになるはずです。

そこで重要となってくるのが悪役のキングギドラの存在です。ゴジラとキングコングが共通の敵を見つけることで、最終的には力を合わせて戦う、というのが一番ストーリー上しっくりくるのではないでしょうか。

ゴジラ・キングオブモンスターズのエンドロール後のボーナスシーンは、それを暗示していたと考えられなくもないです。

もしゴジラ、キングコング、そしてメカキングギドラが同じ映画に登場したら、怪獣マニアにとっては、たまらない作品になるはずです。

以上、ゴジラ・キングオブモンスターズのおまけシーンの考察でした。

>>ゴジラ・キングオブモンスターズのトリビア裏話まとめ

ゴジラ・キングオブモンスターズのトリビア裏話まとめ

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ゴジラ・キングオブモンスターズでは、日本のゴジラに対するオマージュがたくさんあります。そこでこの記事では本作の見落としがちなトリビアをピックアップしていきます。

モナークの基地の番号

怪獣の調査を行う秘密機関「モナーク」は、世界中に基地を持っており、それぞれに番号が付けられていたのに気付いたでしょうか。実はあの番号は、日本の代表的なゴジラ映画が公開された年と同じだったのです。

それぞれの基地にはアウトポスト55、61、67、75、91と番号が振り分けられていましたね。ちなみに55年はゴジラの逆襲、61年はモスラ、67年は怪獣島の決戦・ゴジラの息子、75年はメカゴジラの逆襲、91年はゴジラ対キングギドラが公開された年です。

怪獣総進撃

物語の序盤、モナークに対して、怪獣の調査なんてしていないでさっさと退治しろ!、とデモを起こしている人々の様子が映ります。

よく見ると、デモの人々の中には、「DESTROY ALL MONSTERS! 全ての怪獣をやっつけろ!」と書かれたカードを持っている人までいます。

実はあのフレーズは、68年公開の映画「怪獣総進撃」の英語版のタイトルと同じだったのです。

双子の妖精

1961年公開の映画モスラでは、小美人(しょうびじん)と呼ばれる双子の妖精が登場しました。小美人は美しい歌声を持つことで知られるキャラクターで、モスラを召喚するときに歌うのが特徴です。

ハリウッド版では、そんな小美人の役割をエマ・ラッセル博士と娘のマディーの二人が担うのではないかと噂されていました。

しかしながらゴジラ・キングオブモンスターズでは、親子三代にわたってモナークの研究員を務める中国人考古人類学者のアイリーン・チェン博士とアイリーン・リン博士が双子だったことが明かされています。ハリウッド版の子美人はなんと中国人だったのです。

モスラは死んだのか

キングギドラとの闘いにおいて、モスラはゴジラを助けるために自己を犠牲にします。モスラがゴジラに覆いかぶさったシーンでは、ゴジラがキングギドラを倒せるようにモスラが自分のエネルギーをゴジラに注入したのです。

あのとき、モスラの体から落ちた粉のようなものは鱗粉と呼ばれるもので、モスラのパワーを象徴しています。モスラはあのときゴジラのために自分のパワーを使い果たしたのです。

しかしエンドクレジットでは、モスラの二つ目の卵が発見されたというニュースの見出しが流れます。あのことからもモスラは、死ぬ前に卵を産み落としていたことが考えられ、まだまだ今後のシリーズでも登場することを暗示していました。

バーニングゴジラ

モスラのエネルギーを吸収したゴジラは赤く燃え上がり、パワーアップしてキングギドラに向かっていきました。いまにも爆発しそうなほど炎で真っ赤に光ったゴジラのあの姿は実は95年公開のゴジラvsデストロイアで登場したバーニングゴジラをモチーフにしたものです。

ちなみにモスラがゴジラにパワーを与える下りは、2001年公開のゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃のシーンのオマージュですが、そのときはモスラがキングギドラにパワーを注入してゴジラと戦わせます。つまりハリウッド版とは真逆の設定になっているのが特徴です。

オキシジェン・ディストロイヤー

物語の中で、アメリカ軍がゴジラとキングギドラを退治するために用いた兵器がオキシジェン・ディストロイヤーこと水中酸素破壊装置です。

実はこの兵器は、1954年公開の映画ゴジラに登場しており、ハリウッド版がオリジナルのストーリーに敬意を払った形となりました。

ちなみにオリジナル版のゴジラでオキシジェン・ディストロイヤーを開発したのは芹沢だったのに対し、ハリウッド版では芹沢は兵器の使用に反対する役側になっていました。

モンスターゼロ

ゴジラ・キングオブモンスターズの中では、なぜかキング・ギドラがモンスターゼロと呼ばれていましたね。

実はあれは1965年公開の映画怪獣大戦争の登場人物、X星人がキング・ギドラを呼ぶときに使っていた名称です。

怪獣大戦争ではX星人がキングギドラを倒すために地球の怪獣ゴジラとラドンを借りる、というストーリーになっていて、ゴジラが宇宙に飛び出した唯一の映画です。もしかすると、今後、ハリウッド版ゴジラもストーリーが宇宙に広がる可能性もなきにしもあらずです。

アメリカ人レポーター

エンドロールでは世界中のたくさんのニュース記事が映りますが、そこに見覚えのある記者の名前が登場します。

その名前とは、スティーブ・マーティン。そう、1956年に全米で公開されたハリウッド映画、「怪獣王ゴジラ」の主人公です。

怪獣王ゴジラは、アメリカの新聞記者スティーブ・マーティンが日本に立ち寄ったときにゴジラに遭遇する物語ですが、奇しくも英語のタイトルは、ゴジラ・キングオブモンスターズです。

>>ゴジラ・キングオブモンスターズのエンドロール後ラストの意味

スパイダーマンファーフロムホームのラストのおまけシーンの意味

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スパイダーマン・ファー・フロム・ホームにはミッドクレジットシーンと、エンドクレジットシーンの二つのボーナスシーンが用意されています。そこでこの記事ではそれらのシーンが意味するものを解説していきます。

スパイダーマン・ファー・フロム・ホームのミッドクレジットシーン

ミステリオを倒した後、ピーター・パーカーは欧州旅行からニューヨークに戻り、また普通の生活に戻ります。

スパイダーマンスーツを着てさっそくMJとニューヨークでデートをすることになった彼は、MJを抱えたまま、ビルからビルの間を飛び回ります。

スリリングなひと時を過ごした二人は街中で別れますが、ちょうどそのときビルの大型モニターにニュース速報が流れるのをスパイダーマンは目にします。

そのニュースはなんとミステリオが殺される瞬間をとらえた衝撃映像でした。その映像はスパイダーマンを悪者に仕立て上げるように編集されており、彼が「皆殺しにしろ」といった音声まで捉えていました。

次の瞬間、モニターには新聞社デイリー・ビューグルの編集長J・ジョナ・ジェイムソンが現れます。そして彼はスパイダーマンを強く非難し、彼こそがミステリオを殺した張本人だ、と主張するのでした。

そしてミステリオがスパイダーマンの本名はピーター・パーカーであるカミングアウトしている映像を流し、世界中に本性を暴いてしまうのでした。果たして殺人犯として仕立て上げたスパイダーマンの運命はどうなるのでしょうか。

このシーンで2002年公開の初代「スパイダーマン」の登場人物J・ジョナ・ジェイムソンがそのままの姿で出てきたことで、もしかすると、ほかのスパイダーマンたちもマルチバースの設定の中で登場する可能性がありそうです。

つまりトビー・マグワイア、そしてアンドリュー・ガーフィールドの二人がトム・ホランドのスパイダーマンと合流する可能性が生まれたのです。果たして三人による豪華な共演はあるのでしょうか。

また、スパイダーマンを目の敵にしているJ・ジョナ・ジェイムソンはコミックにおいてスパイダーマンを捕まえるために多くのヴィランたちに賞金を払うエピソードがあることを考えると、スコーピオンやエレクトロといったヴィランたちが今後のストーリーに登場してくる可能性もありそうです。

スパイダーマン・ファー・フロム・ホームのエンドクレジットシーン

もう一つのおまけシーンは、シールドの長官ニック・フューリーと副長官マリア・ヒルが車に乗ってどこかに向かっているところをからスタートします。

すると、まずマリア・ヒルの顔の色が変色し、緑色になっていきます。続いてニック・フューリーの顔まで同じ色になり、二人は映画キャプテンマーベルに登場したスクラル人のタロスとソレン姿になるのでした。

そしてマリア・ヒルの姿をしていたソレンがニック・フューリーの姿をしていたタロスに対して、ピーター・パーカーに本当のことを言わないといけないわよ、と言います。

すると、タロスのほうが「大丈夫だよ。彼は上手くやったよ。全部フェイクだなんて俺も知らなかったんだ。パフォーマンスも、イルージョンも全て本物みたいだったし」などと言うのでした。

そしてタロスは何者かに電話をかけます。電話を取ったのは本物のニック・フューリーで、彼はスクラル人のスペースシップにあるバーチャルリアリティーのビーチにてバケーションを楽しんでいました。そう、スクラル人に自分たちのフリをさせたのはニック・フューリーだったのです。

このシーンはスクラル人が今後もマーベルシネマティックユニバースのにおいて継続して登場することを暗示しており、今後も変幻自在に姿を変え、ヒーロー、もしくはヴィランの姿で人々を惑わすことになりそうです。

また、故郷を失った難民であるスクラル人は、一見キャプテンマーベルやニック・フューリーたちと仲間になったかのような印象を与えていますが、今後あるタイミングで地球を乗っ取ろうとする恐れも十分にあります。

というのもスクラル人はコミックにおいては地球に侵攻しようとした経緯があるからです。果たしてスクラル人は味方なのか、それとも敵になるのか。今後のストーリーに注目です。

>>【ネタバレ】スパイダーマンファーフロムホームのトリビアまとめ

【ネタバレ】スパイダーマンファーフロムホームのトリビアまとめ

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スパイダーマンファーフロムホームには、コミック、過去作品、関連作品などに関するたくさんの細かいトリビアやオマージュシーンが存在します。そこでこの記事では、本作をもっともっと楽しむためにポイントとなるシーンを紹介します。

ナンバープレート

ニック・フューリーとマリア・ヒルはメキシコで調査を行っているとき、土のエレメンタルズと遭遇します。

あのとき二人はある車の側を通り過ぎますが、その車のナンバープレートをよく見ると、「463」となっているのが分かります。

というのも土のエレメンタルズのモデルとなったサンドマンはコミック「アメージング・スパイダーマン」の第4巻で初めて登場するからです。ちなみにその第4巻が発売された年は1963年。だから463なのです。

キャプテン・アメリカは死んだ?

物語の冒頭では、エンドゲームで活躍したヒーローたちのメモリアル動画が流れます。その動画ではトニー・スターク、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ヴィジョンの順に顔が映ります。

しかしよく考えると、キャプテン・アメリカはエンドゲームで老人にはなったものの死んではいないはずなのに、なぜか亡くなったヒーローたちと一緒に紹介されていました。

あれはもしかすると、キャプテン・アメリカがエンドゲーム後に亡くなったことを暗示していたのではないでしょうか。

ちなみにスパイダーマンファーフロムホームはエンドゲームの数か月後からスタートしますが、その間に亡くなった可能性もありそうです。

いずれにしてもキャプテン・アメリカについては、今後の映画、あるいはドラマシリーズで明らかになりそうです。

メイ・パーカー

序盤には、メイおばさんが中心となって、ホームレスのシェルターのために寄付金を集めをするシーンがあります。あれはコミック、そしてPlayStation 4向けのゲームソフト、マーベルズ・スパイダーマンにおける設定がベースとなっています。

ちなみにチャリティーイベントのシーンではハッピー・ホーガンが50万ドルの寄付金を届けにくる下りがありますが、そこにはペッパー・ポッツのサインが入っていましたね。

トニースタークが亡くなってからも妻であるペッパー・ポッツがピーター・パーカーの家族のことを応援してくれているのが分かる、そんなシーンでした。

ベン・パーカー

アンクル・ベンとして知られるピーター・パーカーのおじさんといえばペン・パーカー。メイおばさんの亡くなった夫であり、ピーター・パーカーが父親のように慕っていた人物ですが、本作にはそんなおじさんの思い出品が登場します。

ヨーロッパ旅行に行く前に準備をするピーター・パーカーのスーツケースに注目してください。そこにはBFPと書いてあります。あれはほかでもないベン叔父さんのベンジャミン・フランクリン・パーカーのイニシャルです。

ノヴァ

ピーター・パーカーがイタリアに向かう飛行機の中で動画を見る一コマがあります。飛行機の席のモニターには、アイアンマンの動画をはじめ、ブラックパンサーの故郷ワカンダの作品がありますのが、その中にノヴァと書かれた動画があるのに気付いたでしょうか。

あれはもちろん、マーベルシネマティックユニバースのフェーズ4で登場することが噂されているヒーロー、ノヴァのことを暗示しています。

あのシーンに出て来たことによってMCUにおけるノヴァの登場が限りなく現実的になったことを示しています

ちなみにノヴァは、アベンジャーズ・インフィニティウォーで登場する構想があったことが明かされており、紆余曲折を経て、やっとフェーズ4で彼の姿が見られそうです。

エディス

ピーター・パーカーはヨーロッパ旅行中、ニック・フューリーからトニー・スタークのハイテクサングラスを授かります。

バスに乗ったとき、さっそくそのサングラスを付けると、を音声ガイダンスで出迎えてくれたのは、エディスという名前の女性の声をしたAIでした。

トニー・スタークが開発したAIといえば、ジャービス、フライデイ、カレンなどを思い出しますが、ここに来てなぜエディスの名前が使われたのでしょうか。

それには二つの説があります。ひとつはアベンジャーズの仲間であるクリント・バートンの母親の名前がエディス・バートンだから。

もうひとつは、トニースタークの父親ハワード・スタークのかつての恋人の名前がエディス・オベロンだからです。

ジャービスがかつて父親の執事だったことを考えると、恋人の名前を使ったという説のほうが可能性は高そうですね。

ミステリオはスパイダーマンだった?

本作の敵キャラといえばミステリオ。彼を演じるのは俳優のジェイク・ジレンホールですが、実はジェイク・ジレンホールにはかつてスパイダーマンを演じる話があったのです。

というのも2002年公開のスパイダーマン2では主役を演じたトビー・マグワイアが背中を負傷し、あともう少しのところで役を辞退するところだったからです。

そのときに白羽の矢が当たったのがジェイク・ジレンホールだったのです。皮肉にもジェイク・ジレンホールは本作でスパイダーマンに倒される役柄を引き受けています。

スパイダーマンのスーツ

ミステリオを倒すために、ピーター・パーカーは、ハッピー・ホーガンのジェット機の中で新しいスーツを作ります。

そのときスーツのホログラムが彼の腕を包みますが、あれはもちろん、映画アイアンマンでトニースタークが自分のスーツを作ったシーンのオマージュです。

世界がネクストアイアンマンを必要としているときに、ピーター・パーカーは悩み抜いたあげく自分自身でその役を買って出ました。その姿はかつてのトニースタークを彷彿とさせるシーンだったのです。

セルフィー

ニューヨークに戻ったピーター・パーカーは、スパイダーマンのスーツに身を包み、街中を飛び回ります。そのとき彼はスマホを取り出し、セルフィーを撮る一コマがあります。

あれは実は、前述のPlayStation 4向けのゲームソフト、マーベルズ・スパイダーマンのオマージュです。ゲームの中でもセルフィーを撮る機能が搭載されていますが、あのシーンはそれをモチーフにしたものだったのです。

エンドクレジットでS.W.O.R.Dが登場

エンドクレジットシーンではニック・フューリーとマリア・ヒルがスクラル人であることが明かされました。

そして本物のニック・フューリーはスクラル人のスペースシップの中でバケーションを楽しんでいたというオチが待っていましたね。

あのシーンはシールドではなく、S.W.O.R.D. として知られる別の機関の映画デビューともいえるシーンでもありました。

S.W.O.R.D.とは、センシェスト・ワールド・オプザベーション・アンド・レスポンス・デパートメントの略で宇宙人の脅威に対抗するために設立された組織のことを指します。

ニック・フューリーがスクラル人と手を組んでいたところを見ると、宇宙からのなんらかの脅威のために準備をしていた、とも考えられそうです。

そう考えると、フェーズ4でも宇宙と地球を舞台にした闘いが繰り広げられる可能性が高いです。

以上、スパイダーマンファーフロムホームのトリビアでした。

>>スパイダーマンファーフロムホームのラストのおまけシーンの意味

アベンジャーズ・エンドゲームの全未公開削除シーン解説

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アベンジャーズ・エンドゲームのDVDおよびブルーレイには多くの未公開削除シーンがボーナスとして収録されています。そこで全てのボーナスシーンを解説いたします。

ペッパー・ポッツとトニースタークのシーン

サノスを倒してからというもの地球に平和が戻り、トニースタークとペッパーポッツは自然に囲まれた別荘でのんびりと暮らしていました。

ある日、ペッパー・ポッツがキッチンに立っていると、そこにトニースタークがやって来ては、料理の中に庭のゴジ‐ベリーが入っているかい、と聞きます。

するとペッパー・ポッツはゴジベリーはあなたのアルパカが全部食べてしまったわよ、とあきれたように言うのでした。

トニースタークは、アルパカは俺のじゃなくて、みんなのアルパカだろ、と言いながら、料理の中に何かをスパイスのようなものを入れようとしますが、ペッパー・ポッツにやめてと注意されてしまいます。

そして早くキッチンから出て言って、それとあと5分でゴハンができるって娘に伝えてきて、と追いだされてしまうのでした。

このシーンは家族が幸せに暮らしている風景を描いた微笑ましい一コマになっています。しかしメインのストーリーとはそれほど関連性や重要性がないためカットされてしまったのでしょう。

ロケットの突っ込み

続いてアベンジャーズたちがデスクを囲いながらみんなで映画アベンジャーズでのニューヨークでの戦いのときの映像を振り返っています。

そのときロケットが、何時間こいつらと戦ったんだ、とみんなに聞きます。すると、ブラックウィドウが2,3時間ぐらいかなと答えるのでした。

すると、ロケットは、チタウリなんて宇宙で最もひどい軍隊なのに、なんですぐにマザーシップを撃ち落とさなかったんだ? と突っ込みを入れるのでした。

図星を付かれたほかのメンバーたちは返す言葉がなく、キャプテンアメリカが、知らなかったんだよ、と答えるのがやっとです。すると、ロケットは、知らなかっただってといいながら爆笑します。

それを聞いていたアイアンマンが突然席を立ち、自分たちを馬鹿にしたロケットの毛をバリカンで剃ってしまうのでした。

このシーンは間違いなく上映されていたら、映画館が爆笑の渦に巻き込まれていたでしょう。なぜトニースタークが突然バリカンを持ち出したのかは謎ですが、あまりにもコミカルなシーンに仕上がっています。

ウォーマシンとキャプテンアメリカ

もう一つのシーンでは、ウォーマシンがキャプテンアメリカに映画キャプテンアメリカ・ファーストアベンジャーのときのことを尋ねます。

ウォーマシンはテッセラクトはその後どうなったんだ、と聞くと、キャプテンアメリカは、飛行機が墜落した後に海の底に落ちたよ、と答えます。

すると、ローディは、前から聞きたかったんだけど、なんで飛行機を墜落させなくちゃならなかったんだ、と図星を付くのでした。

機内に爆弾があったからさ、と答えますが、ローディはこれでは納得せず、「どうして墜落させる前に飛行機から飛び降りなかったんだよ?」と問い詰めます。

それに対してはキャプテンアメリカはそれ以上何も答えられませんでした。この会話は、ファンの間でプロットホールだと騒がれている映画キャプテンアメリカ・ファーストアベンジャーのラストを掘り起こしたシーンになっています。

ファンの声に対するアンサーとして作ったこのシーンも見方によってはコミカルに映るかもしれませんね。

ロケットとソー

また、別の削除シーンは、ロケットとソーがアスガルドにタイムスリップしたときの一コマになっています。

ソーが建物の手すりの上に立ちながら小便をしていると、ロケットはどっちに行くんだと聞きます。ソーはえ、何か言ったかと、聞き返しますが、ロケットはこれに対して、見たくなかったけどすでに遅かったよ。ひどいものを見てしまったからね、とソーの小便姿について話すのでした。

そして集中しろよ、とソーにげきを飛ばします。ここからどっちに行けばいいんだよ、と聞くと、ソーはぼっとした様子で分からないと答えます。

なんで分からないんだよ、お前はここに住んでただろ、とロケットが逆上すると、1500年しか住んでないよ、とソーはふてくされるのでした。

このシーンもコミカルなシーンですが、少し下品なこともあり、削除されたのかもしれませんね。

トニースタークとハワードスターク

トニースタークは1970年にタイムスリップし、シールドの基地で父親ハワードスタークと遭遇します。そのときハワードは、君の名前は?とトニースタークに聞きます。するとトニースタークは、すかさずポッツと答えるのでした。

すると、ハワードは俺のもとで働かないか、と提案するのでした。しかしもちろんトニースタークはそんなことができるわけなく、予定がきつくて忙しくてできませんと断ります。

このシーンは親子が意気投合する様子を描いていますね。トニースタークが自分の名前をポッツと答えるなど、ユーモアも含まれていて、とてもいいシーンに仕上がっています。

感動のラスト

そして最後の削除シーンはほかでもない、アイアンマンが力尽きるシーンです。

アベンジャーズ・エンドゲームの本編ではアイアンマンが指を鳴らし、サノスをはじめとする、ヴィランたちを消し去ると、力尽きて今にも息を引き取りそうになります。

それを見たスパイダーマンはすかさずアイアンマンの下に行き、言葉をかけました。続いてペッパーポッツが近づいていき、もう休んでいいよ、といって頬にキスをすると、ついにアイアンマンは息を引き取り、この世を去ってしまうのでした。

そのシーンはそこで終わっていましたが、実はあれには続きがあったのです。続きとは、その場にいたヒーローたちが順番に片膝をついてアイアンマンに敬意を示すシーンのことです。

ホークアイ、ブラックパンサー、キャプテンマーベル、スター・ロード、ネビュラ、ヴァルキリー、アントマン、キャプテン・アメリカ、そしてドクター・ストレンジが膝をついたところで、カメラはズームアウトしていき、感動のシーンは終わります。

ちなみにそのシーンの途中では、行方が分からなくなっていたガモーラがみんなの様子を見つめると、どこかへと一人で歩いていってしまう下りもありました。これにより、ガモーラが生きていたことがはっきりしましたね。

なぜ感動のシーンは削除されたのか

本編ではその後、アイアンマンことトニー・スタークの葬式のシーンへと移ります。つまり彼の死を嘆き悲しむシーンは葬式でも続くため、二つのシーンを比べたときにヒーローたちが一堂に会する葬式のシーンのほうが感動的だという結論に至ったと考えられそうです。

また、削除シーンをよく見ると、ところどころCGIや背景が未完成であることが分かります。例えばウォーマシーンのアーマーが不自然に赤くなっていたり、ハルクの向きがほかのキャラクターたちと違っていたり、と、このシーンが不完全であることを示しています。

そう考えると、撮影後、まだちゃんと編集する前の早い段階で削除することが決まっていたといえそうですね。

さらにガモーラのシーンについては、あえて彼女の行方を謎にすることで、その後のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズを待ちわびるファンたちにとっては一つの楽しみが増える、と考えたからではないでしょうか。

エンドゲームのラストでキャプテンアメリカに起こった新事実発覚!

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アベンジャーズエンドゲームのラストでキャプテンアメリカは過去にタイムスリップし、インフィニティストーンを戻しに行き、ペギーカーターと結婚しました。しかしその後の彼の動向については謎に包まれたままです。

しかしこれについては最近になってエンドゲームの脚本家であるクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが衝撃の事実を伝えています。そこでキャプテンアメリカの知られざるその後を紹介します。

エンドゲームでキャプテンアメリカに起こったこと

脚本家のスティーヴン・マクフィーリーは、先日ある雑誌のインタビューでキャプテンアメリカに起こったことを詳しく解説しています。

それによると、マーベルシネマティックユニバースにおいては、常に二人のスティーブ・ロジャースがいた、ということです。

どういうことかというと、エンドゲームのラストでスティーブロジャースは過去にタイムスリップし、インフィニティストーンをそれぞれのタイムラインと場所に戻しに行きました。そして任務を果たすと、ペギーカーターのいる1948年に戻り、彼女と結婚するのでした。それがエンドゲームのラストシーンになっていますね。

物語の中でエンシェントワンが説明していた通り、タイムスリップし、ある時間軸からインフィニティストーンを持って行くと、そこで別のリアリティーが生まれます。

しかしスティーブ・ロジャースの場合は、インフィニティストーンを持って行ったのではなく、戻したために彼が過去に戻ったことによっては別の現実世界は生まれていません。

つまり彼が戻った1948年の時間軸には別のスティーブロジャースが海の底で凍ったまま眠っていたのです。

そして2011年に救出されて、復活したときには若いスティーブ・ロジャースともう一人の年老いたスティーブロジャースがいたことになるのです。

ペギーカーターの葬式には二人とも出席していた


このセオリーを基にすると、今までシネマティックユニバースで視聴者が見て来た若いスティーブ・ロジャースとエンドゲームから過去に行き、年月と共に年を取っていったもう一人のスティーブロジャースがお互いにループして存在し続けることになりますね。

そのうえでもう一度キャプテンアメリカシビルウォーをぜひ見てください。なぜならペギーカーターの葬式には若いスティーブ・ロジャースのほかに、年老いたスティーブロジャースがちゃんと参列していたからです。

さらに驚きなのは、キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーでペギーカーターが別の男性と結婚していたことが判明しますが、その別の男性とは実はもう一人のスティーブロジャースだったのです。

つまりペギーカーターは、いずれにしてもスティーブ・ロジャースと結婚し、結ばれる運命にあったのでした。キャプテンアメリカにとってこれ以上のハッピーエンドがあるでしょうか。

もちろんあくまでもこれはクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーによるセオリーであり、監督やプロデューサーの意向とは反する可能性もあります。

しかしスティーヴン・マクフィーリー自身、科学的には説明できなくても、こうだと信じたいとコメントしており、多くのファンの胸を熱くさせています。

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スカイウォーカーの夜明けではタイムトラベルが登場する!

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最近、ファンの間でスターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けにまつわる、あるとんでもないファンセオリーが話題になっているのをご存知でしょうか。もしこれが本当だとしたら最悪の展開になる可能性もありそうです。

そこでここではスターウォーズ・エピソード9のタイムトラベルセオリーについて考察していきます。

アベンジャーズの影響?スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けでもタイムトラベル

エピソード9に導入されるのではないか、と噂されている展開の一つが何を隠そうタイムトラベルです。

では一体どうしてスターウォーズがタイムトラベルのネタを使う必要があるのか。それはすでにこれ以上スターウォーズユニバースの中で未来のことを描きようがないからです。

すでに前作でルークが最後のジェダイであると言ってしまっていることからも、これから新しいジェダイを登場させることもできません。

新シリーズではレイをヒロインに、カイロ・レン、フィン、ポー・ダメロン、ローズなど新しいキャラクターが数多く登場していますが、話がいくら進んでもそれほどそれぞれのキャラクターたちのストーリーに広がりがないことはすでに一目瞭然です。

そのため結局は昔からいるルーク・スカイウォーカー、レイア、ハンソロ、チューバッカといったキャラクターたちを復活させて体裁を保っています。

つまりすでにアイデアが切れていることは否定できない状況に陥っており、苦肉の策としてタイムトラベルを持ち出してくるのではないかといわれているのです。

スターウォーズにタイムトラベルが使われる理由

これまでスターウォーズの世界では、タイムトラベルができる、といったセリフやエピソードは皆無でした。

しかし最近のアベンジャーズエンドゲームの大成功を目の当たりにしたディズニーが、同じプロットをスターウォーズの世界にも導入する可能性は決して低くはないでしょう。

そもそもスカイウォーカーの夜明けの最初の予告動画では、ルークがレイにこんなことを言う一コマがあります。

我々は全てを伝えた。はるかな歴史が君の中に

実はこの英語の文章を直訳すると、「我々は全てを伝えた。何千もの世代が君の中で生きている」となります。これはもしかすると時間軸について語っているとも考えられそうですね。

ほかにも色々と不審な点がいくつかあります。例えば最後のジェダイで破壊されたはずのルーク・スカイウォーカーのライトセーバーをレイが持っていること。

レイア将軍がエピソード4/新たなる希望で登場した反乱軍の勲章を持っていること。そして極めつけは、死んだはずのパルパティーンの笑い声が聞こえたこと。

また、スカイウォーカの夜明けでは、パルパティーンだけでなく、アナキン・スカイウォーカー、ハンソロ、オビワンケノービ、ヨーダ、ダースモールなどお馴染みのキャラクターたちが登場するのではないかと噂されています。

これらは全て過去の出来事とリンクするものばかりで、全てをまとめて解決する展開といえばタイムトラベルなのです。

そして予告動画のラストでは丘の向こう側に破壊されたデススターが見えます。そしてそのとき、レイが白いバッグを持っているのに気付いたでしょうか。今までレイがバックを持っているシーンなどは一度もなかったにも関わらず、あの丘にまでわざわざ大事に持ってきたバッグの中には一体なにが入っているのでしょうか。

そこにはもしかすると、タイムトラベルを可能にするデバイスが入っているのではないでしょうか。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド解説!これ知らないと理解できないよ

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クエンティン・タランティーノ監督による、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演した話題作といえば、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド。

本作はタランティーノの少年時代の体験や監督として影響を受けた当時の映画作品をはじめ、タランティーノ監督自身の過去作品にまつわる多くのトリビアが登場します。

本作に関してはほかの映画と違って、それらのトリビアをよく理解していないと、メインのストーリーを理解することも難しいかもしれません。

そこでこの記事では、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのポイントとなるシーンや裏話を一挙紹介します。

タイトルの由来

本作のタイトル、ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッドは、クエンティン・タランティーノ監督がファンであることを公言している、マカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督の作品、Once Upon a Time in the West(邦題ウエスタン)とワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカから来ています。

そのためレオナルドディカプリオ扮する主人公のリック・ダルトンは、西部劇俳優、ブラッド・ピット扮するクリフ・ブースは西部劇俳優のスタントマン、という設定になっていましたね。

ちなみに本作には多くの実在する人物が本名のまま登場しますが、主人公二人には関しては架空の人物となっているのが特徴です。

チャールズ・マンソン

本作では、変わりゆくハリウッドの流行とニーズに振り回される西部劇俳優を描きつつ、もう一つハリウッド史においてショッキングな事件として多くの人の記憶に残っているシャロン・テート殺人事件をつづっていきます。

1960年代後半、チャールズ・マンソンは、この映画で描かれていた通り、牧場で多くの信者と共にカルト教団を結成し、生活していました。

次第にチャールズ・マンソンが極端な思想を持つようになったことで狂暴化し、最終的には信者たちをロマン・ポランスキー監督の自宅に送り込み、そこにいた妻のシャロン・テートをはじめ、友人たちを殺害させたのでした。

この事件はハリウッド史上最悪の悲劇としても知られており、当時少年だったタランティーノにも大きな影響を与えたはずです。そのため1960年代のハリウッドを描いた本作でも、もはや避けては通れなかったテーマなのかもしれません。

TV番組や映画作品の由来

物語の中で、レオナルドディカプリオ扮するリック・ダルトンが主演している西部劇のテレビドラマといえばバウンティー・ロー。同シリーズは架空の番組ですが、モデルとなったのは、スティーブ・マックイーンが主演した「拳銃無宿(原題)Wanted Dead or Alive」です。

本作ではなにかとスティーブ・マックイーンについてのトリビアが多く、彼自身がリック・ダルトンのモデルになったことは明らかです。その証拠に話の中でも度々スティーブ・マックイーンが登場します。

例えば、リック・ダルトンが映画「大脱走」のオーディションに落ちたことを回想するシーンでは、スティーブ・マックイーンのシーンにレオナルドディカプリオをCGで重ねた一コマがありましたね。

ほかにもリック・ダルトンが最初に出演者したイタリアのマカロニウェスタンのタイトルは「ネブラスカ・ジム」でしたが、あれはスティーブ・マックイーンの「ネバダ・スミス」がモチーフになっています。

ちなみにネブラスカ・ジムの監督は、セルジオ・コブーチとなっていましたね。これはもちろん前述したタランティーノの尊敬するイタリア人監督セルジオ・レオーネのことを指しています。

メインキャストとカメオ出演

タランティーノ監督は、自分の作品に同じ俳優たちを何度も起用することで知られており、ワンス・アポンアタイム・インハリウッドも例外ではありません。

本作に出ているレオナルドディカプリオは「ジャンゴ 繋がれざる者」、ブラッド・ピットは「イングロリアス・バスターズ」、カート・ラッセルは「デス・プルーフ in グラインドハウス」や「ヘイトフル・エイト」に出演していたことはご存知の通りです。

それだけではなく、西部劇バウンティーローのシーンでは、レオナルドディカプリオ扮する主人公が仲間のカウボーイと話す下りがありますが、その仲間とはほかでもない、レザボアドックスのミスター・ブロンド役で知られる俳優のマイケル・マドセンです。マイケル・マドセンは、キルビルシリーズでもバド役で登場しましたね。

さらにブルーリーとブラッド・ピット扮するクリフ・ブースが喧嘩をするシーンで止めに入る女性は、ユマ・サーマンのスタンウーマンとして知られるゾーイ・ベルです。

ゾーイ・ベルは、キルビルでユマ・サーマンのスタントを務めた後、『デス・プルーフ in グラインドハウス』、「ジャンゴ 繋がれざる者」、「ヘイトフル・エイト」にそれぞれ女優として出演しています。

また、キルビルでお馴染みのユマ・サーマンに似た出演者がいたことに気づいたでしょうか。実はチャールズ・マンソンファミリーの中の女の子の一人はユマ・サーマンとイーサン・ホークとの間に生まれた娘、マヤ・ホークだったのです。

それだけではありません。パルプフィクションに登場したブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘、ルーマー・ウィリスもシャロン・テートの友人役として登場します。

舞台のセット

かつてハリウッドで制作された西部劇は、当時を再現したセットを制作費削減のため繰り返し、別の作品でも使われることが普通でした。それはいわば日本の時代劇が、日光江戸村やワープステーション江戸などのセットで度々撮影されるのと似ていますね。

そういった背景もあってか、本編で流れる西部劇バウンティー・ローのセットは、実はタランティーノの映画「ジャンゴ 繋がれざる者」と同じセットで撮影されていたのです。どこか見おぼえがあるな、と思った人も多いのではないでしょうか。

エンドクレジット

エンドクレジットではリック・ダルトンがタバコのCMを撮影しているところが流れます。そのタバコとはレッドアップル。

実はこの架空のタバコブランドは、タランティーノ作品に何度も登場しているブランドで、パルプフィクション、キルビル、イングロリアス・バスターズ、ヘイトフル・エイトなどにも登場するので探してみてください。

レッドアップルではワンス・アポンアタイム・インハリウッドの本編でもスタントマンのクリフ・ブースが吸っていましたね。

【ネタバレ】ロケットマンの裏話!名前の由来はジョンレノン?

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エルトン・ジョンの半生をつづったミュージカル映画ロケットマンには、知っておくと、お得な裏話ががいくつか存在します。そこでロケットマンをまだ見ていない人、またはすでに見た人のためにトリビアを紹介していきます。

エルトン・ジョンとタロン・エジャトンはほかの作品で共演していた

本作で主人公を演じたタロン・エジャトンは実はかつてキングスマン: ゴールデン・サークルで共演したことがあります。

キングスマン: ゴールデン・サークルでエルトン・ジョンはただの友情出演にとどまらず、悪者たちをやっつける重要な役を足していました。

もしかすると、あのとき共演したことでタロン・エジャトンはエルトン・ジョンの絶大な信頼を得たのかもしれませんね。そう考えると、二人の出会いは運命だったとも考えられそうですね。

ボヘミアンラプソディーと似てる?

ロケットマンとなにかと比較されがちな映画といえばボヘミアンラプソディー。ボヘミアンラプソディーはブライアン・シンガーが監督しましたが、製作中に首になり、デクスター・フレッチャー監督に交代した経緯があったのです(クレジットではブライアン・シンガーが監督になっています)。

そのデクスター・フレッチャーがロケットマンを監督したこともあり、両作品に類似点がたくさんあるのは無理はないのかもしれません。

しかしひとつだけ大きな違いがあります。ボヘミアンラプソディーでは、シーンごとに俳優のラミ・マレックとフレディ・マーキュリー本人の声が使い分けられていたのに対し、ロケットマンは、全てタロン・エジャトンの声だけで撮影されています。

エルトン・ジョンは撮影にあたって、タロン・エジャトンに対し、自分の真似をするのではなくキャラクターを思うがままに演じて欲しいと要求したそうです。

コスチュームはオリジナル

エルトン・ジョンのトレードマークといえばド派手なコスチューム。この映画でも幾度となく様々なユニークなデザインのコスチュームが登場します。

しかし実は実際にエルトン・ジョンが使ったコスチュームとは違い、あえてオリジナルのデザインにしたそうです。

唯一、再現されたコスチュームは、ドジャースのユニフォームだけだそうです。ちなみに本作でコスチュームデザインを担当したデザイナーのジュリアン・デイは、ボヘミアンラプソディーでも同じくフレディーマーキュリーのコスチュームデザインを担当しています。

エルトンジョンの父親

本作ではエルトン・ジョンの父親であるスタンリーは、母親と離婚して、別の女性との間に二人の子どもを授かった、として描かれています。しかし実際は彼には4人の息子がおり、そのうちの一人、ジェフ・ドワイトは、本作でのスタンリーの描かれ方に対して否定的な反応を示しています

特にスタンリーがエルトン・ジョンに対して、終始冷たい父親だった、という描かれ方に対して、父はエルトン・ジョンのことを誇りに思っていたと話しています。

エルトン・ジョンの名前の由来はジョン・レノン?

エルトン・ジョンの本名は、レジナルド・ケネス・ドワイトで、エルトン・ジョンはステージネームであることはご存知の通りです。

ではなぜ彼がエルトン・ジョンという名前をステージネームに選んだのでしょうか。それはかつて彼が参加していたバンドのメンバーにエルトンという名前の人とジョンという名前の人がいたからです。

しかし映画ロケットマンでは、エルトン・ジョンのジョンは、ジョン・レノンから取ったという描写がありましたね。あれは残念ながらフィクションだったのです。

名曲は30分で作られた

エルトン・ジョンの名曲ユアソングは、物語の中で描かれている通り、ある日の朝、作詞家のバーニー・トーピンがリリックを殴り書きしていたのを見て、即興でエルトン・ジョンがピアノでメロディーを付けたこと完成した曲です。バーニー・トーピンが詞を書いてエルトン・ジョンに渡してから、エルトン・ジョンはわずか30分ほどでメロディーを完成させたそうです。

SING/シング

ロケットマンで主人公エルトン・ジョンの役を演じたタロン・エジャトンは、映画シングでゴリラのダニーの声を担当したことでも知られます。奇しくも映画シングのラストシーンでダニーは、エルトン・ジョンのI’m Still Standingを歌いますが、ロケットマンでもこの曲がラストのミュージカルシーンに使われています。それはまるで映画シングが未来のことを予言していたかのようですね。

スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けのラストで起こること!

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最近、スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けのエンディングについて様々なファンセオリーが議論されています。そこでその中でも最も有力かつ驚きのセオリーを紹介します。

レイとカイロ・レンがパルパティーンと戦う

あるファンの説にすると、エピソード9のラストでは、レイとカイロ・レンが力を合わせてパルパティーンに戦いを挑み、パルパティーンを倒します。

しかしながら暗黒面のフォースをマスターしたパルパティーンは生死を操ることが可能なため、倒されても別の肉体に乗り移ることが可能です。

スターウォーズのパルパティーンがまだ生きている理由3つ
スターウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカーの予告動画によってパルパティーンの復活が暗示されました。 しかし死んだはずのパルパティーンはいかにして復活するのでしょうか。ここで詳しく解説します。 1、 パルパティーンはそ...

そんな生死を操る能力を使ってパルパティーンがターゲットにしたのはなんとカイロ・レンの肉体でした。

パルパティーンに自分の肉体を乗っ取られそうになったカイロ・レンは、レイに自分のことを殺すように頼みます。

このときすでにカイロ・レンに特別な感情を抱いていたレイは、カイロ・レンのことを想って拒否します。しかし最終的にはレイはパルパティーンを倒すためにカイロ・レンの肉体ごとライトセイバーで切るのでした。

これによってパルパティーンの魂は消え、同時にカイロ・レンも息を引き取ります。レイが死んだカイロ・レンを前に涙を流して悲しんでいると、次の瞬間ルーク・スカイウォーカーのフォースゴーストが現れます。

そしてルーク・スカイウォーカーはフォースの力でカイロ・レンを蘇らせるのでした。そう、ライズ・オブ・スカイウォーカー(スカイウォーカーの夜明け)とはつまり、このシーンのことを指すのでした。

レイの正体はパルパティーンだった

もう一つのセオリーは、レイの正体がパルパティーンである、という衝撃のダークなサプライズエンディングです。

実は、パルパティーンはエピソード6で死ぬ前にコンティンジェンシー・プランと呼ばれる緊急時対策の極秘計画を立てていました。

実はファーストオーダーの設立は、もともとパルパティーンのコンティンジェンシー・プランの一環だと言われています。

そもそもエンペラーのことを守れない帝国など滅びるべきだ、というのがパルパティーンの考えでした。パルパティーンはルーク・スカイウォーカーをはじめ、ライトサイドに寝返ったダース・ベイダーによって倒されましたが、リーダーなき帝国軍は銀河系ではもはや不必要な組織だったのです。

また、パルパティーンのプランの中には、惑星ジャクーにオブザーバトリーと呼ばれる観測所の建設がありました。惑星ジャクーといえば、レイの故郷としても知られる場所です。

レイの記憶の中では何らかの理由でレイの両親に置き去りにされた場所であり、その後生き延びるためにジャンクの回収などをした砂漠の都市です。

惑星ジャクーにオブザーバトリーがあったことは、エピソード6とエピソード7の間に起きたことをつづった小説スターウォーズ・アフターマスでも描かれています。

では、一体なぜレイの故郷である惑星ジャクーにパルパティーンが観測所を立てたのでしょうか

その答えは、レイは実はこの観測所で製造されたパルパティーンのクローンだからに違いないです。

これについてはエピソード8・最後のジェダイのシーンでも触れられていたのです。レイがルーク・スカイウォーカーと修行をしている最中に吸い込まれるように洞窟の中に入って言ったシーンを覚えているでしょうか。

そこでレイが鏡に向かって自分の両親の姿を見たいといったとき、鏡に映ったのはループする複数のレイ本人の姿でした。あのとき実は鏡は彼女の願いに答えていたのです。なぜならそもそもレイには両親がおらず、彼女自身、クローンとして惑星ジャクーのオブザーバトリーで生まれてきたからです。

つまりスカイウォーカーの夜明けのラストでは、パルパティーンは自分のクローンであるレイの肉体に乗り移るのです。そう、ずっとヒロインだと思っていたキャラクターは実はシリーズ最大のラスボスだったのです。

レイの肉体に乗り移ったパルパティーンが戦う相手はおそらくルーク・スカイウォーカー、あるいはカイロ・レンのいずかれになるでしょう。いずれにしてもこのセオリーが正しければ過去最大のショッキングなエンディングとなるはずです。

以上、スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けのラストのセオリーについてでした。

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スカイウォーカーの夜明け予告動画第二弾考察まとめ

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スターウォーズの公式ユーチューブチャンネルがついに、D23エキスポの来場客向けに公開した特別動画を一般向けにリリースしました。

そこでここではスターウォーズスカイウォーカーの夜明けの最新動画についてそれぞれのシーンを徹底解説していきます。

まずは動画を見ていきましょう。

スターウォーズスカイウォーカーの夜明けの動画が意味するもの

今回の動画は旧シリーズのエピソード4からスタートし、5、6の映像が流れ、続いて
旧シリーズの前編に当たるエピソード1,2,3、そして新シリーズの7、8、9とつないでいきます。

バックにはルークスカイウォーカーの声が聞こえ、スカイウォーカーの夜明けの最初の予告動画と同じ「我々は全てを伝えた。はるかな歴史が君の中に。だが、これは君の戦いだ。」というセリフが流れます。

そしてそのセリフをルークスカイウォーカーが言い終えるタイミングで未公開映像に映り替わりような作りになっていました。

また、それぞれのシーンが各エピソードを象徴するだけでなく、ほかのエピソードの伏線にもなっているところがポイントですね。

砂漠の惑星はどこなのか

まず最初に画面に飛び込んできたのは、砂漠の惑星にいるレイ、ポー・ダメロン、フィン、チューバッカ、C3POの姿です。よく見ると、ファルコン号が画面右端にとめてあるのが分かります。

彼らの視線の先にあるのは、大勢の人々が外に出て、祭りのようなイベントをやっている場面です。

宇宙で戦争が行われている真っただ中で、これだけの人々が一つの場所に集まっている様子を見ると、レジスタンスが何かの戦いでファーストオーダーに勝利し、人々がそれをお祝いしているところのような印象を受けますね。

ちなみにこの惑星は、ルーク・スカイウォーカーが育ったタトゥイーン、あるいはレイが育ったジャクーではないかといった説がありますが、個人的には本作から登場する新しい惑星パサーナではないかと思っています。ちなみにパサーナは、宇宙人アーキーアーキー種族の故郷でもあります。

レイア将軍のシーン

続いて登場するのはレジスタンスのレイア将軍。ご存知の通り、レイア将軍を演じるキャリー・フィッシャーはすでに亡くなっているため、本作では未公開の古い映像を使うか、あるいはCGを使うことになると思われていました。

この映像を見る限りでは、フォースの覚醒のレイア将軍の映像を切り取ってCGで洋服を変えたように見えますね。JJエイブラムス監督はCGは使わないと言っていたので、CG処理をしていない可能性もありますが、いずれにしても普通に見ただけではCGか、実写かどうか気づかないぐらいです。

戦闘機のシーン

レイア将軍の後に映るのがレジスタンスとファーストオーダーのそれぞれの戦闘機が集結している場面。おそらくこれが戦闘機によるクライマックスのバトルシーンとなるでしょう。

レジスタンス側には、Xウィング、ファルコン号、Bウィング、Aウィング、Yウィングといった小型の戦闘機があります。その中にはエピソード4に登場した戦闘機タナヴィーIVがあるのも特徴です。

それに対し、ファーストオーダーは多くのスターデストロイヤーと似た戦闘機で対抗してきます。特にトップの部分が帝国軍が使っていたスターデストロイヤーとそっくりですね。ストーモーションにして見ると、帝国軍を象徴する赤いマークまでついています。

もしかすると、このときのためにパルパティーンが帝国軍のスターデストロイヤーを宇宙のどこかに隠していたのかもしれません。

その後に映るのはコックピットの中にいるフィンとジャナの二人。二人はおそらくあるミッションを遂行するためにどこかへと向かっているのでしょう。もしかすると、二人だけほかのレジスタンスの仲間たちとは違う場所に行く可能性もあります。

目の赤いC3PO

多くのファンを驚かせたのが、赤い目をしたC3POじゃないでしょうか。もしかしてC3POまで悪の手に渡ってしまったのでしょうか。

そういえばフォースの覚醒ではc3POが赤い腕を使ったシーンもありましたね。本編に説明はありませんでしたが、フォースの覚醒のときC3POは戦いの末、壊された仲間の赤いドロイドの腕を付けていたことが、コミックによって明らかにされています。

では今回のスカイウォーカーの夜明けではどうでしょうか。今回C3POはストーリーの中で特別なメモリーを搭載する下りがあると言われており、システム上でモードが切り替わり、目が赤くなるのではないか、と考えられます。

あるいは新しメモリーやデータを読み込もうとするときに、そのデータが破損していたために目が異常事態を知らせる赤になるのではないでしょうか。

赤いレーザー

続いて画面に映るのは、どこからか放たれた赤いレーザーのシーンです。その舞台となっているのは惑星キジミと呼ばれる雪にまみれた世界で、盗人の街ともいわれる場所だと思われます。

おそらく赤いレーザーを放っているのはファーストオーダー、あるいはパルパティーン率いる軍隊でしょう。そのレーザーの破壊力は、惑星ごと破壊してしまうデススターやスターキラーを彷彿とさせます。

この武器が今まで登場しなかったことからも、これまでのデススターのテクノロジーではなく、それをさらに進化させた第三デススター、または第二スターキラーのテクノロジーではないかと思います。

レイの行方

そしてお待ちかねの主人公レイがやっとここで登場します。レイは森の中でライトセーバーを手裏剣のように投げて木を切っています。

よく見ると、エピソード4新たなる希望で登場した、リモートと呼ばれるトレーニングドロイドが宙に浮かんでいるのが分かりますね。

ルークスカイウォーカーがかつてこれを使ってライトセーバーの練習をしたようにレイもまた練習していたのかもしれません。

ルークなき今、レイには師匠がいないため、彼女ができることといえば、こうして森の中で一人で修行することぐらいなのでしょう。

続いて暗闇の中カイロレンが戦闘機を後にし、レイに向かって歩いていく姿が見えます。この時点でカイロレンが赤いライトセーバーを取り出したことからも、すぐそこにレイがいるに違いないです。

二人が対決するのは、大量の水に飲みこまれようとしている建物の上です。この建物は、おそらくデススターです。デススターはデススターでも、第2デス・スターの可能性が高いです。

というのも画面左側には、第2デス・スターと同じキャノンのようなものが映っているからです。また、霧の奥には、前回の予告動画にも登場した、破壊されたデススターの姿が見えるかと思います。

ダースレイ

そして最後に流れるのは、ほかでもないダークサイドのレイです。レイは、黒フードを被り、折りたたまれたライトセイバーをまるでヌンチャクのように振り回したかと思うと、ドュアルウライトセイバーにして、そこにいる敵のことを冷たく見つめているようでもあります。その姿はダースモールを思い出させますね。

そのあまりにもダークな姿から、この映像一つだけで、多くのファンを大興奮の渦に巻き込んでいるのはいうまでもないでしょう。

ではレイは本当にダークサイドに陥ってしまうのでしょうか。この映像を見た限りでは、レイの瞳がほかのシスのキャラクターのように赤と黄色に充血していないことからも、おそらくパルパティーン、またはほかの誰かによるフォースビジョンなのではないかと考えられます。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのラストの意味考察

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドは、ラストシーンで視聴者の予想を覆す意外な終わり方をするのが特徴です。

しかしあのラストシーンには一体どんな意味が込められているのでしょうか。そこでこの記事ではワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのエンディングについて解説していきます。

なお、ネタバレになりますので、まだ見ていない人はくれぐれもスルーしてください。

タランティーノはもう一つの現実を描く

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのエンディングを理解するには、クエンティン・タランティーノ監督の映画作りのスタイルを知っておく必要があります。

というのもタランティーノ・タランティーノ監督はこれまでもいくつかの作品で、歴史を基にしたストーリーを描いてきたことがありますが、その度にオリジナルのストーリー、つまりもうひとつの現実を作り上げてきたのです。

例えば、イングロリアス・バスターズでは、第二次世界大戦中のドイツ国防軍占領下のフランスが舞台で、ナチスドイツに復讐を試みるユダヤ系アメリカ人の部隊を描きました。

もちろんストーリーの大部分はフィクションですが、実際にイギリス軍には似たようなユダヤ系の部隊があったことが伝えられており、全くのフィクションともいえないのがポイントです。

また、イングロリアス・バスターズのラストでは、バスターズのメンバーがナチスドイツの指導者であるアドルフ・ヒトラーを映画館の中で殺す描写があり、いわゆる正義の味方であるアメリカ軍が敵を倒す、というハッピーエンディングにしている点においても、歴史とは違った終わり方で、締めくくっているのも特徴です。

一方の「ジャンゴ・つながれざる者」は、ドイツ人賞金稼ぎに助けられた黒人奴隷が生き別れた妻を取り戻す西部劇となっており、アメリカの奴隷の歴史をテーマに取り上げました。

本作で描かれていることについても実際の奴隷の歴史とは異なる点が多々あるといった指摘がありますが、そもそもタランティーノ監督には最初から歴史上で起きたことを忠実に描く気などないのです。

彼にとってはあくまでもフィクションであり、オリジナルのハリウッドスタイルのハッピーエンディングにすることで物語にピリオドを付けることが多いです。

それをふまえたうえで、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを見ると、本編でもラストシーンでは、もし女優シャロン・テートが殺されていなかったら、といったもう一つの現実を描いていることが分かるかと思います。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドと現実の違い

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドではラストシーンで、、架空のスタントマン、クリフ・ブースと俳優リック・ダルトンが家に侵入してきた、チャールズ・マンソン率いるカルト教団のメンバーたちを撃退したことで、めでたしめでたし、といったようにハッピーエンディングを迎えます。

それはいわばハリウッドで活躍してきた二人がヒーローとなって、チャールズ・マンソンファミリーという悪の組織をやっつける、ベタな展開だともいえそうですね。

実際チャールズ・マンソンファミリーが侵入した家は、お隣のロマン・ポランスキー監督の自宅でした。

そこにはかつて音楽プロデューサーのテリー・メルチャーが住んでおり、ミュージシャンとしてデビューすることを夢見ていたチャールズ・マンソンとも知り合いだったのです。

物語の中で、長髪のチャールズ・マンソンがテリーはいないかいといって、ロマン・ポランスキー監督の家を訪れる下りがありましたね。実際にチャールズ・マンソンはテリー・メルチャーが引っ越した後もあの家を何度か訪れていたそうです。

ところがミュージシャンとしてデビューできないことが分かるとチャールズ・マンソンはテリー・メルチャーに強い恨みを抱くようになったのでした。

そしてあの家にカルト教団のメンバーを送って、家にいる人たちを殺すように命じたのでした。

事件当時、家の中には妊娠中だった女優シャロン・テートと友人が3名おり、それぞれが殺害されています。つまりシャロン・テートをはじめ、被害者たちは自分たちとは無関係の恨みが発端で、暴走したカルト教団によって命をうばわれてしまったのでした。

タランティーノ監督はこの悲劇を、ハッピーエンディングに変え、せめてフィクションの中だけでも、ハリウッドで輝かしいキャリアを築こうとしていたシャロン・テートの命を救ったのです。

エンディングでは本作のタイトルが表示されるのも一つのポイントです。というのもタイトルのワンス・アポン・ア・タイムは、童話の冒頭で使われる「むかしむかし」といった意味のフレーズだからです。

つまりワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドは、むかしむかしハリウッドでは、こんなことがありました、というタランティーノ監督が作り上げた、現代の童話ともいえる話だったのです。

ダークサイドのレイの正体を徹底考察!パルパティーンとの関係は?

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赤いライトセイバーを操るダークサイドのレイがスターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けの予告動画に登場したことによって、レイの運命についてファンの間では様々な憶測が広がっています。

そこでスターウォーズエピソード9においてレイに起こりうる出来事について考えていきます。

スカイウォーカーの夜明け予告動画第二弾考察まとめ
スターウォーズの公式ユーチューブチャンネルがついに、D23エキスポの来場客向けに公開した特別動画を一般向けにリリースしました。 そこでここではスターウォーズスカイウォーカーの夜明けの最新動画についてそれぞれのシーンを徹底解説し...

ダークサイドのレイはビジョン

ドゥアルライトセイバーを掲げ、冷酷な表情をしているダークサイドのレイの姿は、パルパティーンによるフォースビジョン、またはレイ自身のビジョンの中で、暗黒面に陥った場合の自分の姿を見ている、というのが最も有力な説ではないでしょうか。

かつてルークスカイウォーカーもエピソード5/帝国の逆襲でヨーダとの修行中に惑星ダゴバの洞窟でダースベイダーと遭遇し、倒したダースベイダーのマスクの中に自分自身の姿を見たことがありましたね。あれと似た幻覚のシーンである可能性が高いです。

これまでエピソード7、8などの新シリーズでは旧シリーズのオマージュシーンが多かったことを考えると、今回も同じようなパラレルシーンになるのではないでしょうか。

また、よく見ると、レイがライトセイバーを振りかざそうとしているとき、画面右端では誰かの影が後づ去りするような動きが見えます。よく見えない人はぜひ大画面で見てみてください。もしかすると、レイの視線の向こうにはレイ本人がいるのかもしれません。

ダークサイドのレイはクローン

もしビジョンではないとしたら、次に考えられるのがクローンです。パルパティーンは、惑星ジャクーにオブザーバトリーと呼ばれる観測所を設置したことについては、ほかの記事でもすでに話しました。

というのもパルパティーンは、コンティンジェンシープランと呼ばれる緊急事態対策を、自分が死ぬ前から密かに進めており、その一環としてクローン人間を製造していたのではないか、と考えられているのです。

だからこそレイには子供の頃の記憶がほとんどなく、両親についても覚えていないのではないでしょうか。

レイもクローンの一人なら、赤いライトセイバーを持っていたあのレイもまた別のクローンである可能性があります。

となると、エピソード9ではレイVSクローンのレイの対決が見れるかもしれませんね。

レイはパルパティーンに操られている

多くのファンがダークサイドのレイをなんらかのビジョンだと思っている理由の一つは、レイの瞳が、ほかのシスのキャラクターのように赤や黄色く充血していないからではないでしょうか。

しかしながら、シスはいつも赤と黄色い目をしているわけではありません。例えばドゥークー伯爵の目は常に普通でした。

また、ダースベイダーと化したアナキン・スカイウォーカーもいつも目が赤と黄色かったわけではありません。

彼の目の色が変わったのはダークサイドに転向したとき、また、より強いダースサイドのフォースを使っているときです。

一方で予告動画のダークサイドのレイは、どちらかというととても落ち着いています。まるですでにダークサイドに転向してからしばらくたった後のようでもありますね。

注意して見ると、レイの左手の指には黒い指輪がついているのが分かります。この指輪をどこかで見おぼえがないでしょうか。そう、これと似た指輪を実はスノークがつけていたのです。

スノークの左手にはめられていた指輪は、ゴールドの上にドワーティの四賢者の象形文字が刻まれており、黒い石は黒曜石(こくようせき)と呼ばれる物質でできています。

その黒曜石は、惑星ムスタファーにあるフォートレスベイダーことダースベイダーの城にしかない素材だと言われています。ちなみにダースベイダーの城は、映画ローグワンでも少し登場しましたね。

ちなみにスノークの指輪は、スノークが最後のジェダイで殺されたとき、レイとカイロレンが一緒に戦ったあの場所に彼の真っ二つになった体とともに落ちていたはずです。つまりレイが拾おうと思ったら拾うことは十分に可能だったでしょう。

もしレイが付けている指輪もこれと同じか、または似たものである場合、スノーク、レイ、そしてダースベイダーにつながりがあることが考えられそうですね。

この三人をつなげる人物とは一体誰でしょうか。そう、ほかでもないダース・シディアスことパルパティーンです。もしかすると、あの指輪を通じてパルパティーンは、スノークをはじめ、レイのことまで操っていたのではないでしょうか。

もしこの説が正しければ、レイはエピソード9で少なくとも一度は本当にダークサイドに陥ってしまうかもしれません。

果たしてレイは、ライトサイドにとどまることができるのでしょうか。それとも本当に悪の道へと進んでしまうのか。


スノークは死んでいない!指輪に隠された謎と彼の正体!

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スターウォーズシリーズには数々の謎が残されていますが、その一つがスノークの正体ではないでしょうか。ほとんどバッグストーリーが語られることなく、死んでいったあのボスキャラは一体誰だったのか。そこでここではスノークの謎に迫ります。

スノークはシスではない

これまでスターウォーズシリーズの主な敵キャラといえば、ジェダイと相対する存在であるシスであることが普通でした。

そのためスターウォーズエピソード7フォースの覚醒でスノークが登場すると、当然彼もまたシスの暗黒卿なのではないかと思われましたが、これについては監督のJJエイブラムスが明確に否定しています。

スノークはダークサイドのフォースを操ることには違いませんが、ダース・シディアスやダースベイダーのようなシスとは一線を画すのです。

しかしながらジェダイを敵対視していたことや、銀河系を征服しようとしていたことなどを考えると、その目的はダース・シディアスことパルパティーンがやろうとしていたことと限りなく近いです。

スノークはプライムジェダイ

ある説によると、スノークはプライムジェダイなのではないかとも言われています。プライムジェダイとは、ジェダイオーダーの最初のメンバーを指しますが、スノーク率いる軍隊がファーストオーダーという名前なのも、彼がジェダイオーダーの最初、つまりファーストのメンバーだからファーストオーダーになった、と考えられるのです。

プライムジェダイについては実はスターウォーズの公式ビジュアルディクショナリーでも言及されており、そこに掲載されているプライムジェダイのシンボルがスノークにそっくりなのも、この説を広めるに至った理由のひとつです。

スノークは限られた人にしか自分の姿を見せないことでも知られており、ほとんどがホログラムによる登場でした。

エピソード8最後のジェダイでは実物が登場しましたが、あの姿も本当の姿かどうかわかりません。もしかすると、彼はかつてジェダイの騎士だったのでしょうか。

スノークはパルパティーン

もう一つのセオリーは、スノークは実はダースシディアスことパルパティーン本人だ、というものです。

パルパティーンは、ダークフォースを使って生死を操ることができるため、スノークの体を借りて、ファーストオーダーを操っていたとも考えられます。

パルパティーンは死ぬ前にコンティンジェンシープランと呼ばれる、緊急対策の計画を練っていましたが、ファーストオーダーの設立もその一環であると言われています。

だとすると、スノークに乗り移り、パルパティーンがファーストオーダーの指揮を執っていたとしても不思議ではないでしょう。

よく見ると、スノークの指には指輪がついているのが分かります。あの指輪はフィギュアでも忠実に再現されています。

スノークの指輪は金でできており、そのうえに黒い石がついているのが特徴です。金の上に書かれているのは、ドワーティの四賢者の象形文字で、黒い石は黒曜石(こくようせき)と呼ばれる物質です。

ちなみにこの黒曜石は、惑星ムスタファーにあるフォートレスベイダーことダースベイダーの城にしかない素材です。このことからもスノークとダースベイダーになんらかの関係性があることが考えられそうです。

そして二人をつなげる人物といえばやはりパルパティーンが真っ先に浮かびますね。もしかすると、パルパティーンはあの指輪を通じてスノークを操っていたかもしれません。

最後のジェダイではカイロレンの裏切りによって倒されたスノークですが、ダースモールが体を真っ二つにされても生きていたように、スノークもまた生きている可能性はあります。

また、本当は最後のジェダイには、スノークの過去や詳細について語るシーンがありました。しかしライアンジョンソン監督は、そのシーンを全てカットしたことを明らかにしています。

というのも最後のジェダイにおいて、重要なのはスノークではなく、レイ、もしくはカイロレンのストーリーのほうだったからです。

あえてライアンジョンソン監督がスノークについて語らなかったのは、その役目をエピソード9に委ねたという意味もあります。

そう考えると、もしかするとエピソード9では、パルパティーンの正体が明かされる可能性もありそうです。果たしてスノークは一体誰なのでしょうか。以上、スノークの正体についての考察でした。

ゾリ・ブリスのプロフィールと正体!レイやポーとの関係は?

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スターウォーズ・エピソード9、スカイウォーカーの夜明けには多くの新キャラが登場しますが、そのほとんどがストーリー上でどんな役割を果たすかについては謎に包まれたままです。

中でも特に気になるキャラクターの一人がゾリ・ブリスです。一体彼女はどんなキャラなのか。そこでここではゾリ・ブリスのファンセオリーをまとめてみました。

ゾリ・ブリスのプロフィール

ゾリ・ブリスとは赤いコスチュームを身にまとい、ゴールドのマスクをかぶった女性キャラクター。その風貌がボバ・フェットを彷彿とさせることから彼女もまた賞金稼ぎなのではないかと言われています。

ゾリ・ブリスが登場するのは雪に囲まれた惑星キジミで、惑星キジミは盗人の街があることで知られているため、彼女もお金に汚いキャラクターである可能性が高いです。

スターウォーズシリーズにおいてお金に汚いといえば、ハンソロもかつてそんなキャラの一人でしたね。最後のジェダイで登場したDJも金のためなら平気で人を裏切る性格の持ち主でした。ゾリ・ブリスもまたそんなキャラクターになるのでしょうか。

ゾリ・ブリスを演じるケリー・ラッセルはあるインタビューで、ゾリ・ブリスはライトサイドなのか、ダークサイドなのかと聞かれたとき、どちらでもない、と発言しているため完全なる正義の味方ではなく、またファーストオーダーの手下といった存在でもなさそうです。

ゾリ・ブリスとポー・ダメロンの関係

しかしながら敵か味方のどちらかといえば、ゾリ・ブリスは味方寄りのキャラクターになりそうです。というのもゾリ・ブリスはレジスタンスのメンバーであるポー・ダメロンの友人であることをケリー・ラッセルがインタビューで明らかにしているからです。

また、二人はただの友人ではなく恋愛関係になる、あるいはかつて恋人だった、という説もあります。

そのことからもゾリ・ブリスが惑星キジミにおいてレジスタンスをなんらかの形で助けることが考えられそうです。

レイを救ったのはゾリ・ブリスなのか

一説によると、ゾリ・ブリスは主人公のレイと重要な関係にある、と言われています。というのも少女時代のレイを惑星ジャクーに隠したのはほかでもないゾリ・ブリスなのではないかと考えられるからです。

その理由の一つは、予告動画で惑星キジミで登場するスペースシップと、惑星ジャクーにレイを残して飛び去ったスペースシップが似ているからです。

レイについては、酒代欲しさに両親に売られた、という話はカイロ・レンが最後のジェダイで語っていましたね。となると、売られたレイをスペースシップで輸送していたのが賞金稼ぎのゾリ・ブリスだった可能性があり、もしかするとファーストオーダーにレイを差し出そうとしていたのかもしれません。

しかし途中で気が変わり、レイを安全な惑星ジャクーに隠したのではないか、といわれているのです。

もしこの説が本当だとしたら、ゾリ・ブリスはレイの命の恩人といえるかもしれませんね。果たしてゾリ・ブリスはレイとつながりがあるのでしょうか。それともただの強欲な賞金稼ぎなのか。以上、ゾリ・ブリスについてのセオリーでした。

【ネタバレ】スカイウォーカーの夜明けのあらすじを最後まで紹介

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多くの謎に包まれたスターウォーズエピソード9、スカイウォーカーの夜明けのストーリーが最近、リークされ、ファンの間で大きな話題となっています。

そこでこの記事では、リーク情報をもとにスターウォーズエピソード9のあらすじを一挙紹介します。

なお、もしこの情報が正しければネタバレになるので、もし内容を知りたくない人はくれぐれもスルーしてください。

ルークとレイアのフラッシュバック

物語の冒頭では、若かりし頃のルークとレイアがジェダイの騎士としての訓練をしているシーンが流れます。そこではなんとレイアがライトセイバーを使うシーンまであるようです。

レイアはハンソロの子供であるベンソロを妊娠したため途中でジェダイの訓練を断念しますが、彼女もフォースの使い手であることから、実はかつてジェダイの道へと進もうとしたようです。

そのせいか予告動画で森の中でレイが訓練をしていたシーンでは、実はあの同じ場所にはレイアがおり、レイに指導をする場面があるのです。

ルーク・スカイウォーカーが最後のジェダイのラストで死んでしまった今、レイにジェダイの道の教えを伝えることができるのはレイアだけだからです。

ウェイファインダー

スカイウォーカーの夜明けにおいて、ストーリー上における重要なアイテムがウェイファインダーと呼ばれるナビゲーターのようなデバイスです。

カイロ・レンはこのウェイファインダーを見つけるために銀河系のあちこちを飛び回ります。そしてそれを見つけるためなら容赦なく、人々を殺していきます。やがてカイロ・レンはウェイファインダーを見つけますが、それはかつて祖父のアナキン・スカイウォーカーが使っていたものであることが分かります。

そしてカイロ・レンはウェイファインダーによって、アンノウン・リージョン、または未知領域と呼ばれる地帯に導かれるのでした。

パルティーンの野望

未知領域でカイロ・レンが遭遇したのはほかでもないダース・シディアスことパルパティーンです。パルパティーンは魂だけではなく、肉体のままちゃんと存在していました。

カイロ・レンはパルパティーンからある命令を受けます。命令とはレイを呼び寄せ、ダークサイドへと導くこと。そしてカイロ・レンとレイの二人で力を合わせて新しい帝国を築く計画を告げられるのです。

パルパティーンはこの計画を実現させるために密かに新しいスターデストロイヤーを完成させていました。それが予告動画に登場した無数の戦艦だったのです。それだけではありません。パルパティーンは、精鋭部隊シストルーパーたちもこの計画のために隠していました。

フィンとポーが向かった先

一方でレジスタンスのフィンとポー・ダメロンは、銀河系のどこかにある森で囲まれた惑星に向かいます。二人は、ファーストオーダーの情報提供者と接触し、カイロ・レンがすでにウェイファインダーを手に入れたことを教えてもらいます。

さっそくフィンとポー・ダメロンはこのことをレイア将軍に報告すると、レイア将軍は、レイ、チューバッカ、C3Oらをさばくの惑星パサーナへと送り出します。そしてレイア将軍はパサーナにいる、ある人物とコンタクトを取るのでした。

その人物とはランド・カルリジアンです。ランド・カルリジアンはレジスタンスのメンバーたちにシスの短剣がある場所へと導きます。その短剣にはC3POですら読解できないシスの特別な言語で何かが書いてあるのでした。

この文章を翻訳させるためにポー・ダメロンはC3POを雪で覆われた惑星キジミに連れて行き、そこで改良を加えます。予告動画でC3POの目が赤かったのはこのせいだと考えられそうですね。

レイとカイロ・レンの交信

その頃、レイとカイロ・レンは、最後のジェダイで二人がしたようにフォースを使ってコミュニケーションを取り始めます。

それによりカイロ・レンはレイと仲間の居場所を突き止め、レンの騎士団を引き連れて、レイたちがいる場所へとたどり着くのでした。

レジスタンスのメンバーはたちまち大勢の敵に囲まれます。命からがら逃亡を図ったため、ファルコン号をファーストオーダーに奪われてしまいます。

短剣に書かれてあったこと

C3POがシスの暗号を読み取ると、そこにはもう一つのウェイファインダーのことが書かれていることが分かりました。そしてそのウェイファインダーとはかつてパルパティーンが使っていたものであることも発覚します。

ちょうどその頃、再びカイロ・レンはレイとフォースを使って交信を始めます。カイロ・レンはレイにレジスタンスが短剣を手に入れたことを知っているといい、かつてその短剣が何に使われたか分かるか、とレイに話します。

カイロ・レンは、その短剣は、かつてレイの両親が殺されたときに使われた武器だといい、レイを驚かせるのでした。そしてレイの両親が何者でもなかった、という話は本当だと繰り返すのでした。、

これによってレイは怒り狂い、二人はフォースビジョンの中でライトセイバーを使って戦います。

ファルコン号の救出作戦

レイをはじめ、レジスタンスのメンバーは奪われたファルコン号を取り返そうと、ファーストオーダーの基地へと乗り込みますが、全員があえなく捕まってしまいます。

しかしそこで救いの手を差し伸べたのは、ファーストオーダーの司令官ハックスでした。実はフィンとポー・ダメロンが以前に接触したファーストオーダーの情報提供者とはハックスだったのです。

ハックスはカイロ・レンがレイと対決している隙を見て、ほかのレジスタンスのメンバーたちを逃げします。

一方でカイロ・レンは、レイの両親についてまた話し始めます。レイの両親は何者でもなかった。しかし彼女の祖父はほかでもないパルパティーンであることを明かします。

これを聞いたレイはショックを受けながらもカイロ・レンと決着を付けることなく、ほかのメンバーと合流し、ファルコン号で脱出するのでした。

エンドアの決戦

レイがファルコン号に乗って向かった先は衛星エンドア。そこには破壊された第二デス・スターの残骸がありました。

カイロ・レンもレイの後を追ってデス・スターのところにまで向かいます。そのシーンこそが予告動画で登場した二人の決闘シーンです。

激しい戦いの末、レイはカイロ・レンを倒し、怪我を負ったカイロ・レンをその場に残し、パルパティーンのウェイファインダーを拾ってエンドアを後にするのでした。

パルパティーンのウェイファインダーに触れた直後、レイはビジョンの中で自分がダークサイドに陥った姿を目にします。レイはあともう少しでカイロ・レンを殺すところでした。しかしルークがかつて、ダースベイダーにとどめをささなかったように、レイもとどめを刺すことをやめたのです。、

一方のカイロ・レンはデス・スターの残骸で倒れたまま、かつて自分の手で殺してしまった父親のビジョンを見ます。ハン・ソロはカイロ・レンに向かって、今でも決して遅くない。まだ変わることができる、と息子に言うのでした。そして彼は立ち上がり、カイロ・レンとしてではなく、ベンソロとしてエンドアを脱出するのです。

レイアの死と衝撃のラストシーン

レジスタンスのメンバーが基地に戻ると、レイア将軍がベッドに横たわっていました。彼女はまもなく自分の死を迎え入れようとしていました。ついに彼女の番が来たのです。そのときルークのフォースゴーストが現れ、レイアにお別れを告げます。しかしレイアにはまだやるべきことが一つだけ残されているルークはいうのです。

レイをはじめとするレジスタンスは、未知領域に侵入し、シスの戦艦と激しい空中戦になります。レイは呼び寄せられるようにパルパティーンのもとへとたどり着き、ついに自分の祖父と対面するのでした。

パルパティーンは、レイに対し、カイロ・レンが言ったことは本当だと言います。パルパティーンはダースベイダーを完全にダークサイドに導くことができず、アナキン・スカイウォーカーとルークの親子の絆の強さに驚かされたことを語ります。

そしてレイとの間には特別な家族の絆があるため、二人で力を合わせればスカイウォーカーファミリーにも決して負けない強力な存在になりうると誘惑するのでした。

レイがパルパティーンの言葉に惑わされている、そのときある人物が現れます。その人物とはベンソロです。二人はお互いのフォースの力を合わせてパルパティーンに立ち向かいます。

しかしパルパティーンの力には及ばず、ベンソロは制圧されてしまいます。レイ一人ではとてもパルパティーンはかないません。

希望を失ったそのとき二人の前に現れたのはルークとレイアのフォースゴーストでした。ルークとレイアはレイに絶大な力を与え、ついにパルパティーンを永遠に葬ることに成功したのでした。

パルパティーンを破ったレイは、惑星タトゥイーンに行き、かつてアナキン・スカイウォーカー、そしてルーク・スカイウォーカーが使ったライトセイバーとレイアのライトセイバーを一つにしてスカイウォーカーファミリーンの故郷であるその地に埋めるのでした。

そして空を見上げると、そこにはかつてスター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望で出て来たツインサンセットが浮かんでいたのでした。

以上、スタウォーズエピソード9、スカイウォーカの夜明けのストーリーでした。もちろん信じるか信じないかはあなた次第です。

映画ジョーカーのあらすじをラストまで徹底解説

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DCコミックのヴィランを主人公にした映画といえば「ジョーカー」。バットマンシリーズお馴染みの強敵の知られざる素顔を描いた本作のあらすじをラストまで紹介します。

まずは予告動画をご覧ください。

映画ジョーカーのあらすじその1 ゴッサムシティ

舞台は1981年のゴッサム・シティ。そこにうだつの上がらないコメディアンがいた。彼の名はアーサー・フレック。

アーサー・フレックは今日もピエロの恰好をして店の看板持ちをするためにメイクアップをしていた。

ラジオからは、ゴッサム・シティではゴミ回収のストライキが行われ、街はゴミで溢れている、といった不穏なニュースが流れていた。

アーサー・フレックが街中で看板を掲げて店を宣伝していると、不良少年たちがいたずらに彼の看板を奪って走って逃げていった。

慌てて追いかけていったアーサー・フレックは狭い路地で少年たちに逆に襲われ、散々な目に遭う。

アーサー・フレックが襲われた話は仕事場でも話題になっていた。同僚はアーサー・フレックに護身のために持ったほうがいいといって拳銃を渡した。アーサー・フレックは最初こそ躊躇したが、結局拳銃を持って帰ることにした。

アーサー・フレックの悩みの種は精神病だった。発作が出ると笑いをコントロールできなくなり、人々から変な目で見られた。

かつて彼は精神病院に入院していたことがあり、今でも市のカウンセリングに通っていた。カウンセラーはろくに彼の話を聞いていなかった。それでも処方箋をもらうために仕方なく通い続けた。

そんなアーサー・フレックにとっては、母親だけが心の寄りどころだった。母親は彼にいつも笑顔でいるように言った。世界に喜びと笑いを届けることが彼の人生の目的だとも言った。

アーサー・フレックはコメディアンになるために普段からネタ帳にネタを書き溜めていた。いつか人気コメディアン、マレー・フランクリンのトーク番組に出たい、といった夢を漠然と描いていた。

また、難病の子供たちのためにピエロの恰好をして病院でパフォーマンスをすることもあった。

病院で歌と踊りを披露している最中、あろうことかアーサー・フレックは拳銃を子供たちの前で落としてしまった。それもパフォーマンスの一つだという言い訳で逃れようとしたが、通じなかった。

同じ日の帰り道、アーサー・フレックは地下鉄で女性に絡んでいた三人組の男たちと遭遇する。アーサー・フレックは発作で笑いが止まらなくなった。

すると、三人組の男たちは女性からアーサー・フレックに標的を変え、彼に暴力を振るった。咄嗟にアーサー・フレックは拳銃を出し、三人に向けて発砲した。そのとき彼は自分の内に秘めた悪の魂が膨れ上がるのを感じた。

映画ジョーカーのあらすじその2 ピエロ事件

アーサー・フレックは病院に銃を持っていたことが原因でピエロの仕事を首になってしまう。銃のことを上司にチクったのはなんと銃を渡してきた同僚だった。

同じ頃、市が予算をカットしたために市のカウンセリングにも通えなくなってしまった。誰も彼のことなんて気にかけていなかった。

さらに母親が脳卒中で倒れ、入院してしまう。世の中があまりにも不条理なのは自分のせいなのか、あるいは社会が悪いのかは検討がつかなかった。

そんな中、アーサー・フレックを支えてくれたのは同じビルに住むシングルマザーの恋人、ソフィー・デュモンドだった。ソフィー・デュモンドだけは彼のジョークでよく笑ってくれた。彼のスタンドアップコメディーも見に来てくれたし、母親の病院にも付き添ってくれた。

その頃、警官がアーサー・フレックの下へ事情聴取にやってくるようになった。三人組がピエロの姿をした男に殺害されたというニュースはゴッサム・シティで大きな話題となっており、警察も犯人逮捕のためにやけになっていた。

一方でちょうど市民が富裕層による支配に鬱憤を抱えていたこともあって、被害者の三人が富裕層の人間だったことからも事件は格差社会の不公平さにピエロが成敗を下した、といった見られ方をした。

そして貧困層の人々は事件を起こしたピエロにある種のカリスマ性を抱き始め、崇拝するのだった。

それを機にゴッサム・シティではピエロのマスクをかぶった人々によるデモが起こり、市長選挙に立候補した政治家、トーマス・ウェインにも批判が集中した。

映画ジョーカーのあらすじその3 母親の正体

アーサー・フレックの母親は30年前に政治家のトーマス・ウェインの下で働いたことがあると言い、彼に今の状況から救ってもらおうと、手紙を書き続けていた。しかし一向に返事は来なかった。

ある日、たまたまアーサー・フレックが母親の手紙を見つけると、そこにはトーマス・ウェインがアーサーの父親である、と書かれていた。

母親に問い詰めると、母親はトーマス・ウェインから書類にサインすることを強要され、この事実をずっと秘密にしてきたことを明かした。

アーサー・フレックは事実を確認しにトーマス・ウェインの豪邸にまで足を運んだ。すると、門の側にトーマス・ウェインの息子ブルース・ウェインの姿があった。

アーサー・フレックは手品をしてブルースの気を引こうとしたが、すぐに関係者に見つかって門前払いされる。

翌日、劇場にトーマス・ウェインがいることを知った、アーサー・フレックは中に忍び込んで、トイレの中で彼を近づいた。

ところがトーマス・ウェインが父親であるなんてことは、アーサー・フレックの母親の嘘であり、母親は妄想癖のある精神異常者であることを告げられたうえ、殴られてしまう。

真実を追求しようと、精神病院の記録を盗んだアーサー・フレックはそこで母親がかつて重度の精神病を抱えていたことや、自分を養子に迎えていたことを知った。

アーサー・フレックは子供の頃、そんな母親から虐待を受けていたのだ。アーサー・フレックの精神病はそのときのダメージが原因だと考えられた。

アーサー・フレックはその事実に怒りを覚え、病室で母親を窒息させた。それまで人生は悲劇だと思っていたが、バカバカしくなって全ては冗談だと思うようになった。

その瞬間アーサー・フレックは理性を捨てたジョーカーとなり、理不尽な出来事に溢れるゴッサム・シティを変えようと犯罪の道へと進むことを決意する。

映画ジョーカーのあらすじその4 ジョーカー誕生

ある晩、アーサー・フレックに憧れのマーレイ・フランクリンの番組プロデューサーから電話がかかってくる。

なんでも彼のスタンドアップコメディーの映像の反響が凄かったため、番組に出演しないかという驚きのオファーだった。

アーサー・フレックは番組に出演するために髪の毛を緑色に染め、ピエロのメイクアップをした。そのとき彼はアーサー・フレックではなくすでにジョーカーになっていた。

家を出ようとすると、突然職場の同僚二人がアーサー・フレックのお母さんが亡くなったことを聞きつけ、やってきた。しかしそのうちの一人は以前に銃のことをチクった男だった。

ジョーカーは突然ハサミを使って同僚に襲い掛かる。ジョーカーは最後まで容赦しなかったが、もう一人の同僚のことは許してあげた。

映画ジョーカーのあらすじその5 番組出演

ジョーカーが外に出ると、刑事二人が彼の後を追ってきた。ジョーカーが地下鉄に逃げ込むと、そこはピエロの恰好をしたデモの参加者で一杯だった。乗客はみんなスローガンを掲げ、興奮していた。

刑事二人がジョーカーを追いかけようと、横柄な態度で電車内に乗り込むと、やがて乗客たちが刑事に襲い掛かり、袋叩きにしてしまう。ジョーカーはその隙を見て、テレビ局へと向かった。

マーレイ・フランクリンの番組に出演するために楽屋で待機していたジョーカーは、マーレイ・フランクリン本人と初対面する。

そのときジョーカーは、マーレイ・フランクリンに自分をジョーカーとして紹介してくれと頼む。

いざ本番が始まると、最初の掴みは好調で観客にもそれなりに受けていた。しかし人々が自分のことを馬鹿にしていることを察すると、ジョーカーは自分こそが犯人のピエロだと告白し、生放送中に銃を抜いてマーレイ・フランクリンを撃ち殺した。

これによって逮捕されたジョーカーだったが政府に不満を持ち、ジョーカーを支持する人々によって街は暴動が起こっていた。

そしてピエロのマスクをかぶった男が乗った救急車がジョーカーが輸送されていたパトカーに衝突し、ジョーカーを解放した。

また、男は、劇場から出て来たトーマス・ウェインと妻マーサ・ウェインを息子のブルースの目の前で襲撃した。

一方、ジョーカーは精神病院の中にいた。カウンセラーと話を聞いていた彼は、どうにかして部屋を脱出し、血だらけになった足を地面に擦りながら廊下を走り回るのだった。

>>【ネタバレ】映画ジョーカーのトリビアまとめ

>>映画ジョーカーの解説!ラストシーンの意味は?

【ネタバレ】映画ジョーカーのトリビアまとめ

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DCコミックのヴィランを基にした映画ジョーカーが劇場公開され、各方面から高い評価を受けています。そこで本作にまつわるトリビアの数々をまとめてみました。

映画ジョーカーが影響を受けた映画作品

映画「ジョーカー」のゴッサムシティを見て、真っ先に思い出される作品。それはマーティン・スコセッシ監督の「タクシードライバー」じゃないでしょうか。

ゴッサム・シティはもともとニューヨークやシカゴの街並みをモチーフにした架空の都市ですが、映画「タクシードライバー」も舞台はニューヨーク。そしてタクシードライバーが狂気に陥る様子を描いたダークな物語で、本作と共通点が少なくないです。

ちなみに映画「タクシードライバー」の監督マーティン・スコセッシは、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めています。

ほかにもマーティン・スコセッシ監督の「レイジング・ブル」や「キング・オブ・コメディ」からも影響を受けています。

また、本作には「タクシードライバー」、「レイジング・ブル」、「キング・オブ・コメディ」で主演を務めたロバート・デ・ニーロもコメディーショーのホスト役で登場します。

映画ジョーカーの元ネタ

映画ジョーカーの脚本は大部分がオリジナルストーリーですが、部分的には1988年に発売されたグラフィックノベルの「バットマン・ザ・キリング・ジョーク」がベースになっています。

バットマン・ザ・キリング・ジョークでは、映画ジョーカーと同じように主人公は売れないスタンドアップコメディアンという設定になっています。しかしジョーカーの職業はエンジニアで、妊娠中の妻がいるなど、映画とはかなり背景が違うのが特徴です。

チャーリー・チャップリン

予告動画の悲劇的なBGMとして使われている曲は、チャーリー・チャップリンの「スマイル」です。実はこの曲、映画「モダン・タイムス」で起用されたテーマソング。

労働者の個人の尊厳が失われ、機械の一部分のようになっている世の中を笑いで表現した喜劇ですが、ゴッサムシティで不当な扱いを受けるジョーカーの状況ともマッチしています。

予告動画では劇場で「モダン・タイムス」が上映されているシーンまであり、チャーリー・チャップリンからも多大な影響を受けていることが分かります。

ゴミストライキ

ゴッサムシティでは労働者によるゴミストライキが行われ、街にゴミが散乱する非常事態に陥っていました。そのせいで街は不衛生になり、大きなネズミが溢れるカオスな状況になっていましたね。

一見、さも漫画的なシチュエーションのように感じられますが、実はあれと同じことが1968年にニューヨークで実際に起きたことがあります。

ゴミ収集業者で働く労働者たちは少ない賃金に抗議するためにゴミの回収を拒否し、9日間でニューヨークの街にはなんと3万トンにもおよぶゴミの山ができたそうです。

つまり映画ジョーカーのあの世界観は、現実ともつながっているのです。

ケイン

アーサー・アフレックが通う心理カウンセリングのカウンセラーといえばデボラ・ケイン。

アーサー・アフレックは彼女に対し、自分が抱える日々の問題を相談しますが、彼女はほとんど彼の話に聞く耳を持たず、薬を処方するだけの存在でした。

最終的に市の予算削減のためカウンセリングは打ち切りとなり、アーサー・アフレックは薬をもらうことができなくなり、ピンチに陥ります。

そのときもデボラ・ケインは自分にできることは何もないと言って、アーサー・アフレックに別れを告げるのでした。

そんなデボラ・ケインは、実はバットマンとジョーカーの共同クリエイターの一人、ボブ・ケインから名前が付けられており、ジョーカーの生みの親のオマージュともいえるキャラクターだったのです。

バットポール

アーサー・アフレックが自分の父親だと信じるトーマス・ウェインを尋ねたとき、門の前で後にバットマンとなる少年ブルース・ウェインと遭遇します。

アーサー・アフレックは手品などを使ってブルースの気を引こうとしますが、結局関係者に見つかり、門前払いされてしまいます。

あのシーンでブルース・ウェインが一人庭で遊んでいるとき、彼がポールにつかまって滑り降りる場面があります。あのシーンは1966年のバットマンシリーズに登場するバットポールをモチーフにしていると考えられそうです。

ブルース・ウェインは自分の家の庭にあった、あのポールからアイデアを得てバットポールを考案したのかもしれませんね。

ジョーカーの相棒ギャギー

DCコミックにおいてジョーカーには、人気キャラクターのハーレイ・クインの前にギャギーことギャグスワースと呼ばれる相棒がいました。

ギャギーは小人症のピエロで、ジョーカーと共に凶悪犯罪を起こしていきますが、それはまさに映画ジョーカーに登場したゲリーと重なりますね。

ちなみにギャギー(Gaggy)とゲリー(Gary)は英語で書くと、 スペルがとても似ているのが特徴で、本作では優しい人物として描かれていたゲリーも今後続編でジョーカーの影響を受けて凶悪なヴィランとなる可能性が高いです。

ヒースレジャー

ラストのクライマックスシーンでジョーカーは暴動の参加者によってパトカーから救出され、ボンネットの上に立ち、自分の血を使って割けた口を描きます。

あの一連のシーンのジョーカーは、映画「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じたジョーカーとそっくりでしたね。

一方でジョーカーを演じたホアキン・フェニックスはヒース・レジャーを始め、過去の作品のジョーカーを参考にはせず、オリジナルのジョーカーを表現をするようにしたとインタビューで語っています。

それでも二人の俳優によるジョーカーがまるで同じ人物が演じているかのような瞬間が生まれたのは奇跡のようでもあります。

ウェインファミリーが見ていた映画

トーマス・ウェインとマーサ・ウェインは息子のブルースを連れて映画館から出て来たところを強盗に襲われ、命を落とします。

事件の前に家族が映画館で見ていた作品といえば「ゾロ」です。ほかにも同じ映画館では、ミッドナイトクロスが上映されていましたが、どちらも1981年公開の作品で、映画ジョーカーの舞台となっている時代ともマッチしています。

ちなみに家族があのときにゾロを見ていた理由は後にブルース・ウェインがゾロの黒いマスクからインスピレーションを受け、バットマンのマスクを使うようになるから、と言われています。

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